根津と時々、晴天なり

大好きなものをひたすら言葉を尽くして語りたいブログです。

【女ひとり】家系ラーメンを食べに行く

 暑い。暑すぎる。梅雨は明けていないが本格的に夏が到来したことを感じさせるとある土曜日。私は1人家系ラーメンを食べていました。
 

 

 ところでですが、ラーメンってものすごく刹那的というか、もの悲しい食べ物ですよね。手軽に食べられる、と高をくくっていると足元掬われるいいますか。なんであんなあっという間に終わってしまうのでしょう。それに、私の場合は毎日食べたいわけじゃないんです。時々猛烈に「うおおおおお、めっちゃこってりしたラーメン食べて―――――」ってなるだけなんです。もうその時点で衝動的というか、切なさありますよね。で、満たされるのも束の間。ああまたラーメン食べたいな、でも今はお腹いっぱいだから食べること考えたくないな、でも食べたいな、という矛盾する感覚に襲われる。ラーメンって罪な奴です。

 

 ラーメン屋さんって元々それほど大人数で行くタイプのお店じゃないと思うのです。ああ、お店に寄るので一般化はできませんけど、大概カウンターで店は狭くてお客はただ黙々とラーメンを啜っている、みたいな空間。そういうものだから、臆せずお店の暖簾をくぐっていいと思うんです。例え一人でも。

 それに、ラーメン屋さんってのはラーメンと個人の一対一の勝負だとも思うのです。他人の目を気にするぐらいなら目の前の一杯に向き合え、みたいなところありません?私はいつもものすごく気合を入れてラーメン屋さんに行ってしまうのでそんな感じなのかな。

 

 その点、家系ラーメンはエンターテインメント要素があって私はものすごく好きです。もちろん味も好きだけど、もうあれは目の前に集中せざるを得ない一杯だから。 

 ということで、1人で家系ラーメン食べてきました。

 

 家系ラーメンはとても美味しい。こってりとした醤油と油が混ざったようなドロドロのスープが絡むは中太の麺。ほうれん草、煮卵、のり、チャーシューがその脇を飾り、ああ美しきかな家系ラーメン。今回食べたラーメンは、煮卵の黄身が半熟でとろっとろで、チャーシューがこれまたとろっとろで口の中でとろけてべらぼうに美味しかった。
一口目は何も付け加えずに、麺にスープを絡ませていただく。美味しい。味が濃厚。口に広がる旨味に浸る数秒は、ただただ幸せな時間。素の美味しさを味わったところで、お次はお店がオススメしてた、刻み玉ねぎと、胡椒とにんにくの味付け。ふむ。これまた美味しい。特に玉ねぎやばい。そして忘れてはいけないのが、白米。のりはこのためにキープしておく。玉子も半分残しておく。真っ白な白米の上に、のりと玉子をのっけてその上から濃いスープをかける。ごくり。美味しくないわけない。案の定美味しい。ラーメンライスって意味わからないと思ってたけど、訂正する。ラーメンライスは神(家系ラーメンでのみ実証済み。他のラーメンはまだ未開拓)。

 この味を変えつつ楽しむってのがエンタメ感というかライブ感ありますよね。全然飽きないの。プレーンで楽しみ、胡椒とにんにくと玉ねぎ入れて楽しみ、ライスを頬張り、スープをライスにかけて楽しみ...うううまた食べたくなってしまったよう(泣)

 

 最近の私の戦略として、日常のご飯はもちろんおいしく、しかし質素にいただき、時々こうして自分の食べたい物を思いっきり味わう、みたいなの良いのではないか?と考えております。人間、飢餓状態だとそのモノへの有難みが増しますからね...。

 

 家系ラーメン美味しかったな…。こうして食べることは時々でもいいから楽しみたいし、味わい尽くしたいなぁって思います。いつまでもそんな心でいられたらいいのだけど。

 

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