根津と時々、晴天なり

大好きなものをひたすら言葉を尽くして語りたいブログです。

【NCT127】「NCT 127 1st Tour ‘NEO CITY : JAPAN - The Origin’」感想

 楽しかった。とても。

    楽しかったので、その楽しさを書けたらいいなぁと思います。公演10分前は本当に憂鬱だったのだけれど。楽しめるか不安だったから。でも楽しかった。

 この公演には「The Origin」というテーマが添えられていて、きっとそこには「これからの始まり」という意味があるのだろうなぁと思いますが、私にとってのOriginは「NCTの曲、そういえば好きだったよね!」というシンプルな感覚を呼び起こす、そんなものだったのかもしれませんね。

1. Cherry Bomb

 私はこの曲のイントロ、サイレン音というのかわからんがそれを「ロケット団のアジトの音」って言っているのですが、そのロケット団のアジトの不穏な音楽に乗って一人ひとりメインステージに登場したNCT。かっこよかったなぁ。開幕チェリボムでした。

 そういえばさいたまスーパーアリーナのライブって初めて?だった気がするのですが(←なにぶんイベントにあまり行かない人生だったので)音響が結構悪くて、ぬぬぬぬとなった。曲の相性とかの問題なのかなと思うのですが(後半は慣れたのか調整されたのかそこまでストレスに感じることはなくなった)チェリボムは酷くて(これは個人差あるよ!ごめんね!)アイドルが何歌っているかわからんし、これは確かに耳に悪そう…(さいたまスーパーアリーナに限らず日本に限らず、ライブ環境が与えるアーティストの聴覚へのダメージは結構あるだろうなぁということを10秒くらい考えた)という気持ちに。破裂音とかクラクション音とかも私はちょっと驚くので、ドキドキしながら見てしまった。故に記憶がない。

 でもアレンジを加えて、個々のダンスパートがあったことは覚えています。ジョンウが踊っている~になりました。この時点で、メンバーは9人、私の目は2つだけど視点は1つしかない、という残酷な現実を受け入れ、すべてを目に収めるのは不可能と諦めました。あと16個は目がないと無理。怪人になるしかない。

 

2. Comeback

 記憶がない。好きな曲なのに。後半に用意してもよさそう…と思っていたので心の準備ができないまま通り過ぎていってしまった。あ、埼玉公演でヘチャン合流ということで、ヘチャンへの歓声が大きかったのは嬉しくなってしまいました。

 

3. Limitless

 あー好きな曲がまた来てしまった。ちなみに日本語.verです。記憶がない。

 

4.Chain

 あー好きな曲がまた来てしまった。記憶はちょっとはある。

 円形のセンターステージへ移動。円形ステージで見るChain。私は会場正面に対して右側のスタンド席、センターステージは真横ほどではないけれど横から見る形なので、「横から見るChain…むふふふ」になった。このパフォーマンスを横から見れるの、嬉しい。

 私はこの曲のウィンウィンのパートがはちゃめちゃに好きなのだけど、ウィンウィンはいなくてジョンウがいる。それはそれで良くて(良くないけれど!)拡張するNCT、メンバーに流動性がある、ってのを前提にしているっぽいNCTに「このパートはあの子の…」という拘りは野暮なことなのかな?まあ、これ以上は言わないでおく。ただ、ジョンウや、君はウィンウィンの代わりではないし、君の代わりは誰にもできないし、ウィンウィンの代わりはいないんだよ。と思いながら見た。

 ジョンウについて言及しておくと、このパフォーマンスに限らず、一生懸命踊っている子がいるな…?誰だ…?と思うと大概ジョンウなんだよね。頑張ってたなと思いました。メンバー誰も手を抜いているとは思わない全力のパフォーマンスだったのだけれど、ジョンウに関しては比較的短い期間で色んな曲の振りを叩き込むのは大変だったのかな、とか云々考えて、まあ後で言うけれど、トロッコ乗っているジョンウを見て目が熱くなったのはそういうことを考えていたからだと思います。

 

MC①

 全員ほぼ日本語、カンペをある程度は用意し言うことは練られているとはいえ、とても流ちょうな発音、ユウタのおかげだなと思いました。本当に発音がきれいでした。

 NCTのイベントは初めてだったので市民の熱量とかよくわからんでしたけれど、市民の皆さん私が思っていた以上に9人等しく声をあげていて(歓声の大きさの違いがあまりなかった)NCT127って割とテヨンセンター、マークラップ神、またテヨンマクかよ…みたいな感じかなと思ってた私は少し驚きました。グループの中で人気の差が出るのは仕方ないのですけれど、基本的にグループを好きになってから気になるメンバーを見つける自分としては人気の差って残酷だなと思うので。

 印象に残ったメンバーだけ言及しますけれど(それは嫌いなんじゃなくて、私の目は2つしか無いので!)まずはユウタ。日本で公演するということが彼にとって意味があるっぽいなというのはよく感じました。ユウタってかっこいい。発せられるコメントも、非常に、そう、業務用というかちゃんとし過ぎていて(それはコメントとして完成されすぎているという意味で、ユウタ、本当にお疲れ、君は偉いよ、になる。気持ちがこもってた)もはや老成された雰囲気さえありました。とにかく大人。ありゃあ、惚れる。

 ジェヒョンはなんというか、何かするたびに、歌うたびに、踊るたびに、歓声が悲鳴に、「きゃあああああああああ」から「ぎええええええええええい!!!」になるのが面白かったです。わかるよ、わかる。ジェヒョンそういう奴だから。

 ジャニさんは面白くて社交的、という情報は予め頭に叩き込んでいたけれど、その数倍は面白いし滑っていてジャニさんは現場に行くと絶対好きになる奴です。ジャニさんのこの良さは、そりゃあミュージックビデオには出ないでしょうよ。もちろん抜群のかっこよさなんですけど、ジャニさんの魅力は他にもある。一家に一台、1グループに1人欲しい人、それがジャニさんです。

 ドヨンは「ぼくは~~~~~~~~!」客「どよち~~~~~~~~~~!」がこなれすぎて私がゲラゲラ笑ってた。

 

5. Fly Away With Me

 MCの終わりに「皆さんもりあがっていきましょ~~~~~~~」客「きゃああああああああああ」のテンションで突入しました。いや、温度、温度が!数秒前のテンションでこの曲でちゃんと強引に世界に誘ってしまうNCT、エンターテイナーだなと思いました。

 タイトルにふさわしく、バレエのような優雅な振付。センターステージでそのままの披露でしたが、手をしとっと広げる動作、一人指の先まで神経張り巡らされてて「うわあ綺麗」と思ったらテヨンでした。流石。例えば有名な曲の振付のように、正面向いて固まって並んで同じ振付を踊るより、このFly Away With Meのようにそれぞれが散らばって異なる方向を見ながら踊るほうが個々の癖が如実に顕れていて好きかもしれないなと思いました。この公演の中でも特に好きになったパフォーマンスです。

 

6. Back 2 U

 この曲好きすぎて、あのイントロが流れて「ああああああああああ、きてしまったああああああああああ」(頭抱える)になる。

 メインステージでは9つの箱みたいな3階建てのセットが組まれていて、上段中段下段、3×3×3というようにめいめいが散らばってのパフォーマンス。

 この曲、私がすんごく悲しい曲だと思っていて、祈るような気持ちで終始聴き入ってしまいました。隣の方をちらっとみたら静かに涙ぐんていらっしゃったので、そういう曲だよな…と。

 あとこの曲ずっと好きで聴いているけれどパート割の正解がいつまでもわかっていなくて、音源とは異なるパート割だとは思うのだけれどある種の正解を聴くことができて良かったなと思いました。ユウタだよなこのパート、と思っていたらちゃんとユウタが歌っていたりとか。個々が抜かれるカメラ割。苦悩の表情、良かった。ここらへんでテイル、ドヨンの歌の上手さに気付き始めて、いやいや、すごいすごい、になる。外さない。枯らさない。ミスしない。上手い。あとこの曲はジェヒョンとヘチャンの声がサビでよく効いていて改めて好きになりました。

 

7. City127

 この街は俺の庭ソング(私が勝手に呼んでいる)が来た…。全曲と同じセット、上段は左から下手からテヨン、ジョンウ、ユウタで、左右によるジョンウ取り合い合戦になっていた気がする。Angelだったかな、この曲かどっちか忘れたけれど。

 この曲でようやく「私、今日、マークのラップを聴いている」になる。カジュアルな雰囲気、前曲のヒリヒリに灼けた印象とは全く異なる「音が楽しい」時間でした。

 

8. Angel

 日曜の朝ソング(私が勝手に(以下略))が来た…。ここで唐突にドヨンさっぱりしているなぁという謎の感想を持ちました(一応ドヨン推し)。

 

  ここらへんでメンバーの軽いトークが入り、「どんな曲がいいですか~」とかそういう前振りが合った気がします。

 

9. Sun&Moon

 これは~~~~良かった~~~。淡々としていて静かで。照明が綺麗だった気がする。真っ暗な会場、そこに差し込まれる強い白のスポットライト。一人だけアイドルを照らす光。そういう景色、綺麗。

 

10. Dreaming

 ピンと来なくて、あ、Chainに収録されていたやつか!になる。これもすごく良かった。演出が良かった気がする。確か箱に入っていたやつですよね?何かの曲で、箱に入ったパフォーマンスがあって、いやこれは舞台を見るんじゃなくてスクリーンに映ったやつ見ないと駄目だ!となった曲が合ったのだけれど、これだろうか。そうやって、演出効果もきちんと考えていてダンスだけに頼らないパフォーマンスが贅沢に見られたのは嬉しかったです。金…。

 

11. Timeless

 歌が上手い。以上。

 

12. No Longer

 歌が上手い。以上。ヘチャンが歌っていて、嬉しい。

 

13. regular to irregular

 ジャニのピアノソロ。VIXXのN君のミュージカル「INTERVIEW」の導入と同じ入り口だなと思いました。つまり私好み。どことなく、不穏。そして、綺麗。第2部のスタートです。

 

 ここでメインステージからメンバーが通路を歩いてセンターステージにやってくるのだけれど、ランウェイ状態でものすごく、ものすごく!かっこよかった!白シャツに赤を基調としたジャケットを羽織る姿。最後につかつかと歩いてきたテヨンの顔がドアップでスクリーンに映った時、かっこよさは暴力だなと思いました。やばかった。

 

14. Regular

  センターステージでのパフォーマンス。かっこよかった。なんか退廃的というか、はっちゃけている感じじゃないけど自棄な要素をこの曲には感じるんだな、何故だろうな。

 

15. Wake Up

 大人のジャングルジム(別に深い意味を込めていっているわけじゃなく、本当にその通りジャングルジムのパフォーマンスなのだ)でした。これが優勝だったな。いいパフォーマンス見た、という気持ちです。これが綺麗に載るならライブDVD買ってもいい、そういう演出でした。私はVIXXが好きなんだけれど、VIXXが好きな人このパフォーマンス好きな人たくさんいるんじゃないかなぁと思いました。

 イリチルはFire Truckが入っているアルバムはあんまり聴きこんでなくて(本当にNCT127の曲を好きになったのは無限的我がきっかけ)だからノーマークに等しい楽曲で、ぬ?と思いながら聴いてたのだけれど、本当に良かった。

 ジャングルジムっぽいセットで9人がポールダンスを行うのだけれど命綱もないし、気を抜くとするっと掴み損ねて落ちかねないパフォーマンス。結構ドキドキしながら見ました。Let's just wake up this world(Let's just wake up right now)の言葉に合わせて止まったり動いたり、んー、お見事。

 ライブって割と「あ、ここまで好きで好きで好きな曲をちゃんと本人たちのパフォーマンスで聴ける、見れる」という感動が好きで、それ以上のwonderって私は求めていない。とりあえずこの曲を再現してくれ、CDの通りに、みたいなところが強い。だけどWake Upについては私が曲を聴きこんでいないというのもあって、衝撃をもろにくらってしまった。ライブが、すごかった。演出がすごかった。このパフォーマンスを見てすっかりこの曲を好きになってしまった自分がいて、そういうライブが私は大好きなんだ。ライブでさらに曲を好きになれるって、なんて幸せなことなのでしょう。

 Wake Upという曲はスピード感の違いが好き。出だしのスピードと、サビのスピード、ゆっくり、そして速く、また速度を落として声の重なりで厚みを作ってまたスピードが上がった。そういう強弱が、動く、止まるで表されていたパフォーマンスでした。べた褒め。

 

Wake Up

Wake Up

  • provided courtesy of iTunes

 

16. Baby Don't Like It

 引き続きジャングルジムセット。テヨンのプリクラ大会と、見ちゃいけない角度からのドヨン様のパフォーマンスはこれで合っていますか?

 

17. Mad City

 ラップを聴いた。意味が分からなくても、そこには主張があって、言葉だな、ゆらゆらしながら聴きました。

 

18. Good Thing

  90年代に飲み込まれたよ!ダンスしよう!という謎なVTRを踏まえてのこの曲。衣装替えがありました。なんだこのVTR…16番17番のテンションどこいったよ?もうちょい余韻に浸らせてくれ?と思ったらすべてはGood Thingのためでした。シャレオツ、ストリート系なお衣装?テヨンの服はテヨンだから許されるけれど他が着たら事故だなと思いました。

 

19. TOUCH

 なるほど。

 

20. Heartbreaker

 センターステージ。この曲のヘチャンを聴いたので私としてはこの公演の元は取れた、と言っても過言ではない。あと相変わらずジェヒョンのパートは一体どんな風になっているんだと頭を抱えて、それを難なく歌っている姿にまた頭を抱えた。ここ歌うのめちゃ難しくない?

 驚くことにこのセンターステージ、上下するのは良しとしてそれが斜めにグワングワンなる代物で(見たことない!)見ていてめちゃめちゃ怖かった。斜めになるタイミング、方向。きちんと頭に叩き込んでいないと転ぶやつやで…?そしてにょきっとスタンドマイクが刺さっていたのだけれど、何故倒れない…?と気になって仕方がなかった。メンバーが後半になると寝っ転がっていた。

 

21. Replay

  何故ペンライト(1000円)買わなかった私…となった曲でした。メンバー全員草色のペンライトをもってI just want to be loved.のパートに合わせてペンライトを振り回し、私たちも振り回し、ビートに乗る曲でした。ジョンウの声が良いなと思いました。

 

22. Simon Says

 もうすぐ終わりですのMCを挟んで、最後まで駆け抜けましょう!!!のアナウンス後がこの曲です。きたあああああああああああ!!!

 NCTってちょっと面白いというか、NCTならではの尖ったパフォーマンスや楽曲と思われがちだけれど、そんな変な曲ってトータルで考えれば4分の1くらいで、この公演でもいわゆる「NCTらしい曲」は散りばめられていたけれど、結構浮いているような気もした。このSimon Saysも。私はミディアムバラードというのですか?しっとりと落ち着いた聴かせる系の曲が好きなので楽しかったし、中盤のパフォーマンスの方が印象に残っている。でも、きたあああああああああ!!!なのです。この曲好きだから。やっぱりヘチャンのパートが終末感満載でたまらなかったです。

 

23. Fire Truck

 これで最後です!!のユウタの声で会場のボルテージが一気に頂点に。記憶が吹っ飛んでやがる。今聴くとよくわかるけれど、最後の乱舞、「終わらないで…」な気持ちになる、ライブの最後にぴったりの曲でしたね。

 

 

 疲れた。

 アンコールはアンコールなので書かないです。途中で謎のVTR(その間に衣装替え)が挟み込まれそこで0mileのパフォーマンスが流れたので諦めていたのだけれど、最後の最後は0mileでした。アンコールの曲はどのアイドルもきちんとアンコールで素敵だね!(これまでの現場を思い出す)あと新曲Wakey-Wakeyは色んな意見があると思うのですが、私はジョンウ優勝楽曲として大好きになっちゃいました。2番のなーなななーななのところ、MV通りにジョンウが横移動しながら踊るのだけれど、偉すぎてですよ、めっちゃ良かったぞ!!!今聴いても鳥肌立つわ。

 あと、トロッコジョンウな。トロッコに乗って場内を回ってくれたんですけれど、他のメンバーにはそう思わなかったのに、ジョンウが、トロッコに乗っている姿をみて、なんか、もうどうしようもない感情に襲われて。偉いな偉いなどんなに不安だったことだろう。NCTが動き始めたときも、NCT2018が始まったときも、NCT127に合流することになったときも。きっとそれはメンバーが抱えている不安とは異質なもので、それを一人で持たないといけないのかな彼は、とか考えたらもう私はダメなんです。割と落ち込むレベルで、ダメなんです。うん。ジョンウ、良かったよね。なんかぶっ飛んでました。「ありがとおおおおおおおおおおおおおお!!!」とか。

 

 ライブレポって、当たり障りのないことを書きがちというか、書きたいのだけれどあくまで「書きたい」に突き動かされて時系列に書いてそれで終わりって文章が自分の中でまだまだ難しくて、だから以下の文章は私が書きたいなと思ったことをががーっとめちゃめちゃに書きます。

 NCT127って、NCTって、よくわからなくて。間違いなく曲は好きで、好きな曲が多くて、心動かされるのだけれど、ではそれ以上は?となると言葉が詰まる。まだまだ私はNCTに言葉をあてがえていなくてこれからも考えていきたいなと思っている。

 私は外に出ることを「狩り」と捉えているようなところがある。

 物質的なものを集めることにさほど執着はしないのだけれど、どうせなら体験に意味を見出したい。行くなら、何かを持って帰りたい。特別な、何かを。一生忘れたくない興奮を。かけがえのない一瞬を。そんなキラキラしたものを日常のあらゆるところから拾い集めたくて、こうして拙い何かを書いているわけだけれど、NCTのこの公演は何を持って帰ることができただろう。ちょっと考えたのち、ジャングルジムと(まだ言うか)、多分、スポットライトだと私は思う。この2つを持って帰ることができて、私はとても幸せです。

 NCT127的にはスケジュール的にも武者修行というか、またスケールを大きくしたツアーだったのではないかと思います。私はNCTに終わりという言葉は似合わないと思うのだけれど、でも、時間はあっという間に過ぎるよ?と少し、感傷的になってしまいました。

 私は「売れる/売れない」を考えるのがもうきつくて。売り上げが、再生回数が多い/少ないという比較は、それはそれとして事実で、その曲そのアイドルを好ましいと思っている人が多いということを意味するのならそれは無視できない数字だと思っている。その人の数だけ感動があり、それを踏み躙ったり否定することは誰にもできないはずだ。けれど。私がこの曲が好き、君たちが好きというこの気持ちは、じゃあ、何なのだろう。それを、どうすれば伝えられるのだろう。伝える?何のため?決まっているだろう?私を見てほしいんじゃない、君たちに明日も生きてほしいからだ。生きてまた曲を作って踊って歌ってほしいからだ。君たちのこの曲のこういうところが好きなんだ!という言葉が、もしアイドルにとって嬉しいことならば、それを伝えたいじゃないですか。だって私はこんなに好きなんだもの。伝える言葉は感動はたくさんあるのに、多分届かないんだよなぁ。と、書きながらなんだか泣きそうになってしまった。ふはははは。まあNCT127の曲が私も好きってことさね。

 体力のいる公演だったと思います。よく考えられていた。音がきつい時もあったけれど、照明やスクリーンの配置、映像効果、衣装。どれも、良かった。準備のことを考えるとありがたい話です。

 NCT127、ストイックだったなぁ。VTRを挟んだりしたけれどMCは少なめ、だって30曲に近いパフォーマンスをやったってことでしょう?そして、すごく優等生。これは、悪口じゃないんだけれど、すごく大人で、自分が、ない。いや、もっと泣いたり喚いたり怒ったり喜んだりはしゃいだりしていいんだよ?疲れていいのに、って思った自分がいた。いやそれじゃ、駄目なんだろうけれど。流石。タフだな、伊達にSMエンタの練習生を勝ち抜いてきたわけじゃない、たくましさがありました。

 

 間違いなく今のNCT127のすべてが詰まった公演です。

 もう1回行きたいな。でも、もう1回行ってもこの感動は得られないな。だから、冷凍保存します。保存して、さあ、どうしますかね。NCT127に幸あれ。この公演に行けて、私は良かったです。