今日はかるーい雑記です。
実は1年前から細々と読書ブログを更新してきました。
本当はこのブログの記事数が300に到達したら宣伝しようと思っていたのですが、そろそろ1周年迎えるのでこの場を借りて宣伝します。このブログ主、どんな本を読んでいるんだーって気になった方にとっては、答えみたいなものです。
このブログ「根津と時々、晴天なり」がいわば「衝動」「熱」「無秩序」を根底に続けてきたとすれば、「8月2日の書庫」は図書が整然と本棚に並べられている空間のように、静かで秩序ある雰囲気にしたいなと思ってきました。だからブログの出だしは全部同じにしています。
読書って特別好きなことではないし、嫌いなことでももちろんなくて、読みたければ読めばいいし読まなくていいなら読まなくていいと思っています。読書したから人生HAPPYってわけでもないだろうし、例えば、アニメをまったく見なくても人間失格にはならないし(←そもそも人間失格ってなんだ。じゃあ人間以外になれるのか私たちは。化け物になればいいのか)映画も同じです。読書も同じ。殊更「読書は素晴らしい」と思っているとかえって敷居が高くなるんじゃないかなーとも思っています。
私の感覚としてはスマホでネットサーフィンをしていることと同じ温度の行為なので、もはや「趣味は読書で」って言えないですね。
ありがたいことに「語彙力がありますね」というもったいないくらい糖度が高くて栄養分豊富なマシュマロをいただくことがあります。私自身は自分が「語彙力がある」とは思っていなくて、むしろ正しく言葉を使えているのだろうか…と時々詰まりながらブログなりTwitterをしています。好き勝手に言葉を使っている人間だなと思っています。
語彙力も表現力も私より素敵なものを持つ人はたくさんいて、私はそうなりたいです。Twitterは短い文字数で的確に芸術的な表現をする人がたくさんいて、ほわ~…と感嘆の溜息をついています。私は短く的確に何かを伝えることが得意じゃありません。
本を読めば語彙力があがるのかはわかりませんが、本を読むと表現のレパートリーは広がると思います。あとは色々な考えがあるんだなーと思うことができます。
何故本を読むのかと言われれば、何故スマホでわちゃわちゃ調べごとをしているのかと聞かれていることと同じで難しい問題です。「そこに本があるから」としか言えません。
最近はシャーロック・ホームズがめちゃめちゃ面白いということに気が付いて、読む本が増えて嬉しいです。もうこの山は大体制覇したな、と思っていても1年後また同じ山を登って見える風景が変わるのを楽しんだり、新しい山に登ることを挑戦したり、本を読むことは面白いですよ。富士山(=日本の王道的文学作品)を登らなくてもいいわけで、私はいわゆる「名作」と呼ばれる作品はほとんど読んでいないですし。面白くない本を苦しい思いして読む必要もないですし、読んでもいいですし、なんでもありだと思うんですよね。
好きになるタイミングと始めるタイミングは、その時がやってくるまでわからないと思っています。今は好きじゃなくてもいつか好きになるかもしれないし、ふとしたタイミングで始まるかもしれません。今は読書に関心が無くても、いつか興味が湧くかもしれません。その時は読書ブログのほうにふらりと立ち寄ってみてもらえるととても嬉しいです。
ということで、読書ブログの宣伝でした。
私が好きそうな本があれば、ぜひ教えてください。