Road to Kingdom。ドボは一貫して「王になる」ということを主張しているわけだけども、これはとても大きなことです。「王になれるかどうか」は問題ではない。「王になれるだけの実力があるのか」も問うていない。「王になる」ということを宣言した時点で、あとそこへの道を着々と歩むのみ。事実は後から付いてくる、と言わんばかりのパフォーマンスを繰り広げていて、ドボは「王になる」と宣言できた時点で勝敗が喫しているような、そういう感覚さえあります。
こうして通常verを聞くと通常verは清らかさ?(荘厳さ?)成分が幾分抜けていると思うのですが、ブリッジパートというのかCメロというのかラストのサビに入る手前のパートは原曲でも健在で、Road to Kingdomのパフォーマンスではここに上手く繋げる形でアレンジしたもんだなーと思いました。そして結局善と悪は審判者の前には服従するオチもかっこよかったなぁ(ジェイユさんの顔)。
この人も覚えやすい顔立ちしています。NCT DREAMのチソンさんとなんかイメージが被る。Take It Slowの個人フォーカス見て、ぴよぴよ感に全私が溶けた。これはRoad to Kingdomだけでイメージを作るのは尚早に過ぎる…。
全然知らなかったTOOですが、こうして見ていくとオーディション番組発グループあるあるというか、どうも系統が違うメンバーが一緒になっている独特の面白さがあります。事務所で選抜して作られたアイドルグループにはないバラバラ感。事務所選抜って、そもそもその事務所に入る過程である程度、ふるいがかけられているし、入った後も事務所の教育とか共同生活で、なーんか空気感が似ていると思うので。TOOは多様過ぎて、楽曲によってぴったりコンセプトに合うメンバーがはっきりしすぎている。これはRoad to Kingdomのパフォーマンス だけでなく、例えばTake It Slowのパフォーマンスを見てみたりデビュー前の番組プログラムまでさかのぼらないと魅力がわからんと思います(これを書きながら、Take It SlowのチャンFocus見て言葉を失っている。なにこれ、すごいもん見せてもらっている気がする)。
Road to Kingdom出演全アイドルの中で最年少なのですが、本当によくやっているなぁ…と思います。カンミンのフォーカスで一番好きなのはミンチャンに魂抜かれているところは完全に目が死んでいるのに、それ以外はずっと目力がすごくてその眼差しの強さに、負けん気を感じます。カンミン泣き虫だけど気が強いよな。あと多分これに限らずいつも一生懸命で手を抜かない子だなと思います。