根津と時々、晴天なり

大好きなものをひたすら言葉を尽くして語りたいブログです。

【音楽】2021年7月の音楽

 2021年7月の音楽。なんというか、新しい音楽を聴かない月だった。このことがずばり自分の現在地を示している気がする。

 

TRIGGER『DIAMOND FUSION』

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 相変わらず毎日アイナナのゲームにはログインしているしデイリーミッションをちゃんとクリアしている。そしてストーリは進まない。第一部八章までクリア。

 なんやねん、全然ガチャ引けなくない?と思ってたけれど、そんなこと無かった。ちゃんとログインし、イベントを消化すれば知らない間に石が溜まっていく。そして私は時々、自分の運を試す為に10連ガチャを引く。時々URを引けて嬉しい。そういうぐらいの距離感でいきたい。週替わり日替わりで推しキャラが変わりますが、7/31現在はRe:valeの千さんです~。自分が進めたストーリーの段階ではまだ登場されないですけど、ラビチャ?というのかしら、愛着度みたいなものを溜めると公開されるチャットストーリー読んでて「えーん、千さん好き~」になる。というか、物の考え方とか振舞い方の参考になる。

 

ASIAN KUNG-FU GENERATIONソラニン

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 良い音で聴く好きな音楽というのは本当にいいものですね!

 

ASIAN KUNG-FU GENERATION『架空生物のブルース』

 アジカン好きの私ですが、おそらく生涯で一番聴いてるアジカンの曲が『架空生物のブルース』で、7月はとにかくずっとこれ聴いてた。理由はシンプルに「一番静かで落ち着いている」から。それぐらい、音楽を聴けない月だった。新しい音楽を聴く気にならないし、感想をまとめる気にもならない。知っている曲をただなぞるような、でもそういう休め方もあるでしょう?これが休んでいることになるのかはわからないけれど…。

 

 ということで、7月の音楽。あまりに中身が無くて書くかどうかも迷うけれど、6か月も続けているとやめられない。人間ってのはそういうものです。

【雑記】最近考えてたこと/政治について

 ふと、私は「華胥」(『華胥の幽夢』より)に登場する慎思(「しんし」と読みます)の言葉について考えていたのでした。以下引用です。

「なのでしょうね。私は取りあえず、違うと思う、とは伝えました。これが正しいと示すことはできないけれども、あなたのしていることに賛同はできない、と。それを聞いてもなお、自身の道に確信が持てるのであれば、砥尚の思うようにやってみればいいでしょう」(「華胥」 p.286)

  これは慎思が砥尚と喋っているシーンです。砥尚というのは慎思にとって息子同然の存在なのですが、考え方に関して二人には相違があるのでした。簡単に言うと、国を荒廃の一途に陥らせている現国王に対して抗おうとする急進派の砥尚と、穏健派の慎思という構図。慎思は砥尚の急進的なやり方に対して賛同できない意を表明した上で、砥尚のやり方を尊重はするということを言っています。。

 私は、「賛同はできないけれど、尊重する」という慎思のこのスタンスに、少し甘さを感じつつも、惹かれていることを否めません。というよりも、私はもう10年近く前(おそらく)にこの本と出会ったときに思いっきり影響を受けてしまったのです。価値観形成に十二国記からだいぶ影響を受けてます。

 

 先の都議選の開票速報を追っていて、ふと、「選挙って面白いなあ」と思ったのでした。そして、私がなりたい人物像って何だろうなあということも考えていたのでした。つまり、どのような人間に魅かれるのか、私はどのような人間になりたいのか、ということです。

 

 さて、正直に言うと、私の中には政治に対する漠然とした恐怖があります。恐ろしい闇があります。政治って面白いと思うけれど、一方で見るに耐えられないことが起こっている。ずっとそう思ってました。そして見えない恐怖について知ったところで私には何もできない、何も変えられないという気持ちがあります。

 そうした諦念が積り積もって今の日本のこのような状況があると思いますが、実のところ、日本のこの状況に対する強い憤りが自分の中にはない、ということに絶望しています。私は怒れないのか、と。この期に及んで、私は怒らないのか、と。

 ということで、少しやり方を変えることにしました。怒りが起こるのを待っていても私という人間はどうやら行動しないらしい。であれば、違うやり方で、私のスタイルで、私なりに政治と関わる必要があるのです。

 少しずつ気になったニュースを掘り下げることから始めようと思います。試しにラジオを聞いたり新聞を読んだり、いつもは読まないジャンルの本を読んだりしています。サボるときも当然ありますが、少しずつ習慣になればいいなと思って、やっています。

 私は人間の愚かさを見つめることがしんどいのですか。どうなんですかね。見なければ存在しないのと同じですからね。でも私にとっては存在しなくてもそれは幻ですからね。そして悲しいニュースを見ると、疲れているときなんかは本当に心が弱ります。泥に足元すくわれてそのまま抜け出せないような。でも、私より大変に苦しい思いをしている人はたくさんいて、自分が苦しむなんてお門違いなんだ、そういう息苦しさもあって、難しいなと感じます。私がオロオロしたままでは誰も救えないし、無知であることで誰かを傷つけることがあるならば、私は学び続けなければならないと思います。そう、結局何もしなければ何も変わらないんです。であれば、たとえ何かを変えられなくても行動したい。

 

 「華胥」の中でこんな言葉が登場します。

 「責難は成事にあらず」

 文字通り「人を責め、非難することは、何かを成すことではない」という意味です。その通りだと思いますが、この言葉で以て、人を責め、非難する人々の口を閉ざそうとするのは違う気がします。人を非難することも必要なことです、間違いなく。人を非難しないことは、己の怠惰によるものなのか、非難しなくていい立場に置かれているからか、一考する余地はありますよね。

 結局どのように振舞うかは個人の在り方の問題です(ああ、すごく十二国記的な考えだ)。だからそれぞれが生きたいように生きればいいと思っていて、ただ世の中を変えたいと思っている人の足を引っ張るのは違うので、応援したいなあと思います。

 私はTwitterをやっているけれど、どうもジャンル別にアカウントを分けるのが苦手で、好きな音楽のこともアイドルのことも、生活のことも、本のことも、切り分けられないものだから、逆にもっと混沌を極めたTwitterワールドにしたいなあ…。

 

 と、突然こんなことを考えたのは、先にも書いた通り都議選の開票速報が面白かったからです。選挙結果1つをとっても、見る人によって見方が異なりそれはつまり世界が異なるというわけで、明晰に各人分析をしていく様は、陳腐な言い方ですけれど、「すごいな…かっこいいな」と思いました。ただ、「誰も知らないことを私は知っている」という魔法に簡単に?かかれるのが世に蔓延る陰謀論だと思っていて、「誰も知らないことを知っている」という知識の所有は少し危険。知は所有するものじゃなくて、創造する?発見する?広げるものなのだろうと思います。うむ。

 

 最近考えていることでした。常に変わっていけたらいいよね。

【アジカン】また一つ最高のエンドロール曲が誕生してしまった/『エンパシー』

 映画のエンドロールが好きなんですね、私。

 

ちなみに、映画『東京喰種【S】』主題歌なのですが、ぜひ劇場でエンドロールで流れるであろうこの曲を聴きたい(本編は見ても見なくてもいいけど。この曲が流れるエンドロールだけ見たい、なんて思うことありませんか?)

【女王蜂】踊らにゃ損損/『Introduction』 - 根津と時々、晴天なり

私的エンドロールで聴きたいソングを収集中で、パッと挙げると、ゲスの極み乙女。『ロマンスがありあまる』(映画『ストレイヤーズ・クロニクル』より)と米津玄師『海の幽霊』(映画『海獣の子供』より)ですが、この『Dear Snow』も間違いなく映画館のエンドロールで流してほしい曲です。

【嵐】『Dear Snow』についてつらつら考えたので - 根津と時々、晴天なり

これ、映画館の椅子に深く沈み込んでエンドロールでしみじみと聞きたい…(映画のエンドロールも好きなのです私!)

【アニメ】私はこの「瞬間」に恋している/アニメ『BURN THE WITCH』本PV② - 根津と時々、晴天なり

 

 エンドロール曲というのをかつての私はこのように書いてました。

エンドロールで聴きたいってのは、自分の頭の中の映画本編のイメージと曲が合っているということであります。最近になって自分はエンドロールが好きになっていて、「エンドロールが好きって何事?」って自分でも思うのですが、あの本編が終わった後のぐぁーーーーーんとした余韻にゆっくりと浸かりながら聴く主題歌ってすんごく良いのですよ。

【嵐】『Dear Snow』についてつらつら考えたので - 根津と時々、晴天なり

 

 今思うのは、エンドロールというのは、映画という非日常のフィクションの世界から、退屈でささやかでありふれた日常の世界に移行する、両者の世界の境界なのだろうな、ということです。

 エンドロールには、内省が伴う。先ほどの映画は何だったのだろう。あの興奮は何なのだろう。ストーリーの、台詞の、登場人物の、構図の、あのシーンは何だったのだろう。それが胸に去来し思考が渦巻く時間。そんな時間に寄り添う音楽を、私は素晴らしいエンドロール曲だと言うのかもしれません。

 つまり、音楽を聴きながらふっと遠い場所のことを考える空気を含んでいる曲は、エンドロールと相性がいいのかもしれない。

 

ASIAN KUNG-FU GENERETION『エンパシー』

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empathy 
 the ability to understand another person’s feelings, experience, etc.

https://www.oxfordlearnersdictionaries.com/definition/english/empathy?q=empathy

 英単語は英英辞書を引くとニュアンスが掴めていいぞ!ってどこかで教わった!

 他者の感情や経験を理解する力、それがエンパシー。今の時代に大切な力。

 

 ギターとボーカルで始まる静けさ、そしてベースとドラムが入ってくるこの流れにハッとさせられました。特にリズムを細かく刻むハイハットの気持ち良さよ。疾走とか焦燥とはちがって、時間が動く、物語が始まる感じ。この出だしから作品のTeaserなどで既に公開されているエネルギッシュなサビにどうやってつながるんだ?と思ったけれど、滑らかにつながっていく様にうきうきします。え~すごい。ちょこちょこと前に出てくるベースの音も「すっきっ…!」ってなります。バンドの音楽って、それぞれの音が組み立てられているな~という、すぐそこにあるのに気づかなかった発見に興奮しています(浴びるようにK-POP聴いてるからこそ気づくバンド音楽の良さ)。DTMとかよくわからんけれど、バンドスタイルと机の上で作っていく音楽では、作り方も違うのかしらね。そこらへん音楽を作る人はどうなんでしょう。音楽をやらない私の想像だけど、楽器を鳴らしながらの音楽は肉体の制約(手の数指の数は有限)がある一方で、DTMでは自分が弾けない音楽、技量に凝った音楽を作れるのかしら、とか。逸れた。

 この曲を聴くと「穏やかな時間を過ごしたい」という気持ちになるから不思議です。何もしない時間、空白の時間、真っ新な時間に、何かを振り返りたくなる。そうして呼吸を落ち着かせて、また、動き始めることができたら。その繰り返しで生きられたならいいのになーと。

 空っぽの時間に、自分のこととかまだ見ぬ誰かのこととか、考えられたらいいっすよね。エンドロールだなー。

 8/4発売。うーむ。買おうかなと思案中。

【植物】ポケット図鑑を買うの巻

 被写体として一番多いのはおそらく食べ物ですが(数えたことはないので正確ではないけど、まあ多分食べ物を一番撮っている、何故なら食べることが好きだから!)ただ意外と植物の写真を撮っていることに気づき、そういえば植物の名前を覚えたいなと思ったので草花図鑑を買いました。樹木も覚えたいところだけど、とりあえず手近な野草から…。文庫本だし、とりあえず使ってみて、続けばもっといいのを買おうと思ってます。

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【アニメ】メイシーちゃんに再会する

 メイシーちゃんを知っているか。知らない?

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 メイシーちゃんはねずみだ。ねずみの女の子らしい。

イギリスの絵本作家ルーシー・カズンズが描く人気絵本シリーズの主人公メイシーちゃん。ねずみの女の子で、明るく好奇心旺盛。新しいことにチャレンジするのが大好きで、料理や楽器の演奏も得意です。仲良しのお友達のりすのシリル、ひよこのタルーラ、わにのチャーリー、ぞうのエディと一緒に遊んだり、お出かけしたり、毎日の暮らしの中にあるちょっとした冒険を楽しんでいます。

https://copyrights.co.jp/property/maisy/

  日本ではNHKの教育テレビで一時放送されていた。どうやらピンポイント放送だったらしく「これを見た!」と宣言すると世代がばれる。最悪、年齢がばれる。まあいいか。プラスマイナス3くらいは幅があるだろうし。

 アニメのナレーションは仲村トオルさんだったらしく「マジか!?」となっている。願わくば日本語版をもう一度見てみたいのだが…。むむう。

 そして昨日、このメイシーちゃんの公式オフィシャルチャンネルらしきものをYouTubeで見つけてしまい、びっくりしてしまった。

 メイシーちゃんだー。かわええー。

 まあとにかくメイシーちゃんは行動的で、飛行機を飛ばした話はもうそれはびっくり。アクティブすぎる。退屈とは無縁、毎日が新鮮で楽しそう。そこにあるものをただ楽しむメイシーちゃんの姿に、私もこんな風になりたいな、とか真面目に思ってしまうのであった。

 さて、幼い頃メイシーちゃんのアニメをいくつか見たことはあったのだけれど、どういうところが好きだったかというのはもう記憶の彼方に。ただ、今見て「いいな」と思うところがあったので少しだけ書いておこうと思う。

 まずアニメの色彩として色がはっきりしていてカラフルなところが好き(ぱっきりとした色が好みなので)。

 あとメイシーちゃんがパンツルックなのも好きだな。もちろんどんな服でも彼女が着たいものを着ればいいのですが。活動的なメイシーちゃん、とても実用的な服ですけれど(大体はパンツスタイル)時々花柄が入った帽子とかオーバーオールとか着ていると胸がぎゅっとしてしまう。着たいものを着るってのがやっぱりいいよね。

 服に関してもう少し言うと、昔の自分は「ダサい」という言葉がそれはそれはとても怖い言葉で、「ダサいって何?」ってずっと思ってたし、同様に「センス」という言葉も怖かった。明確な基準はないのに見えないルールに爪弾きされることを恐れていた。で、いまだにファッションって面倒だなと思っていて、食べることに比べポジティブな気持ちになりにくい分野なのだけれど、それでも自分の気持ちがあがる服ってのはあるよね~と思った。メイシーちゃんは本人が居心地良さそうな、好きな服を着ているってのがわかるので(彼女は暮らしを大切にしてそう)見てて憧れる。

 あとメイシーちゃんの周りには、愉快な友だちがいて、好きな時に会い好きなように遊ぶ。失敗しても「いいってことよ~」と受け止めネガティブにならないところがいいなと思う。メイシーちゃんの世界に喧嘩とかあるのだろうか(まだ喧嘩エピソードは見られてないので、あるのかすらわからない)。

 

 ということで、自分今退屈しているなあ、なんかうまくいってないな、と思う時、最近はメイシーちゃん(師匠)の姿を思い浮かべている。最低限一日一個ぐらい、面白いこと楽しいことを見つけたり生み出せたらいいな、と思っている。

 

のうじょうのメイシーちゃん (めくったりひっぱったり)

【音楽】2021年6月の音楽

 2021年6月が終わる。どうだった?6月。

 

VERIVERYのミンチャンさんが戻ってきた

 

 

  あのときの喜びを忘れないようにしたい。人は忘れる悲しい生き物だけれど、好きな人たちが踊って歌っている喜びを当たり前だと思わないようにいられたらいいな。

 

ハスルさんも帰ってきた

 

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 私がLOONAというグループに興味を持ったときはハスルさんはお休みされてて、おお、私がLOONAに興味を持ってから初めてのハスルさんinステージだ!(前置詞の使い方は適切だろうか。on ステージの方がいい気がする)

 LOONAには各メンバーに象徴動物というのがあるので、なるほど、こういうこともできる。ハスルさんの針に糸を通すような柔らかく繊細な歌声が活きていて嬉しい!と思った。

 

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 宇多田ヒカルの『PINK BLOOD』もよく聴いた。『不滅のあなたへ』にも興味があるけれど、まだ手を伸ばせていない。いつか。

 この曲を聴きながら、LOONA然りアイドルグループという存在は本当の意味で「自分たちらしい音楽」をリリースすることは不可能なのかどうなのか、ということを考えていた。本当の意味で?つまり?つまり、もはや自分らしさというのが議論にのぼらない音楽。

 「私は私のままで」というメッセージは、裏を返せばそうして鼓舞しなければならないことを意味している。本当に私のままでいられるなら、きっと誰も「私らしくいよう」なんて思わないし、いちいち言わない。

 音楽に救われたと堂々と告白しながら、「あなたたちはこの方が似合う」とアーティストに要求することは矛盾した行為と言えるのか。音楽は、未知や驚異をもたらす「芸術」と、自分の趣味嗜好が現れやすい「消費」の挟間に立つような気がしていて、そこが難しい。「○○であってほしい」と願うことは、どちらかと言えば消費的な視座に立ち、鑑賞者でいたいと思うのにどうも消費者に寄って行ってしまうのは何故だろうな。国民プロデューサーという考え方もどこか消費的。それが悪いのではなく、至る所に入り込む「消費」とは一体何だ?という問題。私たちは誰をも所有しないはず。

 

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 私はこの曲が好き。

 うむ。マジで「それな」と思う歌詞。

 レイさんも参加してますけど、なんだろう、レイさんのパートでパッと雰囲気が明るくなって、あ、この人エンターテイナーなんだなって思った(レイさんパートの前のセフンさんパートでギアを少し落とすことによる効果ももちろんあるのでしょうが)。すごくないですか? 

 

アイナナにハマる

 イエス

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  毎日ログインして、デイリーミッションみたいなものもやっている。こうなったらしばらく続けますね…我に返らない限りは。何故この二人なのか(他のメンバーのユニット名は無いんですね?)環くんと壮五くんのユニットMEZZO"の『雨』と、IDOLiSH7の『MONSTER GENERATiON』とZOOLの『4-Roar』がお気に入りで、大概この三曲でひたすらリズムゲームを遊んでいる。色々情報収集していると、なんだか割と鬱展開っぽくて(というか皆さん色々ありすぎます)すごく「人間」って感じが。濃いよ、アイナナ。

 

愛する準備

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 みんなかっこよくなってな~~~という気持ち。ディノちゃんがすっかり垢ぬけてしまったのは数年前からなのかしら。

 なんだろう、すごく眩しいと思った。恋っていいものなんだろうか、楽しいことかしら、と真面目に考え込んでしまった。Can we stay together~と口ずさみながら、Can we stay togetherか~と反芻する自分。

 この曲に限らず、歌われていることに感動することはもちろんあるのだけれど、じゃあ共感するかと問われると微妙で、難しいし時と場合に寄る気がするし断定もしない。数々の愛を細分化することに意味があるのかないのか、まあ、意味はあるか。それで解像度が高くなって楽になることはある。何はともあれ、好きだなと思う人と一緒にいられたり一緒にいなくても程よい距離感でいられたら最高じゃんねー、と思いながら日々考えている。ていうか、愛ってなんだ。

 春風のようにさっぱりとしたこの曲が、私にはとても眩しい。眩しくて、少し痛いけれど、コンロの前に立ちながら時々口ずさんでいる。

 

ノエアごっこ

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  個人的な思い出としてNo Airは冬の曲だと思っているのだけれど、派手な音楽聴けないな~と思う夜にNo Airは結構いい。本当に無理だとまた別の音楽を聴くよ。人気のない場所は要注意だけれど、ノエアを聴きながら荒んだ気持ちでパーカーに両手ツッコんで猫背で歩くのを私は「ノエアごっこ」と呼んでいて、楽しい。おすすめ。

 

 毎晩死んでも 朝になると息をしている。今月も色々あったね。明日からまたやっていこう。

【読書】新☆ハヤカワ・SF・シリーズは外がビニールで中が黄色

 読書は趣味というよりは習慣であり「散歩が習慣なのよね」と同レベルで語ることができるだろうと思っているのが(ちなみに「習慣:散歩」はなかなか続かない。できれば毎日散歩したいところ)読書と一言で表現しても、その内実は人によって様々で、「趣味:読書」という不用意な告白は己の首を絞めるだろうこと、経験則から十分理解している。つまり何が言いたいのかというと、私は本を読む人間ではあるが、まだまだ(∞まで続く)読めていないわけであり、特にSFというジャンルは未開拓の領域だから、お願いだ、SFについては聞かないでくれ!ということだ。SFとの思い出は、小学校の頃、学校の図書室で本を借りるたびに星新一のショート・ショートを紛らせていたことぐらいか。

 そんな私「新☆ハヤカワ・SF・シリーズ」とやらに手を出した。完全に「装丁買い」である。

 

 新書のように細長くてコンパクト、小さな鞄にも入りそうな大きさ(縦18.4×横10.6のポケットブック判だって)で、外側にはなんとビニールカバーがかかっている!これは、テンションが、あがる!そして中のページはクリーム色。これもまた珍しい…?普通本を読んでいてもお目にかからない色だ。リングノートのロールバーンみたいな色です。話変わりますが、ロールバーンって何であんなに表紙のイラストが可愛いのだろう。リングノード書きにくいのに、表紙だけで買いたくなるやつ。「新☆ハヤカワ・SF・シリーズ」ビジュアルが独特です。私は平積みされたやつを手に取ったけれど、本棚に並んだ状態だと銀色の背表紙がこれまた不思議。なんだろうなあ、背表紙(銀)と、ポケットサイズでビニールカバーと、中がクリーム色、というのが、すごく多面的じゃないですか? そうでもない? 背表紙だけ見ると「なんか銀色で厳めしいから」という謎の理由でスルーしちゃうところあるのですが(あくまで私個人の好みの話です)うーむ、ページの色がクリーム色なのにはやられる(あくまで私個人の好みの話です)。

 とりあえず何か一冊は持っておきたい所有欲に駆られます。つい最近、面白そうだと思った『こうしてあなたたちは時間戦争に負ける』を買いました。まだ読んでないですが楽しみ。

こうしてあなたたちは時間戦争に負ける (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)