根津と時々、晴天なり

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【プロデュース101】チーム別ミッション曲バトル感想「NEVER 」編

 プロデュース101は注目されているのかテレビ局お墨付きなのか、多額の金が動いているのか、提供される楽曲が悉く名曲で心震えてしまうヤバさ。また1つ名曲が誕生しましたとさ。そう「NEVER」のことです。

  この曲好きだし、すごいなぁと思うので、今日はそのあたり考えていきたいと思います。

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 完成度の部分で抜きんでている

 「NEVER」の何がすごいって、課題曲5曲のなかで「完成度が高い」「デビューしたグループみたいである」という点が抜きんでていることです。他の課題曲も良曲だと思うので、もはやどう調理するかってところでいくらでも構図は変わるだろうなぁとは思うのですが、今回は「NEVER」圧勝、という気がしました。

 じゃあどの点がすごいと思えたのかというか

  1. 無駄な人材がいない(誤解を生みそうな表現ですが、まあこんな感じ)
  2. バランスが良い

の2点です。正直この2点だけなので、他のグループだってやりようによっては...という気がしています。たったこの2点で、「NEVER」は他4曲とまるで違って見えました。

 

1. 無駄な人材がいない

 「無駄な人材がいない」というのは、「この人いる意味ある?」という人がいない、ということです。もっと言うと、「NEVER」は全員に見せ場があったし(その見せ場の多寡の差はあれど)全員の良いところがきちんと発揮されていたように思えたのです。

 個別に指摘してみましょうか。

 まずはセンターかつサブボーカルのミニョン(https://www.youtube.com/watch?v=M9w1-wss7SU)から。ミニョンはセンターかつサブボーカルということで、全体を通して良く映るポジションにいたと思います。見せ場というものは彼にとっては「ようやく出てきた俺のターン」というものというよりかは常に自分がステージの雰囲気を作り保つ、という、割と神経を使いそうな感じであったのではないかと思います。まあしかしこのミニョン君は終始涼やかな顔をして自分の仕事を全うしたわけでございます。メインボーカルではありませんが、この曲はミニョン君抜きにはありえない楽曲であります。一番パートが多かったんじゃないかな。

 次に、リーダーかつサブボーカルのジョンヒョン(https://www.youtube.com/watch?v=Qo3d7JotPoU)。彼の元々のパートはラップですが、今回は裏方に徹している感じです(というか、彼は本当に支えるのが上手というかリーダー気質というかマネジメントの能力に長けた人なんじゃないかなって思うのですがどうなのでしょう?)で、じゃあ見せ場がないのかというとそうでもなく。確かにパートは少ないのですが、元々の知名度もあり、私も個人focusの動画を見に行くじゃないですか。そうするとまあいいパフォーマンスだなぁと思うのです。まだまだ若いジョンヒョン君ですが、何か達観しているのか老成した雰囲気もどことなくあり、こういう曲ものすごくよかった。特に動画の0:42付近!うおおおおおおってなりました個人的に(笑)色っぽいわ...何か狂気を感じたわ。

 そして忘れてはいけないメインボーカルのジェファン(https://www.youtube.com/watch?v=tNv47svkdS4)。この人も「見せ場」というのが不要ですね。圧倒的な歌唱力。こんな感じにブレずに歌いきるというのはいいですよね。声が出ているのは本当に曲の強さを補強するし、安心して聞いていられる。そして、このグループがとてもよかったのはジェファンだけ、ということがなかったところ。他のグループと同じくこちらもメインボーカルは1人という扱いだけど、その下のサブボーカルの層が厚く、また声質もバラけていたのがとてもよかった。おかげで「ジェファンだけが歌っている」という印象を抱かずに済むし、結果的にジェファンの歌声がますます冴えわたるという事態に。メインボーカルの使いどころをきちんと考えて効果的な割り振り方ができたグループだったのかな、と思いました。私はこれをINFINITEの「The Chaser」打法って呼んでいます(笑)要はメインボーカルを「とっておける」グループの総合力の賜物ってことです。SHINeeとかもそういうグループですよね。メインボーカルのジョンヒョンを「とっておける」ことができるグループ。

 お次!サブボーカル、ソンウ(https://www.youtube.com/watch?v=5-o_NzJevYI)。歌える。踊れる。イケメン。なぜか面白い。マルチプレイヤーのソンウさん(貫禄がありすぎて自然と「さん」付けしてしまう)。「everytime everywhere」のところは印象的ですよね...私いつも笑っちゃうけれど。「見せ場」というのとは違うのですが、ソンウさんって番組が始まった最初の頃からもう目立っていた気がするんですよね私。単純に私にとって見分けやすい、ということかもしれないですけど、あんまり顔のタイプが他の被らない顔立ちだなぁって思うのです。その不足がないってところがソンウさんの場合は良い方向に働いていて、まあソンウさんいればいいし、てかなんでもかっこいいし(←ご本人はできる人なので)安牌枠だなと思いました。それにちゃんと見ていると、まあジョンヒョンさんと同じようにいいパフォーマンスするんですよね。この「NEVER」という楽曲はこの2人がどんぴしゃでハマってた気がする(個人的感想)。

 お次はサブボーカル、デフィ(https://www.youtube.com/watch?v=eVRz2JW6j-s)。この人も何でもできる、何でもこなせる分目立つところなかったなぁ~と思っていたけれど、見せ場ありましたね。ラストのサビ。床に伏せて流れるようにしなやかに動く身体。うおおおおおおおって思いました(2回目)。個別カムだと2:40くらいですね。この振付、このフォーメーション。考えた人に金一封、みたいなベストパフォーマンス。デフィ君をおいてこのパートこの振付はできないでしょう、みたいなところ。デフィ君は痩せ型で華奢でしなやかなダンスを踊るんですね~知らなかったなぁ。それに個別カムを見ているとわかるけれど、きちんとカメラ見ているんですよね...自分のパートじゃなくても後ろでも。そういうのすごいなぁと思います。

 そしてウジン(https://www.youtube.com/watch?v=0CmhgEJH0PE)。犬っぽく、にかーっと笑う顔が可愛らしいだろうなという顔つきで、ゴリゴリラップをしているウジン。というかウジン君に対しては個人カムのやつ仕事しろってことと、眼帯をするならもっと英国紳士みたいなおしゃれな眼帯用意してやれよ、というツッコミを先にさせていただいて。ラップに関しても文句ない出来栄えですよね。ラップだけができるだけじゃなく、踊れるし余裕があるしということで、目立っておりました。彼。

 そしてラストにラップのグァンリン(https://www.youtube.com/watch?v=8MvzuPPOE74)。まずすごい良かったのは、彼スタイルいいんですよね。顔が小さくて衣装がものすごく似合っていた。その時点で「およ?」と思う分には十分でした。ラップも良かったし。あとはラストサビへとつながるところ。ウジンと共に言葉が畳みかけるところ。よかったなあ。ジョンヒョンをサブに回してウジンとグァンリンをセットにしたのは大正解だと思いました。

 

2. バランスが良い

 ここまで散々語ってきたことをまとめる形になりそうですが、とにかくこのグループは非常にバランスが良かった。既にデビューしているグループみたいに無駄がないし「この人必要?」って思う必要が無かったのです。

メインボーカルのジェファン。サブボーカルのミニョン。この2人で楽曲の骨格を作り、デフィ、ソンウ、ジョンヒョンというここまでのランキング上位陣、つまり存在感が既に確立されていた人で脇をがっちり固め(さらに素晴らしいことに全員それぞれしっかり歌える人で)ラップのウジンは実力者、そしてグァンリンという「未知」かつ「伸びしろしかない」要素を投入しフレッシュさが加わり、まあ一言で言うなら最高でしょう?

 

 「プロデュース101」という番組の都合上、ここまでのものがなくっても仕方がないことなのだと思うのです。だって練習生なのだし。ある考えの下グループが作られたわけでもないのですから。だけど「NEVER」組はきちんとそれぞれの武器や良さ、足りないところを補うパフォーマンスができていたのではないかなと思うのです。誰かそんなことを可能にしたのか。結果的にうまくいっただけなのかもしれないけれども、それでもすごかった。他のグループを見ていると、もっとこの人使えばいいのにとかそう思ったりもしたし、なんかお互い被っているよなぁってこともあったので。「NEVER」がとても浮いて見える形になりました。個人的な感想です。

 

 

 これは余談ですが、今回のシーズンはボーカリストがあまり着目されなかった印象でとても歯がゆく思っております。私だってステージで魅せ方が上手い人が好きなので、そういう人が残っていくのは嬉しいけれど、いかんせん歌える人が少なすぎないか、と。それは性差の違いもあるんですかね。わからないけれど。やっぱり歌えることは大事です。そんなことを考えておりました。

 

 「NEVER」良かったです。大体言いたいことは言った気がするので、この文章はこれでおしまい、です。

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