根津と時々、晴天なり

大好きなものをひたすら言葉を尽くして語りたいブログです。

【文房具】スケジュール帳との付き合い方(9月始まり)

 思えば、私はスケジュール帳を一年きっちり通して使い切ったことがないです。それだけ飽き性であるということなのだけれど、最近はようやく落ち着いてきた気がします。何故落ち着いたかというと理由は二つあって、一つは自分が好むものがわかり失敗しないようになったこと。もう一つは物を捨てるのが嫌いになったことが挙げられる。自分が何を好むのか。こんなブログを続けていることだし、あとは働くようになって毎月一定の金額を手にすることができ学生時代よりは多少余裕が生まれたことで、選べる物の選択肢が増えたことがあると思います。「大人」になるっていいよ。絶対いい。物を捨てるのが嫌いになったのは、ごみ箱のその先をイメージするようになってしまったから。具体的に言えば、ごみ袋に入れられた私のごみが、ごごごーと唸るごみ清掃車のぐるぐるに取り込まれる光景。何かを手にすればいつかは手放されなければいけない。そしてごみ清掃車。なんだか無常を感じてしまうようになってしまった。だからできれば物を買いたくないのです(ちょっとミニマリスト的な考え方かもしれない。でも新しいものは好きである)。

 話は変わるが、私の誕生日は9月であります。具体的な日付は伏せるけれど。そしてこの世の中には不思議なことに、4月始まりでも1月始まりでも10月始まりでもなく「9月始まり」という奇怪なスケジュール帳が存在する。確かアメリカ(とか中国とか)の学校は9月始まりだったかな。ハリーがうんざりするような夏休みを過ごし、9月の到来を待ち望む姿、子ども心にとても印象に残っている(ハリーポッターの話です)。ということで万歳、自分の誕生日のタイミングで私はスケジュール帳を始められるわけである。このテンションが上がる考えを思いついたのが今年という、なんとも残念で不思議な事態なのだが、とにかく善は急げ、7月1日に無印良品に駆け込んだ。

 

 表紙は「2019.9」と書いてあるのに、なんと商品名は8月始まりと書いてあった。今日の今日まで気がつかなかった…。ショック…(並々ならぬ9月への思い入れ)。

 7月の31日間を早く8月がこないかなーこないかなーと思いながら過ごして、ようやく8月になりました。新しいスケジュール帳の開始です。(9月はまだだけど)

 

 スケジュール帳との付き合い方。そもそも私はスケジュール帳がほぼ必要ないのであって、だってそれは予定がないからなのでありました(仕事は別途管理していますし)。予定がない故真っ白になってしまうスケジュール帳を見るのはなんとも虚しい。予定があっても覚えていられる範囲のものですし、スケジュール帳って何のためにあるのか、最近まで自分の中で意味を見出せませんでした。

 が、気づきました。

 Todo(予定)じゃなくてDone(行ったこと)を書けばいいのだ!

 いわば日記代わりの存在になりました、スケジュール帳ってやつは。

 なんでも書きます。読んだ本も書くし買いたい本も書くし食べたいお店のチラシも挟んでいるし毎日日替わりでやる筋トレも書いているし(NHKの筋肉体操です!)食べたものを書くしバケットリストも書く。行きたいところも書くし美術館のことも書くしもちろん予定も書く。好きなアイドルのカムバックの日付も書く。あとで読み返すことはあまりないのだろうけれど、今日何をしたのかということを今日整理するためにも有効な手段ではあるのかなーと思います。

 

dorian19.hatenadiary.jp

 

 記録フェチということもあります。きょうはこんなことをしたよ×365日×10年くらいあれば、なんとなく人生良かったんじゃないかなと思える気がしています。

 無印良品でなくてもいいけれど、デザインが好きになれる、かつ、バーチカルタイプ、かつ、9月始まり、かつ、安定供給、を満たす手帳がさてどれだけあるのでしょう。心当たりがある方、コメントよろしくお願いします。