根津と時々、晴天なり

大好きなものをひたすら言葉を尽くして語りたいブログです。

【K-POP】Road to Kingdom 2次コンセプトパフォーマンス感想/Golden Child編

次はゴルチャことGolden Childです。

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  • ウンギちゃんさん良いリアクション
  • リフトが高いなぁ…とまるでシンクロ競技を見ている気分になる
  • カンミンちゃん顔がいい
  • こ、これは、音ゲーのWANNABEでは!?
  • 声が良い
  • 10人もいるのに声の聴き分けしやすいのいい
  • ジュチャン大勝利
  • オケアレンジいいな
  • 穏やかで心地よく見られるやつだ
  • K-POP才能ありすぎて嫌になるな
  • 「なんで俺たちの後に~~~」と叫ぶイーション先輩マジでウケる
  • ラストにかけてとても華々しくて良い
  • 名器を追い求め続けるバイオリニストというストーリー?
  • 全員歌えるから全編通して仕上がりにムラがないのがゴルチャの良さ

パガニーニの「24のカプリース」の第24番ですね。調べたらバイオリン奏者にとっての難曲とか書かれてましたけど本当ですか才能ありすぎませんか。パガニーニという人は「ヴァイオリンの鬼才」らしく、クラシックにまったくもって明るくない私がちらっと調べようものなら「なんかヤバい人のヤバい曲」という結論になってしまう。番組プログラムの悪辣さにスケールが釣り合ってなくね?(悪辣は言いすぎか)

まずはそういった事後に調べたこと抜きの感想に行ってみると、まず私はこのWANNABEという曲をそこまで追ってなくて、もはやSUPERSTAR WOOLLIMを遊びながら知るという入り口でして「あ!!!音ゲー」って感想はそこです。特にサビは音ゲーで遊んでても楽しいところでして結構プレイしています(HARDで☆3は獲得できないんですけど)。ということで、曲良いよなぁーという当たり前だけど大事な感想。ダムダディなゴルチャが好きだけども、繰り返し言うようにシックなゴルチャも似合っているんだよなぁ。

何度も観ているとボーカル層の厚さに痺れます。パートが細かく分かれていて出てくる人出てくる人違うのに温度が一定に保たれているのは、極端にボーカルのレベルが落ちることがないからだと思っているんですけど、だから最後まで流れるように聞ける感じです。

 

ドンヒョン→https://youtu.be/dRQWbcPfVsE

放送バージョンは、結構全体を捉える撮り方をしている感じがしていて、リフトで上げられている人が誰かまで見れてなかったけど、小柄でメインダンサーなドンヒョンだったか。さらっとやっているけど、だいぶ難しいことしていると思う。しばらくカメラが混乱します。ドンヒョンCAMで見るといまいちわかりにくいけど、他メンバーCAMで映るドンヒョンさんのキレがやばい。

 

ジボム→https://youtu.be/JW5d63MZcnk

ジボムは元気か?ステージ上のカメラに映らないところで待機している感じが見られるのはRoad to Kingdomならではだなと。演出上スポットライトを当てる人を絞る必要があるし文句はないけど、パートはあるのに記憶に残らない場面がいくつかあって、仕方ないから私はこれ見るよ~~~せめて、って感じだ。

 

スンミン→https://youtu.be/R0E4uaYf59I

スンミンちゃん!!チャンジュンからバイオリンを受け取るところ、本当になんてことない場面ですけどそれだけでウルっとしてしまう私はヤバいやつなのか。ほんとどのグループも段取りを考え小道具を持つタイミングも考えて準備しているパフォーマンスなんだよなぁ…

 

ジェヒョン→https://youtu.be/_rqXMpEkfh8

結構移動が厳しいところがあってハラハラするやつ…。忙しいね。ジェヒョン君微妙に襟足長族になってる…いいけどいいけど…私はジーニー期のアッシュがめちゃめちゃ好き。

 

デヨル→https://youtu.be/hQiYffipIJg

デヨル兄さんだ~~~。というかトータル7回くらい見て気づいたけど、そうかゴルチャはバックダンサーさんはいなくてその代わりオケに外から人を使っているのか!!!だから個人フォーカス見ていても、メンバーしか踊っている人がいない…。今回の衣装は、長身雰囲気のデヨルさんには似合うやつだよなと思いながら見る。

 

チャンジュン→https://youtu.be/0t6qIOhAP8k

チャンジュン顔が良い。あと個人的に萌えるのは、年上メンバーってことですね。いいやつだよほんと。

 

ボミン→https://youtu.be/uTqjCEjZZmY

ボミンさんの成長に言葉を失う私。私はボミンさんのことがいつまで経ってもわからない。バイオリン受け渡しでちょっと笑うボミンさん、強い。

 

ジュチャン→https://youtu.be/6uALCVnw_4A

本当にお疲れ様~~~。君無しでは成り立たないパフォーマンスだよこれは…再生回数が一人だけすごいよ!

 

TAG→https://youtu.be/FGeSX-Omz3w

テグさんかっこよ~~~。なんというかテグさんのかっこよさってなんでも自分のものにできてしまうかっこよさなんだよな。似合わないスタイリングないメンバーの筆頭。

 

Yさん→https://youtu.be/kWLI58tQYeI

身体能力高…

 

個人フォーカスも見てきたのですが、実は一番好きなカットはパフォーマンスとその前後事前練習などの様子も収録したこれなんです…

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この最初の事務所屋上での兄貴たちの3巨頭会談…。こういうのめっちゃ高まる。好きだわ。…。なんて言っているか知らないんですけど(知らんのかい)よくわからなくても、なんとなく雰囲気はわかるもので。これ見れて嬉しかったなという感じ。好感度上がるよ!

ということで、ゴルチャの感想でした。次はONEUSですね。

【K-POP】Road to Kingdom 2次コンセプトパフォーマンス感想/ONF編

次はONF(オネノプ)です。

2番手ですね。We Must Loveのパフォーマンスを披露しました。

2. ONF:We  Must Love

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  • 謎の美女(のちにOH MY GIRLのユアたまと判明)
  • 衣装可愛いかっこいい
  • 美女に操られているオネノプ?
  • 泣いているようなメイクがめちゃめちゃ可愛いMK
  • ヒョジンの登場シーンめちゃめちゃいいな
  • この仮面と白手袋の演出ってなんかなかったか
  • おねのぷ×おまごる…(にこにこ)
  • タクト捌きがめっちゃかっこいい
  • というか編曲が神がかっている

ぬーーーめっちゃ好みだな(私の)。

時間を巻き戻す表現など、オネノプファンの心をくすぐる演出を加えつつ、新しいWe Must Love。ジェイアス先輩とイーションさん二人のパートで二人がすれ違う演出があったけれど、オネノプっていっつもすれ違ってんだよな…そういうとこ既存ファンは好きな奴…。今回めちゃめちゃ好きだなと思ったのが3点あって、1つはヒョジンさんの存在感が増しているところ。1次パフォーマンスの帝王感といい、あれだけ歌えるONリーダーだけど「俺についてこい」な引っ張るタイプではないし主張が強いタイプではないのだけど、ここにきてグイグイ出てきているのがいいなと。タクト捌きがめちゃめちゃかっこよく決まっていた。2つめはMKの泣きメイクが道化っぽくていいなということ(本人がちょっとピエロっぽい、道化役を引き受けちゃいがちなイメージが作用している)。3つめが、ユアたまとのダンスシーン。おねのぷとおまごるは年が近いのですぜ(にこにこ)ユアたまと踊っているジェイアス先輩は彼女と同い年ですぜ。ユアたまのカメラ目線もめちゃめちゃ決まっていて、抱きしめ抱きしめられる一瞬ちらっとこちらに見せる眼差しに、独占欲、執着心を感じてしまい、たまらんです(大好物)。

締めはなんとモスコゥモスコゥということで、最後まで気を抜かず物語を終える演出もいいなぁと思いました。そして一人一人が場面を担うなかでも群舞もちゃんと用意しているバランス感が良いなと思いました。

 

個人フォーカス

ワイアット→https://youtu.be/Tysh1o5g59I

仮面(笑)オネノプの個人フォーカスはどうやら舞台裏を覗けるという意味で面白そうだし、待機時間が多いのでパフォーマンスを見たいぜという点では退屈ではあるか。カクカクしているダンスが好きだなぁ。最後めちゃめちゃシュールなのでここまで見たほうがいいです。

 

イーション→https://youtu.be/dbQW-Ts3EEA

椅子並べるイーション先輩可愛い(笑)今回の2次パフォーマンスはカメラ動かし放題な演出をどう利用するかってのも見せ方の良し悪しを決める上では大きいかもしれませんね。待機からの舞台上に上がるところとか小動物みたい。

 

ユー→https://youtu.be/jiwSwDOgzT0

次はユト君。途中でカメラさんが完全に姿を見失っています。なんかオネノプの今回のパフォーマンスは動線が難しいというかタイミングが大事でバックダンサーさんと共にメンバーがとにかく不安そうに待っているところも個人フォーカスの見どころだな。

 

ジェイアス→https://youtu.be/-rktK_RHwY0

サムネが色っぽくて最高です。結構メンバー毎に運動量が違うなという感じ。ジェイアス先輩が一番多いか。

 

ヒョジン→https://youtu.be/52a8EyGOO-4

こちらもサムネが良い…。この人は出来る人なんだよな…でもポンコツさんでもあるんだよな、そのギャップがたまらんよなという個人フォーカス。バックダンサーさんに調節してもらったり聞いているの面白。

 

MK→https://youtu.be/BmGF-t-0C8E

サムネが良い。これは今気づいたけど、MKはモネク選抜のサバイバルにもONFとしてミクナにも出て、もしかしてRoad to Kingdom勢で最多サバイバル出演者ではないか?オネノプって、社交性のかたまり、みんなの兄貴ことワイオさんとリアクションがでかいヒョジンと一回ぎゃーぎゃー怖がってしまうイーション先輩がリアクション芸人と化していてて、MKの面白さが完全に内輪のものになっているのが私は面白いです。役割分担ってのがあるからね。いいんです。ヒョジンだけじゃなくて、MK君も歌えるからこそのこの楽曲なんですよねほんと。

 

ということで、なんというかカメラの限られた画角の範囲でどうみられるかってのがめちゃめちゃ意識されたパフォーマンスだなと感じました。これは普段の音楽番組ではできない贅沢だなって感じ。そういう贅沢さはRoad to Kingdomが忙しなくてあんまり考えたことなかったけど、まあ豪華ですよねその点は。

そしてここにきて私はオネノプの良さとは何かについて考えています。そりゃあ今も好きですけれど、デビュー期からだいぶ路線も変わってきていますからねー。それをRoad to Kingdomの中で考えていたりするわけです。私は少し前のこのカバーの雰囲気がたまらなく好きなので、これで沼落ちしてくれる人がいればいいなと思って貼っておきますよろしくお願いします。

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【K-POP】Road to Kingdom 2次コンセプトパフォーマンス感想/PENTAGON編

はい。ということで、1次パフォーマンスの興奮冷めやらぬ中2次パフォーマンスが始まっていて終わってしまいましたので感想書いていきたいと思います。1次パフォーマンスはめちゃめちゃモヤモヤしたのですが、その時の気づきも踏まえて2次パフォーマンスは盛大に盛り上げていきたいと思います、祭りじゃ祭りじゃ!3次もこのテンションのまま進むとは限らないので、2次はとことん楽しもうと思っています。

ということで、なんと7グループで7日間毎日投稿しようと思います(大丈夫か)。毎日書くのではなく時間があるときにガーっと書いてちまちま投稿するつもりです。パフォーマンス順なので、1日目はPENTAGONです。

なおルールとして

  1. 良いところ好きなところ見つけてひたすらに愛でる
  2. 順位はつけない
  3. でも比較はするかも
  4. 他グループのリアクション込みで楽しみます

でやっていきます。

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【NCT127】Punchと地下通路

感想を書く上で、曲の感想ではない話なんて読む側からしたら邪魔だろうなぁと思うのだけれど、なんだか最近自分の個人的エピソードと絡めないと曲の感想が書けないというか、むしろ、ホットケーキミックスが曲の感想だとしたら、そこに入れる卵と牛乳がその時の私の状況だったり曲を聴いているその時の心情みたいな感じで、それらをさっくりと混ぜて混ぜて焼いたパンケーキを私は積極的に作っていきたいみたいな、そんな気持ちがある。だから、一般的「○○の感想」とは呼べないんじゃないか、ということで今回はそういうタイトル付けはしなかった。

 

今のスマホを買ってそろそろ一年半。一度歩道にスマホを叩き落してしまいディスプレイを割って以降は特に傷をつけずやってきたのだが、最近バッテリーの消耗が激しくなった気がする。傷はつかないけれど、ぽこぽこ落としていたツケが回ってきたのだろうか。残りのバッテリーの残量は15%といったところ。20%を割ると危機感が増してくるのだが、他の人はどうでしょう。

さて、そんなスマホのバッテリー残量を眺めながら、気がつくと時刻は2020年の5月19日23:57であった。そして私は地下通路をひとり歩いている。色々あってこの時間まで働いていた。

「許さんからね!!!」と心の中で仕事諸々に毒づきながらも、実は楽しかったりもする。高校の文化祭当日に間に合わせるべく駆け込みで追い立てられるように準備していた時の興奮と、少し似ている。もちろんそれは非日常の興奮であり、毎日だと忽ち疲弊してしまうだろう。私だって終電帰りは御免だ。

だだ広い地下通路。私の歩く先には誰もいないことをいいことに、立ち止まってスマホでパシャパシャと誰もいない地下通路を撮っている(ああバッテリー残量が…)。そういや、5月20日はNCT127(イリチル)のリパケのリリース日では?あれ、18時かな、どうだろ…と思ってチェックしてみたらどうやらミュージックビデオは0時ちょうどにYouTubeでプレミア公開されるらしい。あらま、あと1分じゃないですか。ということで、ながらスマホはNGだから音だけでも聞こうか~~~とYouTubeを開いた。

プレミア公開の機能にカウントダウンというものがあるらしく、私が見たときは残り14秒を切っていた。そうか、この画面を見ながら私だけでなく世界中で彼らの新しい音楽を聴こうと待っている人がいるのか。そう思うと、また違う興奮が迫ってくる。この瞬間を誰かと共有している感覚。

この感覚って別に珍しいものではなく、それこそK-POPアイドルはVLIVEというSNS?でリアルタイム放送を定期的にしているし世の中にはLINELIVEなりインスタLIVEなり様々なツールがあるわけで、ライブだってつまりは同じ時同じ場所を共有している出来事に他ならないはずなのに、私はこの2020年5月19日23:59以上に自分の興奮がきっと誰かのものと一致しているだろうという連帯?を感じたことはなかったかもしれない。私は疲れていたのだろう。きっとそうだ。

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音がでかい。これから何十回だってこの映像を見ることはできるというのに、一秒一秒が惜しくて仕方がない。これを聴く私の一秒前は未知であるという感覚。K-POPには好きじゃないところもあるけれど、これだからカムバックという祭りは嫌いになれない。

掴めない曲だなぁと思った。機械音みたいなぎーこぎーこ鳴っている硬質な音が、目の前の地下通路をより殺風景にして愛しく感じるから不思議。人がいないことをいいことに、これが世紀末の都市の地下通路だったらいいのになぁ…と思いながら、NCT127の新曲を聴き終えてしまった。早速Apple Musicに公開されているか調べる。

 

 

と、いうことでNCT127がいつの間にかリパケでカムバックしていた~~~。ロゴがダサい~~~(良い意味で)。配色が、小学校の家庭科で作ったナップザックの色なんですけど~~~(黒と青で黒い竜があしらわれているやつ)。でもTwitterでドヨチさんが3つくらい開封しているのを見たら、そんなデザインも可愛く思えてしまった。リパケかリパケする前かだったら、収録曲数的にリパケの方だけ買いたいな。まあ状況が落ち着いたらかな。

ほんっとうに!大衆に阿ることがない、それがアイデンティティじゃけんという意固地さでよくわからない曲を出してくるイリチルが私は好きです。イリチルの良さは、他が真似しようと思わないところだよなぁ、と思います。チェリボムのダンスとかカバーしているK-POPドルっているかなぁ、EXOとかはたくさん見かけるけれども。

今回記憶に引っかかったのはジョンウとかユウタかな。2番の入り、ドヨンの印象的なパートから始まりそこを引き継ぐ形でテイルぴょんじゃなくてジョンウなのが嬉しいなぁと。Punchではジョンウのスタイリングが黒髪でめちゃめちゃ普通なんですけど、この普通さがとても安心感を与えるというか、ご本人様は普通の人ではないんですけど、ああ、常に人を圧倒し困惑させるNCT127の中でも、そういうジョンウの空気感はいいと思うな~~~って感じ。ユウタは髪型がかっこいいんだよなぁ、あれですどうぶつの森靴屋であるシャンクさんみたいです。パートが少なめなのでそこは残念なんですけど、ダンスパートではググっと前に出ていたので早くパフォーマンスが見たいものだなぁと思います。NCT実は結構メカが登場しているもんだなぁと思うのですが(←チェリボムとかも)最近無機質メタリックなガチャガチャの存在感増してきていて彼らのトレンドなんでしょうか。

イリチルは、アルバム曲はまだ別として、活動曲が変にべたついていないところが好きだなと思います。そんな好きな部分がイリチルはずっと健在で嬉しくなってしまうと共に、アルバム曲は結構湿度たっぷりな曲も多いのでそのギャップを楽しめるのが良いとこです。

イリチルな~~~、最近好きな?というか気に入っている言葉が「方向性は間違っていない」でして(←なんで?)。イリチルこそ「方向性は間違っていない」なんですけど、じゃあ売れるのかというとまた別問題なんだよなぁ。でもイリチルしかないものが好き!!!と思う人は必ずいるわけで、それを本人たちには忘れてほしくはないなと思います。そういう「○○にしかできないこと」を貫いているってのは、私はすごく好きだし評価されてほしいことなんだけども、音楽性の好き好きは人それぞれであるので難しいところです。

こんなこと言っているなら、Beyond Live見ればよかったな。あれこそNCT127が得意そう、かつ、活路を見出せそうなコンテンツなのかもしれない。この状況でせっかくの楽曲を持て余している感が否めないイリチル…なので。

 

正直Neo Zoneすら消化できてないので、まずはそこから(Dreams Come Trueが名曲なのは知っている)。そして今回のThe Final Roundも時間があるときにゆっくりと聴きこみたいと思います。さて、これから先NCT127はどうするのでしょう。全然わからないな。

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家庭科のナップザック、もしくは遊戯王青眼の白龍の色



【K-POP】Road to Kingdom 1次コンセプトパフォーマンス感想

Road to Kingdom1次パフォーマンスが始まりました~~~。

こちらは確か番組が始まる前に既に収録されていてがっつり曲もバレていたように思うのですが、まあ、ずっと楽しみにしておりました。ここまでは確実に全グループのパフォーマンスが見られるとわかっていましたし。

で、見ました。疲れた~~~。めっちゃ見るの疲れたし時間を要しました。その理由はいくつかあるのですが、各グループの感想に入る前にその辺つらつら書いていきたいと思います(各アイドルのパフォーマンスの良さによって自分の中でうやむやになってしまうので)。目次を立てるので読みたいものを読んでいただければと思います。

 

実はこの文章はかなり書き始めてから時間が経過していて、放送回も跨いでいます。その結果どうなるかというと、考え方のグラデーションが生まれています。回毎に、いや、一日一日と私の考えは変化していて、実はその変化も残しておきたかったです。推敲してその部分を取り除くこともできるわけですが、今回はしません。なので整理すると 

 1. ep.2(5/7放送)後に書いたもの

ONF/TOO/Golden Child/ONEUS/VERIVERYのパフォーマンス

2. ep.3(5/14放送)後に書いたもの

PENTAGON/THE BOYZのパフォーマンス&1次パフォーマンス順位発表&2次パフォーマンスPENTAGON分

 

このようになります。つまり大きく分けると、順位を知っているか知らないで書いているかってのが生まれます。この違いは結構でかいので、できるだけ混乱が生じないよう、必要だと判断した場合は「この部分はいつの時点で書いているものだよ!」というのがわかるよう書いておこうと思ってます。

  • 書くことに対して気が進まなかった
  • 楽しむことを阻害するもの
  • RTKはK-POP界の縮図、そこを楽しむためには
  • 「好き」を増やし深くしていく
  • 「なんか似てない?」
  • 各グループ別感想
    • 1. ONEUS
    • 2. TOO
    • 3. VERIVERY
    • 4. Golden Child
    • 5. ONF
    • 6. PENTAGON
    • 7. THE BOYZ
  • 順位について
  • 脱落制度

 

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【飲み物】カシスシロップが手に入った

 最近YouTubeで酒飲み動画を見ている。

 私自身はお酒は飲める体質であるものの、酒は嫌いじゃないが好きでもない、という微妙なラインだ。酔っ払いや飲み会が嫌いなだけで酒自体はそこまで悪くない。あとは酔う感覚もあんまり好きではないな。

 が、素敵にお酒を飲みたい、という気持ちはある。一杯だけ楽しむお酒。どこかに行けばその地方の銘酒に舌鼓を打つ。これこそ大人というやつではないか。動画を見ながら美味しそうに色んな人がお酒をお洒落に飲みこなしている様を見て素直にいいなぁと思ったりする。

 そんななか、カシスシロップの瓶を手に入れた(正確には私のものではないが、恩恵を得られることとなった)。カシスと言えば、安い飲み放題の席で浴びるように飲むカシスウーロン…。あのカシスか、と思ったらリキュールではなくシロップなのでノンアルコールである。

モナン カシス シロップ 700ML 1本

 ラベルの裏側にはレシピが書かれてあって、ここでは「カシスオレンジ」のレシピが書かれていた。シロップ20mlに対しオレンジジュースが160mlくらい。氷を入れたグラスに注ぎよく攪拌して飲む。とても美味しい。

 以降、連日のようにがばがば飲んでいる。もういちいちml量るのが面倒なので、3度目ぐらいから適当に目分量でシロップをどばどば入れてオレンジジュースを入れる。オレンジジュースの在庫が切れたら、家に常備している烏龍茶でカシスウーロンを作る。これもまた美味しい。美味しいぞカシス!!!

 家にいる時間が多くなり、喫茶店やカフェに行く機会も減った。だからといって精神的に不調をきたしているとかそういうことはないのだが、プラスチックの容器になみなみと注がれたスタバのなんとかフラペチーノとか、少し恋しくなっている。そう、多分「喉が渇いたから飲む」飲み物と、「飲み物として楽しむ飲み物」と、「作業用飲み物」は違うのだ。私にとっては、前者から順に

  1. 水(もしくは烏龍茶)
  2. お酒とかテイクアウトした飲み物(タピオカミルクティーも含む)
  3. 緑茶

こんな風になっていて、特に3については最近茶葉を買って緑茶をその都度淹れていたりする。今回のカシス~は多分3に該当するだろう。今もこの文章を打ちながらパソコンの隣には飲みかけのカシスウーロンがある。

 最近始めた「緑茶プロジェクト(=緑茶を淹れる)」でも思ったけれど、思えば飲料については大して気を回したことがなかった、気がする。普通に楽しんでいたけれど、なんでしょう、毎日飲むものをちょっと意識的に変えるのは結構重労働だなと思ったのだった。コーヒーは好きなのだけど匂いがきついので、時々飲むのが好き!!!という位置に収まりそうだ。

 「酒を楽しめるようにする」というのは私にとってそこそこ大きなプロジェクトになりそうだ。それに私は炭酸が苦手だ。炭酸が苦手だとマジで飲めるお酒のレパートリーが減る。悲しい。でも本当に炭酸飲めない。炭酸飲めないけれど、お酒は楽しめるようになりたいな、と思う今日この頃。あとカシスウーロンは最高なので、シロップを買ってジュース感覚で飲むと最強になれる。これでしばらく私はもっと元気。

【読書】十二国記シリーズが好きという話

 十二国記を読んでいる。

 

繰り返し読んでしまうということ

 現在最新刊『白銀の墟 玄の月』再読中。まとめながら読んでいるのであまり進まない。加えて家の床に乱雑に十二国記シリーズの文庫をばらまいていて、気が向いたときにそれらを手に取って断片的に読むものだからますます進まない。この前もいつの間にか『図南の翼』の最後の方を読んでいた。

 時々そういう読み方をしてしまう作品があって、例えば漫画『3月のライオン』も永遠と第1巻を読んでいたりして、そういう私的「何度も読むことに耐えられる作品」ってのはあるみたいだ。このモードになると、面白いとか面白くないとか関係なくただコマを追い、文字を追うことが快楽になっていてそれもそれでどうなのかなーと思うところはある。「十二国記シリーズ」も『3月のライオン』にも共通しているのは描写の細かさに伴う情報量の多さなのかもしれない。何回も読み直すことで発見があったりするのだ。

 

十二国記との出会いと熱

 十二国記との出会いは大学生の時で、先輩に薦められて読み始めたことがきっかけだったと思う。以来少しずつ読み進めていき、少しずつ好きになっていった。多分今が一番好きなのだけど、はて、それはどうしてなのだろう?

 昨年2019年に「18年ぶりの新作!!!」として刊行された文庫本全四巻に及ぶ超大作『白銀の墟 玄の月』の興奮がやっぱり「好き」を加速させたに違いない。昔の私はこれほどまでに十二国記を好きだったわけではないのだから(もちろん当時から夢中になって読んだ本はあるけれど)。

 ここまで好きになったのは、十二国記はひたすらに「人と人との関わり合い」を描いているからであり、わかりやすく言えば「私は「仲が良い人たち同士の気安いコミュニケーション」を眺めるのが大好きだから」である。戦隊ヒーロー、アイドル、そして十二国記。一見バラバラに思えるコンテンツに魅かれる理由。仲が良い人たちを見ていたい。一体ここには何があるのだろう?ここでは考えないけど、まあ、何か出てきそうな予感はある。

 

解釈違い

 世の中には「解釈違い」という言葉がある。意味としては「アニメや漫画のキャラクターに対して、見解や行動に対する解釈が違っていること」という感じだろうか。

 私はこの「解釈違い」というのは、二次創作の場においては発生しうるかもしれないが、原作に対しては発生しえないことだと思っているところがある。あらゆる創作物において、受け手は一旦それを認めなければならない。提示されたものを引き受けそこから始めなければそれは物語を読むことにはならないだろう、と思っているのだ。

 18年ぶりに出た新作。私は十二国記という物語を作り上げることはできないし、その物語の結末を変えることもできない。この物語の中で生きる人物たちが行き着く先を制御することはできないという「どうしようもなさ」。すべての物語に敬服せざるを得ないという感覚が、最近は無性に良いなと思っている。どうしてなのだろう。凧のように風に翻弄されながらどうにか落ちないように維持するのが楽しいからだろうか。

 

好きな登場人物

 きっと読む人それぞれで十二国記のどんなところが好きかは異なるし、その幅も広そうなのがこの物語のすごいところなのだけど、私が好きなのは(今『白銀の墟~』を読み直しているということもあって)

  1. 浩瀚
  2. 英章
  3. 琅燦

 という、並べてみて「あ…」と思う組み合わせである。明らかに願望が入っている。

 この際語れる機会が無いと思うので語るとすると、浩瀚さんは

 これに尽きる。「三十前後で怜悧な顔つき」と形容された容貌。一体どんな人なんでしょう。勝手にめっちゃかっこいいと思っている。「浩瀚」という言葉は「その本を構成する総ページ数が多いこと」という意味の熟語でもあるのだけど、今のところ浩瀚さんがめちゃめちゃ読書家とかそういう話は聞かない。だけど頭が良い人なので確実にたくさん本を読んでいる。好き。このツイートでも触れた通り、お説教シーンでは「王様に反逆した臣下に対して同情の余地はありません」ということに対する理由付けが半端ない。6つくらい理由を用意していて長々と講釈してくださっている。好き。仕事量が凄まじいのにへとへとになってなさそうなタフさもすごいし臣下からの信頼も厚いし浩瀚さんはすごいぞ。

 英章さんは気難しい皮肉屋で素直じゃないし人の褒め方も下手すぎるけれどそこが人間ぽさが滲んでいて好感を抱くし、そのくせ主上と仰ぐ驍宗強火ペンなのは本当に可愛い(驍宗麾下はみんな驍宗にメロメロすぎて心配になるほど)。『白銀の墟~』で散開する直前の台詞は痺れる。めちゃめちゃ悔しくて心底怒っている気がするのに物言いは飄々としている風が。あと英章麾下がちゃんと英章さんのこと好きなのが好き。

 琅燦も飄々としているところがいいな。それにいまだに謎めいているところが。「琅燦てめえ…」とは不思議と思えず(←まあ好きだからなのだけど)琅燦の理があったとしてそこに共感することができるとも思えないのに憎めないのが面白い。博識で他人の言動で簡単には揺るがないのに、道理は重んじるから自説に固執するわけでもなさそうなところがいい。

 

 十二国記は一巻で完結しているといえばしているような気がしていて、この先またどこかで新しい話に出会えたら嬉しい。なんにせよこの物語に終わりはないわけで、それならばどのように向き合うかは私次第であるような気がする。慶国の行く末はどうなるのか。雁国が終わるときはどうなるのか?超長寿国・奏国の終わりはちょっと見てみたい。芳国の麒麟が生まれないとは一体どういうことなのか。柳や舜はどういう国なのか。そこに十二国がある限り、探求は尽きない。そういう物語に出会えて幸せだと思う。

 

 何度も言う。「初めて」が羨ましい。初めてこのシリーズを読んだときの自分に一時的に戻れるのなら戻ってもいいかもしれない。そうしてこの物語の世界のあらゆることに驚嘆し感動したい。でも私はもう十二国記を知ってしまっている。それが寂しいなと思う。

 

 みっちりと構築された壮大な世界観に没入できることの快楽。見知らぬことばかりで、読んでいけば読んでいくほど十二国の世界で新たな発見がある、冒険のような体験。まだしばらくは楽しめそうな気がしている(何せシリーズ全作読み直そうと思っているので)。

白銀の墟 玄の月 第一巻 十二国記 (新潮文庫)