浅見光彦って知ってますか。サスペンスのシリーズ物なのですけれども。原作は内田康夫さんの「浅見光彦」シリーズ(未読です)。
浅見光彦といえば私はもっぱらテレビ番組であり、中村俊介さんであります。私の母は浅見光彦は榎木さんだ、と言って譲りません。もこみちverも平岡さんverも沢村さんverもそれぞれ良いものがあります。
浅見光彦はフリーのルポライターで、行く先々で事件に遭遇するのですが一般人にも関わらず、伸び伸びと育ってきたのか知らないけれども率直で人を拒まないし人に拒まれもしない絶妙なお人柄でぐいぐい事件に首を突っ込み、見事解決してしまう!というお話。浅見光彦の兄は警察の要職、そこそこ権力があるお方で、兄の一声で現場の警察は浅見光彦を蔑ろにすることができないわけで、一般人が得られない情報を手にすることができるところ、権力は文字通り力なのです、というのを感じることができるのが好きです。
もっと好きなのは、浅見光彦のバッグです。
ルポライターらしさを裏切らない見事なバッグ、見事な持ち方。素晴らしいです。
私は別に大したこと書かない日記みたいな文でも文章を書くのが好きなので、
ルポライター=ライター=文章を書く人=素敵!
文を書く人が持ってるバッグ=素敵なバッグ!
ルポライターバッグかっこいい→欲しい!
という、小学2年生くらいの思考回路で、私的光彦さんバッグを愛用しています。私という人間、こんなものです。チョロい。
私が使ってるのは多分これ…、かなぁ。
実際1年くらい使ってるのでもう無いかもしれないけれど…
犬印純綿帆布 3ウェイバッグ(A4横) | 通勤・通学バッグ | | 犬印鞄製作所
と思ったら、まだラインナップにありそうですね。色は内緒です。
これはブランドのロゴがはっきりと書かれているので私的浅見光彦かと言われるとそこは違うけれど(浅見光彦のバッグは、きっと良いやつなのだけどブランドが大々的に打ち出されてない、むしろブランドものじゃなくて商店街の古くからやってる鞄屋さんでふらっと買ったような素朴さみたいなものが欲しい)
色合いといい、ショルダーなところといい、浅見光彦。この鞄に本とかノートとかペンケースとか入れて出かけるのがとても好きです。出かけ先でそれを使うかと言われると微妙ですが、ちょっとのお出かけでも浅見光彦みたいにルポライターしてる感が、ある。気分気分。
小さい子がキティちゃんとかアナ雪とかのキャラクターバッグを背負ってるところを時々目にしますが、私の光彦バッグもモチベーションは同じようなものです。憧れとか好きとか。
それってカッコ悪いよねーとは思わなくて(まあ子どもっぽいのかもしれないけど)カッコ良く見えたからそれを使いたい、自分の人生に取り込みたい、浅見光彦にはなれないけど、の集合体が私だと思います。いつまで経っても憧れは憧れるものです。
光彦バッグ、中にはペットボトルホルダーがあったりシンプルさと機能性のバランスも良いので気に入ってます。
バッグのこと語ると外出かけたくなりますね、春だもんね。出かけようね。