根津と時々、晴天なり

大好きなものをひたすら言葉を尽くして語りたいブログです。

【おでかけ】ホテルに泊まろう!!!

 自分の手帳の8月12日週のページより。

ホテルコンビニ飯をしたい

 そうなのです。ホテルでコンビニ飯が私はしたかったのです!!!

 

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室内に充満する強烈なにんにく臭・・・

 

 コンビニ飯i n ホテルキメてみた…もう満足…。

 

押さえられない、ホテルに泊まりたい欲求

 数年ぶりに旅行をしてきました。2泊4日。仕事を片付け一旦帰宅し仕事用バッグを放り投げパッキングしたリュックを担ぎ1時間前に歩いた駅へと向かう道をもう一度歩く…パンプスではなくスニーカーで。そのまま夜行バスに乗り込み私のささやかな小旅行は始まりました。リュック一つで出かけ日中歩きまわったからか、旅から戻っても腰痛が解消されません。困りました。

 「旅行ってお金がかかる割には得られるものがない」というなんとも寂しい気持ちを抱いていてあんまり好きじゃなかったのですが(お金のかけ方、何に対してお金をかけられるのかの価値観の違いだとは思うのだけど、同じくらいのお金で鞄を買うのは許せるのだから、自分の金銭感覚が本当にわからない)ここ数年、日帰りでちょっと出かける時も意識的に感想を残すなど楽しむようにしていたら、少なくとも数年前よりはずっと楽しかったです。もっと小さな旅をすればよかった。これからはもっと積極的に旅行していこうと思いました。

 この「お金がかかる割には得られるものがない」というのは、自分の心の貧しさを表しているようにも思えた。貧しいというか、変に現実的なところというか。休み方がよくわからないってのもあり、旅行しててもまったく休まらない、むしろ元を取ろうと思ってめちゃめちゃな強行スケジュールを執りがち(結果の腰痛)ってのが私の良いところであり悪いところだなと思いました。でも旅をするのは嫌いではなくなった。それが収穫物だと思います(ほら、「収穫物」とか言っちゃう…そういうとこ…)

 

 そう、それで「ホテルに泊まりたい欲求」!本当にこれはここ2,3年燻らせていた欲求でして ドリフターズ・リスト(2019年ver)にも書いていた。ホテル!泊まりたい!

  • 物がない部屋で過ごしたい
  • 優雅に朝、コーヒーとか飲みたい
  • 簡素な朝食ビュッフェが食べたい
  • 一人になりたい
  • ぼーっとしたい
  • ホテルについている部屋着を着たい
  • カードキー(か鍵)を使いたい
  • ライティングデスクでノートを広げたい

などなどなど。とるにたらないことではありますが、本当にこんなこと考えていました。

 物がない部屋ってのは、自分がめちゃめちゃ物が多い人ってわけではないのだけど、本当に自分にとって必要なものしか旅先では持ち出せなくて、そんな部屋で一晩過ごしてみたかった。自分の暮らしはまた粛々と作っていくとして、ホテルの部屋って私にはすごく魅力的に映る。あ、ホテルのような部屋で生活するかどうかとは別で。宿泊先として?いや違うな、とにかく魅力的。簡素なビジネスホテルで十分。小さな冷蔵庫があっても無くてもいいし、シングルベッドと書き物机があれば嬉しいな!?それだけ望みます。一人になりたい、ってのは、元々一人で行動することが多いのだから今更何を、って感じだけれど、まあ、なんか物理的にも精神的にも一人になりたかった(どういうこと?)

 ホテルに泊まりたい。何故?と聞かれると回答に窮するけれど、もうそれがメインテーマってぐらい私の中で大きなことで今回ちゃんと叶えられたことだけれど、定期的にやりたいなぁ…と思います。贅沢な欲求ですけれど。それこそ週末ホテル泊でもいいと思うし…。私は貧乏性だから旅とセットになってないと不安なので出かけがてらホテル(旅館)泊って感じです。

 

ホテルでコンビニ飯がしてみたかった

 その土地のものを食べるのが、苦手です。「苦手」という強度より弱いかもしれないけれど、少なくともむず痒くなります。大阪でたこ焼き食べて、とっても美味しかったけど…それは事実として…なんというか…食べ物って日常にあってほしいから。そこでしか食べられない?いや、毎日食べたいよ!なのです。だから苦手。寂しい。この美味しさを私は旅でした味わえないのか。そう思った過去の偉人たちがきっと試行錯誤し、現代日本社会、少なくとも街中では○○名物のお店が軒を連ね、かえってその土地のその美味しさを減少させている気がしないでもなく、難しいところだなと思います。あり方としてはその土地でしか食べられない!が正しいのかもしれない。食べ物ってそこで生まれる理由があるわけで、日本でチーズ料理が一般的なものではないのは(毎日ラクレットとかしないでしょ)日本の気候とか文化も背景にはあるわけだ。バターはいつでも高い。何故。

 私にとってたこ焼きと言ったら銀だこで、それは「築地」という地名が入っているからで、でもそれはそれ、大阪のたこ焼きはふわふわじゅわっとしていました。あれを好きな時にふらっと食べられる関西の人、心の底から羨ましい。銀だこも好きだけど…。

 そうそれで、コンビニ飯の話。その土地のものを食べると寂しくなってしまうので、心が弱る時はコンビニ飯に辿り着くのも私はありだなと思います。本当は日清のカップヌードルとコンビニの塩むすびで荒んだホテル飯を楽しもうと思っていたのですが。先ほど挙げた写真にあるように『中華蕎麦 とみ田監修 豚ラーメン』にふらふらと吸い寄せられてしまいました(関東在住20代女性)。まあ食べている姿は想像してないでいただきたいのですが、無機質なホテルの部屋とにんにく臭、太めでもちもちした麺、しゃきっとしたもやし。最高でした。2リットルの天然水なんかも買ったりして、ああ~~重たい~~とか言いながらホテルの一室で飲むわけです。無常。

 

ホテル泊の良さ

 できることが制限されるので、時間がすっきりします。

 

ホテル(あるいは旅館)に泊まりたい

 旅から戻ってまた日常生活を営んでいるわけですが、既にホテルに泊まりたいです。時期の目星はつけ始めているところです。行先は決めていないですが、またのんびり泊まりたいです。予定という名の約束事は自分の寿命を延ばすことは確かだし、その時まで自分はこうなっていようとか、目標ができるのも良いかなと思います。飽きるかもしれないし飽きないかもしれない。なんだか疲れてしまった時は、1人見知らぬ地のホテルを予約し物思いに耽るのもありかと思います。

 皆さま素敵なホテルライフを!