私いっつも疲れてるのか?そんなことを考えておりました。皆さまいかがお過ごしか。というのも、私の楽しみって大体「いつも疲れるからそんな自分をどうにか奮い立たせる為にも!生きるぞ私!」みたいなところが根源だったりするのかもしれないと思ったからです。いや、楽しみってそういうもんじゃないの?と思うのですが、どうなのでしょう。
さて、お休みをいただいたので、街を歩いてきました。
本当は美術館に行こうと思っていたのに、いつの間にか入館料と大して変わらない値段のケーキ(とドリンクのセット)を代わりに食べていました(支離滅裂な発言)。
ケーキを食べよう!
私が受験生の時、あんたとりあえず頑張ったんだから何か食べたいものあるなら言ってみな?と言われ「ホールケーキを独り占めしたいです」と答えた私です。こんにちは。
憧れからの発言でしたが、現実そんなに甘くなくて(ケーキ自体は甘くて美味しいものだったのですが)とてもとても1ホールを一度に食べきることは無理でした。舌と胃が耐えられなかったですね。
ケーキってどうしてあんなに正道を歩いている食べ物なのでしょう。まったくもって正しい。私が歩く道が光の道、と言ってもおかしくないくらい、燦然と輝く眩しい眩しいケーキ。ケーキの正しさみたいなものが私はとても好きです。「あー疲れたーケーキ食べたーい」は慣用句です。
テンプレを作ろう!
決してグルメなわけじゃないし、むしろ日本の食べ物は大体美味しい素晴らしい!と思っている人間なので、「美味しいものに溺れて死ぬ!」ぐらいの気持ちで外食時は食べる場所を探して放浪してしまいます。だからこそ「このジャンルはこれ!」というテンプレートを用意していくのは私にとっては有効でした。
人間本当に疲れていると脳も働かないじゃないですか。ああ、疲れた。しんどい。無理。何もしたくない。何も考えたくない。床から起き上がれない。無理。こういうときテンプレートは効果を発揮します。昼食時なんかは、本当に眩暈がしてくるととりあえずB1Fでひっそりやっている中華料理屋さんに行くんだ!と思ってます。
さて、食べ物の王様、ケーキはどうなのでしょう。私は幸運にも(というか、もうこれでええやろ文句はない!と思わざるを得なかった)困った時のケーキテンプレを見つけてしまいまして。そのご紹介となります。もしかしたらもっともっと美味しいケーキがあるのかもしれない。でも、この子も間違いなく美味しい。どどん。
キルフェボンのタルトのお通りだ~~~~~。
ということで、私のテンプレケーキは、タルトの覇者、キルフェボンです。
季節のフルーツタルト ~冬バージョン~(718円)
外見はとってもとっても可愛いが、お値段は可愛くない。それがキルフェボン。ちなみにテイクアウトの持ち帰り用の箱ですら可愛いです。これでもかとフルーツが使われているのでこの値段もしょうがないかな、と思いながら、本当に特別の特別、滅多なことでは食べません、キルフェボンのケーキです。カフェスペースで食べるのは今回が初めてでした。
この季節のフルーツタルトも、ま~~~~、美味しかったですが、何が美味しいって、カスタードクリームがべらぼうに美味しかったのでありました。とろっと舌の上でとろけるクリームの絶妙な甘さ。フルーツの酸味と甘みを損ねない、むしろそれを引き立たせる良い塩梅の甘さ。クリームの滑らかさにうっとり、タルト生地の食べ応えにうっとり、嬉しい大きさのフルーツにうっとり。やっぱりケーキは人を幸せにする天才なのでした。イチゴやブルーベリーが載っているのはわかるけれど、バナナとかカキもごろごろ載っていて、フルーツと言っても系統が異なるものがきちんと共存しているパラダイス。多分、1つひとつが大きくカットされているから一口1フルーツ、みたいになるんだろうな。そしてカスタードクリームが美味しい(大事なことなので2回目)。
この贅沢さ、この可愛らしさはなかなかなものだし、何より1か所だけでなくそこまで多くはないけど、各地にお店があるのも良いです。
こだわり強めな私ですが(←いいかげん認めつつある)なんでそんなことになっているかというと、そうやって足場固めといたほうがいざというとき(いざというとき?)安心で、楽しいし過ごしやすいからなんですよね…。思考停止になっちゃうのは良くないとしても、自分が楽しく毎日を過ごせるならば1つひとつ決めながら生きていきたいなと思っている今日この頃です。これからも美味しいもの疲れない程度に見つけていくぞ~って感じですね。美味しいものはぜひ教えてください。
当時私はその発想がなかったけれど、試験や面接が終わったら美味しい食べ物食べるとか、素敵な思いつきだったなぁ…なんて。当時の「ケーキワンホール食べたい」をふと思い出してしまいました。