忘れていた。この感動を。取り戻すのに時間はかかってしまったけれど、この感動はもう忘れない。そして手放さない。そう、戦隊シリーズはとてもとても楽しい30分なんだって。
日曜朝のお楽しみ「快盗戦隊ルパンレンジャーvs警察戦隊パトレンジャー」第1話を見ました。
「スーパー戦隊シリーズ」として長年に渡り日曜朝に子どもたちへ夢と希望を送ってきたこの枠。私の記憶を遡ると、どうやら「タイムレンジャー」あたりから私は観始めたようです。wikipedia(スーパー戦隊シリーズ - Wikipedia)で見てみたら思いのほか見てて笑った。「トッキュウジャー」まで見てましたね。その中では「シンケンジャー」がNo.1です。一筆奏上!ね...あの5人のバランスが最高だったんだ…私は殿と皆に呼ばれていた丈瑠(松坂桃李さんが演じた)よりシンケングリーンの千明が好きだったんだ…。
流石にここ最近は観ていませんでしたが、今日たまたま見てしまったのがいけなかったんだ…
スーパー戦隊、最高だ!!!
いや、良かったです。ルパンレンジャーvsパトレンジャー。多分これからも見ます。久々にテンションが上がった。
パトレンジャー全力待機なのだけど 出てこない!!!と思ったらキタ!!!#ルパンレンジャーVSパトレンジャー
— 治野 (@harunote2016110) February 11, 2018
2種類のヒーローが存在する異例作
「ルパンレンジャーvsパトレンジャー」(以後「ルパパト」と呼ぶ)は戦隊シリーズの中でも異例作と言っていいと思います。何故ならヒーローが2ついるから。
タイトルからもわかる通り「ルパンレンジャー」と「パトレンジャー」が闘う?話なのですが、結局は共闘して地球で悪さをする怪物をやっつけよう、という流れになるかと思われます。が、1話だけで言うと、悪事を働く敵「異世界犯罪者集団ギャングラー」からお宝を盗みもれなく倒すルパンレンジャーと、それを追いかけるパトレンジャーという構造が提示され2つのヒーローは敵対関係にあるようです。熱い。熱すぎる。この三つ巴の戦いが斬新すぎて楽しくなってしまうわけですが、この年になって冷静に考えると、「このやり方いいもんだなー」と思うのです。
ルパンレンジャー派かパトレンジャー派か
多分保育園幼稚園小学校低学年ぐらいは、火曜日からこの構図ができてみんなでワイワイ遊ぶことでしょう。第1話の見せ方から考えると、ルパンレンジャー派が多数派になるか。私はパトレンジャー派なんですけれどね。
なんというか、ルパンレンジャー派とパトレンジャー派で子どもたちにはワイワイやってほしい。ヒーローか、悪か、ではなく、みんながヒーローになればいいんじゃ…。ああ平和な世界。
あと、地味に面白いなぁと思ったのはレッド(赤)が2人いることです。ルパンもパトレンも赤はいて、後のヒーローはそれぞれ、青・黄色と緑・ピンク、という戦隊ヒーローものなら定番の色設定。赤はどのレンジャーにも必要なんですね。面白いなぁ。
新たなヒーローは登場するのか
そうなのです。2種のヒーローが存在してしまうがために、初回から3人、3人で計6人のヒーローが既に登場のルパパト。スーパー戦隊シリーズにあるあるな、途中から新しいキャラ登場!!!は一体どうするのでしょう…。べらぼうにヒーローが登場したらしい「キュウレンジャー」も、生身の人間のヒーローは7人が最大か…?となると、ルパパトは双方1人ないし2人入れる形になるのでしょうか…?2人それぞれ追加したら10人!?…。すごいわ...。そのあたりも楽しみ。
ルパパト第1話の個人的なツボ
- パトレン1号の熱さ大好き
- 全体的にルパンレンジャーよりの演出(仕方がない)
- ルパンブルーが戦隊シリーズ定番のキャラで大好き
- ルパンイエローが猫のように軽やかキャラ
- 変身後のダサさ(←言うな)
- 初回あるあるなヒーローのぎこちなさ
- 客をとっとと帰らせるルパンレッド
- ヒルトップ管理官の登場シーンがこれから楽しみで仕方がない
- 敵さんのデザインのがちゃがちゃさ大好き
- 初回はついに戦わなかったパトレンジャー
- まだまだよくわからないパトレンジャー
一緒に楽しんでいくスーパー戦隊シリーズ
スーパー戦隊シリーズの何が楽しいって、ぶっちゃけて言うと演者さんの成長過程というか変わる様子を見ることができることなのであります。「成長過程」なんて言うと上から目線で良くないですが。若く俳優としてのキャリアもまだまだこれからな方々がキャスティングされる傾向があるスーパー戦隊シリーズ。初回はなんだかぎこちなく「これで大丈夫なのかなぁ...」とハラハラしつつ、それが良い味になっているところから、終盤、慣れて最初のぎこちなさが無くなりチームワークも良くなっているような雰囲気からの、勇気と希望が満ち溢れた終わり方!!!…泣けます。この楽しみを約1年も味わえるんですよ楽しいにもほどがありますね。
私は、敵がどんどん強くなり「このままだと絶対勝てねえええ」という状況から大逆転する展開が大好きなので、それを心待ちに、時間と気持ちが許す限り、見ていきたいと思います。
ここ最近は私と同世代の方がヒーローを演じられているのもなんだか感慨深いです。
これから日曜の朝が楽しみです。
あと、これまた久々に見たライダーもの「仮面ライダービルド」がなかなか感動して朝から叫んでしまった…男と男の友情熱い…そして自分を消滅させるボタンをヒロインに預ける主人公、憎すぎる。重たい。実に重たい。ボタンを押すことにならなくて本当に良かった。