根津と時々、晴天なり

大好きなものをひたすら言葉を尽くして語りたいブログです。

【NCT】NCT2018『EMPATHY』感想

NCT2018の『empathy』をじっくり楽しもうという文章です。

 

NCT - NCT 2018 EMPATHY [Reality ver.] CD+Photobook+Diary+Photocard+Folded Poster [KPOP MARKET特典: 追加特典フォトカード] [韓国盤]

 

開封

確実に手に入れるために、某CDショップで注文(本国のチャートに反映されるかどうかなんて気にしない。ごめんよ。ちゃんとしたファンじゃなくて)。

届いた。

いざ、開封。

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もはや何verかもわからない。確かBだった気がします。トレカはマークさんでした。ようこそ。

 

個人的にものすごく驚いたのは、歌詞カードがぺらっぺらの紙で(上の写真だとCDが収められている箱の下に敷いてある紙)

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に、日本語!?

そう、日本語訳が掲載されているのです。これは「GO」の歌詞ですね。いいなぁーーーーー。ネオカルチャーだなーーーー。

 

曲感想

1. INTRO:Neo Got My Back

2月初めに「今年のNCTってこれでいきます」的な紹介動画、NCT2018 Yearbook #2(NCT 2018 Yearbook #2 - YouTube)に使われていた楽曲。個人的にこの動画が大好きなので、アルバムに収録されていると知った際は嬉しさで悲鳴上げました。まさしくNCT2018を幕開ける楽曲。そのアルバムのイントロにふさわしい楽曲です。この曲を流して「あ...アルバムが始まるわ...」という気分になります。テンションが上がります。

Yearbook #2については、テンの部分が好きなのと(香水とか黒猫とか)クン→ジャニ→ルーカスの流れが大好きです。

 

2. BOSS

 BOSSについては過去書いているのでそれ以外のことで何か。

 

dorian19.hatenadiary.jp

 イントロからスムーズに繋がるところが最高です。これはBOSS単体で聴いてるだけでは味わえない快感。イントロが終わり、「べんべべべんべん~♪(BOSSのイントロのつもりです」が流れるときの高揚感。はーーーーーー。この流れの良さは、BOSS→Baby Don't Stop→GOでしっかりできているので、とりあえずGOまでは一気に聴きます。シームレスです。

改めて振り返ると、BOSSで編成されたNCT Uは面白い組み合わせだなぁと思います。特にボーカルがドヨン、ジョンウ、ジェヒョンというところがすごいなと。やっぱりNCT Uだな、と。第7感のテヨン、テン、マーク、ドヨン、ジェヒョンがベースだなと。自分でも何言っているかわからないんですけれど、こういう突発的なその場限りの面白さを味わえる点で、「NCT U」が大好きです。

 

3. Baby Don't Stop

おま、BDSのことは書いてないじゃないか。もしかして好きじゃないのか?

いいえ違います。書くタイミングを完全に逃したからです。

youtu.be

K-POPで2人組のパフォーマンスといえば実に様々です。そのすべてを網羅することなど到底できることもなく、私が知っている範囲で2人組のパフォーマンスを思い浮かべてみることにしましょう。まず、2人の体格が違うかもなーと思いました。VIXX LRとかSuperjunior D&Eとかですね。何が言いたいって、テヨン×テンのこの組み合わせは、「対立」というよりは「相似」に近いなー。光と影なんだけれど、影は光と対立するのではなく光に限りなく近い「影」みたいな。つまり、テヨンとテンくん、似すぎ問題です。何が似ているって体の肉の付き方が似ています。どちらも、ほっそい。

 体の動かし方もねっとりしています。ゆっくり踊るダンスの方が難しいのでしたか?違うかもしれませんが、さらっと踊っているようで難しそうなダンスです。茶化さない。ごまかしがきかない感じもすごいです。手を抜けばバレるパフォーマンスかもしれません。

最後のぴぱぴぱ言っているところが好きで、いつもちゃんと聴いています。

 

4. GO

dorian19.hatenadiary.jp

 めちゃめちゃ好きです。今のところ、このアルバムの中で一番好きです。

言ってみると、物足りない曲ではあるのです。マークのラップは他の曲の方が好きで、「GO」に関しては目立たないなーと思っているし、ヘチャンのパートはご馳走様なのですが、チョンロくんやチソンくんがもっとボーカル面で目立ってほしかったかなと(チソンはボーカルよりダンスなのでしたっけ?)。なのですが、この曲がとても好きです。MVもダンスも抜きでアルバムの中の1つの曲として聴いたときに、一番好きな曲なんですよね。聴いていて飽きないし。やりすぎない程度におとなしいというか。BOSSはもう少し強いかなーとか。だからこそアルバムの2曲目にふさわしいところがありますね。

 

5. TOUCH

びっくりしました。まさかNCT127がこの雰囲気でMVも作って音楽番組のパフォーマンスもしているのかと。アルバムを総じてこの曲だけ「異端」だと思っているのですが(個人的感覚です。他と一緒に括れないから)だからこそ『EMPATHY』の顔なのでしょうか。すごい本当に...頭おかしいぜ事務所(もちろん誉め言葉)。

youtu.be

そう思うと、これもまた個人的な感想なのですが、ユタとジョニーを他の曲にも出したいところなのですよね...この2人だけ他ユニットに出ていない?ですから。NCT127はNCTというプロジェクトの「中心」なのでしょうか。

何が言いたいって、もっとユタとジョニーを出せやコラ、なのでしょう(笑)

TOUCHはユタがハマりまくっているので本当に良かったです。あとテイルの声がめっちゃ効いているのを曲を聴きながら探すのが楽しいです。

 

6. YESTODAY

他意はないだろうけれど、そういえば今日防弾少年団の「Not Today」を聴いたところだったのであちらは「Not」でこちらは「YES」なのだなぁ...なんてフフフ。

これはぜひ歌詞を理解した上で、音と意味をリンクさせて聴きたいなぁ...なんて。

ちょっと古い時代の音楽を感じらせる、懐かしソング。感傷。確かに曲にぴったりだ。

 

7. Black on Black

わぁーーーーーーーーーーーー。って叫びたい。

ルーカスのパートがひたすらにかっこいい。

以上です。

 

8. Timeless

高音だけがすべてじゃない、と言わんばかりにそこにジェヒョンがいることが私は嬉しい。NCTの歌が聴けるよ、以上。

youtu.be

 

9. The 7th Sence

全ての源。NCTの始まり。第7感を研ぎ澄ませながら生きていきたいものです(誰)。

Timelessで美声にうっとりしたところで、第7感なのがすごいです。Timeless→Without youでもいいかなと思ったのですが、それだとメリハリに欠けるのでしょうか。わかりませんね。ただTimeless→第7感→Without you →Dream In A Dreamの方が、すごい。とんでもない。NCTやばいってなる順番なのでこれで良かったです。

 

10.Without You

爽快かつ広大。でかい。私はいつもこの曲を聴くと夏で緑生い茂る草原を思い浮かべるのですが、なぜ。

[HOT] NCT U - WITHOUT YOU, 엔씨티 유 - 위드아웃 유 Show Music core 20160416 - YouTube

そうして、めちゃめちゃ初々しい彼らを思い浮かべるのもまた良き。NCTのボーカル陣ってR&B(?)がめちゃめちゃ似合うなーって思っていて実際TOUCHとか良き良きなのですが、ロックとか絶対良いな。ギターがガッツリ後ろで鳴っているなか何か歌ってほしいです。

あとChinese版だと爽快感にさらに拍車がかかっているのは音の響きでしょうか。

11. Dream In A Dream

youtu.be

大変申し訳ないことに、このアルバムに収録されたものを聴くまで、過去に発表された曲だとは知りませんでした。本当にテンくん申し訳ない...。

NCT Uではグループとして活動してきたものの、それ以降テンくん何やってたのかまったく知らなくて、Baby Don't StopやこのDream In A Dreamを聴いて思っているので後付けなのでしょうけれど、テンはソロで活動できる子なんですね。その点私はSHINeeのテミンっぽさを感じます。踊り方にも感じます。個人として確固たる実力があり、広さを持ち、表現するゆとりがあるというか。彼をグループとして活動させるのは勿体ない、とまで思わせる何かがある。一体なんなんだこれは。というか曲が好きだ。びっくりしました。綺麗な曲だ...。

 

12.OUTRO: VISION

荒々しい。ここからまた暗雲立ち込め、高い波が波打つ海へ旅立つのですね...的な余韻を残しアルバムは終わります。余談だけれどEXOっぽい。ライブの一番出だしっぽい。絶対終わる気がないOUTROなの最高すぎます。

 

まとめ

これまで、アルバムの曲についてだらだら書いておりましたが、最後にまとめとして今NCT2018について気になっていることを書いて終わりにしたいと思います。

 

NCT2018活MVP

ということで、これは迷うことなく「ルーカス」です。

ルーカスが「ルーカス」として、NCTの一員として世界にその姿を現しその名を轟かせた功績はでかいです。事務所よくやった。

もうお人柄がすごい。18人いるNCTの中で類を見ないハイテンションボーイ。その姿を見せてからまだ日は短いながら、既に数々の伝説を作っている模様。ルーカスが動く動画を見るだけで、疲労がとれているの本当にすごいなと思います。

NCTってもちろん個々が面白いのは知っているのですが、「とびっきりヤバい奴」ってのは開花し切れてない部分があるような気がします。流石大企業SMエンタの中で落ちることなく生き残ってきたか、みんな優等生だなーと。もしかしたら見えていないだけで、人間的にヤバい人もいるのかもしれませんが(←コラ)全然ボロが出ないような。あるいはもみ消されているのか私が知らないだけなのか。同事務所の過去を見れば、そんな微笑ましい話あるかいな、とは思うのですが、今のところ非常ににこやかに見守ることができています。

だからこそ刺激足りない。わかりやすさがない。そこに現れたのがルーカスくん。わかりやすい。見ていて楽しいです。

 

彼は面白さだけでなく、他にも低音ラップやがっつりダイナミックなダンスなど見ごたえがあるのも素晴らしいなーと思います。BOSSのルーカスのダンスとか大好き私。

 

チョンロくんの発見

チョンロくんがひゃひゃひゃ笑っているだけで私大丈夫、って思うぐらい(←精神状態ヤバい人みたい)チョンロくんが思いっきり笑っているのが好きです。その笑顔が曇ることがないように。GOのMVのチョンロくんは本当にかっこよかった。

 

テヨンとは

私のひねくれもの気質のせいかd、大体そのグループの「顔」となるタイプのメンバーは好きにならないことが多いです。もちろん嫌っているわけでもなく、単純に推しにならないってことなのですが。

そういうことで言うと、テヨンくんは圧倒的NCTのセンターであるわけで、「まーたテヨンが目立っているぞおいおい」「でもセンターやっていて偉いし何でもできるなこの子本当すごい偉い」ということを毎回思っているぐらいなのですが、この頃テヨンくんが気になるようになりました。テヨンくんって何者なんですかね。掴めない。高校で友だちいなかったとか、綺麗好きとか、本当かウソかわからないエピソードを少しずつ収集し精査しながら、テヨンくんとは何かについて考えてみたいなーなんて。

今確実に言えることは、圧倒的センターを圧倒的センターで居続けられることは容易ではないということです。すごい。それだけは確か。

 

 

以上で、長く書いてきましたが、この文章を終わりにしたいと思います。ここまでで4800文字です。1万字はなかなかいかないものですね。さて、NCT2018はこのアルバム絡みで他に映像は出してくれたりするのでしょうか?今年のNCTはどうなってしまうのでしょうか。しばらくはこのまま、NCT2018を楽しみたいと思います。