根津と時々、晴天なり

大好きなものをひたすら言葉を尽くして語りたいブログです。

【EXO】EXOを聴く2019年/「What If…」感想

急にどうした!?って自分でも思うのだけれど、何が何だかわからないまま筆をとります。そういう気分になることも人生では往々にしてあるよね。特に突発的気分屋人間な私ならば。Twitterでだらだら書いてもいいのだけれど、いかんせん文字数が少ないし、と思ってこの場にやってきました。素面で書いている文章だけれど、いつも以上にまとまらないです。

 

長い長い前振り~私がもう一度EXOを聴こうかなと思うまで~

EXO、聴きなおしキャンペーンをやっています。

きっかけは特にありません。強いて言えばEXOがリパケしたことか。あー。わかった。本当にしょうもないのだけれど、VERIVERY君のせいだこれは。

VERIVERY君ってのは1月にデビューするらしいVIXXやgugudanちゃんの後輩なんだけれど、とにかくプレデビュー曲が好きすぎて本人たちも可愛くかっこよく面白いからずるずる楽しんでいるのだけれど、彼らデビュー前の勢いなのか楽しいのか戦略なのか踊ったり歌ったり短い動画を投稿することが多くて、それでよくEXO先輩の楽曲が登場するんですよ(ここまでの説明がやたら長い)。お前らSMか?ってツッコんでるくらいEXO先輩楽曲の起用が多くて、私はEXO先輩好きだから俺得なんですけれど、事務所箱推し勢としては心境どうなんでしょう?いいからVIXXの曲とかカバーしろよ、とか思うのかな。そういう私もちょっとは思うんだけど、とにかく先輩方の楽曲と印象が強すぎてそれに染めたくないのかなって思うんだな。そういう事務所の意図があるとすればわからんでもないから、そのうち明るい楽曲とかカバーしてくれたら私めっちゃうれしい!!!ってスタンスなんですけれど、あれま、どんな話だったんでしたっけ。あ、EXOか。

で、VERIVERY君たちがやたらEXO先輩を推すから、そうだな~私も聴いてみるかちゃんと、もう一度、と思って本腰入れてデビュー曲から聞き漁っているというわけです。

EXOといえばいつぐらいまでちゃんと聴いていたか。『XOXO』はめちゃめちゃ聴いていた。それこそ私の学生時代の一枚、みたいな勢いでそれしか聴いてなかった。今みたいなストリーミングサービスもないしお金もないからレンタルショップでCD借りてPCに取り込んでiPodに落としてずっと聴いてた気がする。K-POP好きな人も周りにいないし。流石にYouTubeはそのころあってたくさん公式の動画があったからよくミュージックビデオを見ていた気がする。2013年のEXOは特にぶっ飛んでいた気がする。

以降もEXOの活動曲は聴いていたのだけれどアルバムをまるごと聴くってのは全然なかったのだな。メインディッシュだけ聴く、みたいな音楽の聴き方をしていた。それはそれで良いし楽しい。『LOTTO』あたりからは活動曲すら怪しくなってきた。メンバー脱退とかそういうことがあったからというのと、単純にあんまり音楽が好きじゃなくなったからだ。

脱線します。

ストリーミングサービスの是非は色々とある思うのだけれど、殊に私に限ったことを言えば、ストリーミングサービスがあったことで格段に音楽が好きになったと思う。アルバム丸ごと聴くようになった。私は聴く機会がないとCDが買えない人間なのか、今手元にあるCDは実はすべてストリーミングで一度聴いたことがある曲ばかりだったりする。好きだから買う。それがアーティストの為になるから。だから私を好きにさせて、って思うのは消費者の傲慢な態度かもしれないとか思っている。好きになるためには聴かないといけない。でも聴くためには好きにならないといけない。メビウスの輪みたい。

戻ります。

そういうわけで以前より音楽を聴けるようになった私が改めてEXO先輩の曲を聴くとどうなるか。

「嗚呼…。」という溜息をつきます。

青春の一曲だった『XOXO』は、思い出と情景がぱっと脳裏に浮かぶし、改めて好きだと気がつかされる。知ってたけれどもう一度言おう。EXO、声が良い。味がありすぎる。滋養に満ちただし汁たっぷり含んだような声ばかり。流石のsm。やっぱり好きだsm。誰がどこを歌っていようが関係ない。誰のパートが少ないとかも考えるのが面倒くさい。ただこの曲を聴かせてくれ。そういう気分で聴くと、ただメロディが身体に染みてきて、幸せな気持ちになります。EXOの曲、好きだ私。

 

ここまでが長い長い前振りになります。また戻ってきたぞ。また聴くねEXO。

 

EXO「What If…」感想

今はちょうど2ndアルバム『EXODUS』らへんを聴いています。これは2015年リリースのアルバムですね。活動曲は「CALL ME BABY」とリパケだと「LOVE ME RIGHT」か。聴いてたし好きだったけれどアルバムは聴いてなかったんだな。この2つのアルバムに収録されているのが「What If…」という曲。「視線ふたつ、視線ひとつ」とも言うらしい。

良いなぁ…とうっとりしながらずっとこの曲を聴いております。良い曲ですね。

訳されたものを見ていると、「視線ふたつ、視線ひとつ」というタイトルの意味がよく分かるしこんな風に丁寧に丁寧に日常の感情の機微を掬い取れる人生を送りたいって思ってしまう。視線がふたつ混じりあう二人と、それを遠くから眺めている自分の視線が一つ。ひえー。

もう誰がどこのパートを歌っているのかってあまり気にしないけれど、この曲、そうかラップパートが無いんだ…ニョルの歌声が温かい。もう6年くらいやってきてる彼らに言うなよって思うけどニョルは穏やかで温かな声もっているんだからラップしなくてもいいのに…って思うのはダメですよね(笑)もちろんラップのニョルさんもいいとは思いますけれど。

この味の良さがEXOの良さであり、ミディアムバラードでも良い曲があるんだよなぁ…味わい深いバラードがたくさんあるグループ、私大好き。

これは私の個人的な感想なので聞き流してほしいのですけれど、やっぱりEXOはすごいなぁと思うのです。その広さ、何やっているかわからない、とりあえずとんでもないことをしてみる。というのがEXOの活動曲の印象なのですけれど、その一方でアルバム曲には人の普遍的な感情、日常のごく一場面をしっとりと射抜く曲を用意している。その振れ幅が維持できるのがすごい。それにやっぱり私にとっては聴きやすい。普遍的な、扱いやすい、歌いやすい、感情を入れられやすい楽曲もありつつ、新しいこともしてくる気概があるのかないのか、そのバランスがすごいのだと思います。間口が広く、いくらでも深堀出来るEXOのキャパシティの広さが、私は大好きです。

 

空白が惜しい。惜しい。本当に。なんでこんなに私は乗り遅れるんだ、という気持ちがふつふつと湧いてくるけれど、この悔しさは乗っているときは思い至ることがない感情だから気がつけばいつだって悔しいって思うに決まっているんだ。こんなの負け試合だろとか思いながら、素直になれない自分を恨んでいます。EXO聴きますね。とりあえず新曲はリアルタイムに乗り遅れないように聴きながら、今までの曲も楽しむことにするね。

 

EXOの「What If…」が好きです。というお話でした。

EXODUS (Korean Ver.)