根津と時々、晴天なり

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【プロデュース101】国民的プロデュース番組についての雑感

 今回は韓国で始まっている国民的アイドルオーディション番組(と私は呼んでいる)『プロデュース101 season2』をゆるゆる追いながら、感じたことを取り留めもなく語る記事です。

 最初に明らかにしておくと、私はjellyfishのアイドル箱推し(要はVIXX、gugudanちゃん大好き)もちろん他にも好きなアイドルグループいるよ!最近の楽しみはLovelyzのカムバだよ!という人間です。確かに同事務所ってことで注目度が高かったけれど、それにしてもユンヒソクくん(jellyfish社所属の練習生で、事務所から唯一プログラムに参加している)が、キラキラがつがつテンション上げ上げのアイドルの卵だなって練習生が多いなか、1人超然としているようなテンションであることに、胸が「トクン…」としている私であります。彼の成長を温かく見守ることを楽しみつつ(←完全に母目線)魅力的な練習生を漁っている、という段階ですので悪しからず。

 

 それではいってみよー!

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「Aクラスだわ」←Aクラス選抜メンバーのパフォーマンスを見た感想

 この番組では練習生の力量に応じた練習プログラムを提供するために、一番最初に予め用意させたパフォーマンスを事務所ごとに披露させて、それを元に個人のランク付けを行います。最上位からA,B,C,D,Fに分けられ(Eはない)、ランクごとに着ているトレーナーの色まで違うという、始まって早々えげつないというか容赦ない内容だなぁって思いました、初めは。ちなみに今回は男性版ですが、前シーズンの女性版からそのランク付けは行われています。

 そもそもこの番組の最終到達点は、国民PDと称される一般視聴者の投票によって100人から11人のメンバーを選抜しアイドルグループを作る、という趣旨。101人(実際は辞退者がいるみたいなのでそれより少ない)から11人へは何度か投票を行い、投票が少ない練習生から一定数落としていく感じです。現時点(2017年4月29日)では、まだ誰も落とされていないようで、来週あたり100人から一気に人数が減るでしょう。

 ランク付けの話に戻りますが、番組が始まってすぐのランク付けはあくまで「練習生の力量に応じて分ける」って目的であることが重要で、Fランクだからもうダメだというわけではない、ということは押さえておきたいところです。実はこの後に、全員共通の課題をこなして、もう一度ランク分けに挑戦する機会が得られます。Aランクでそこそこ力があると判断された練習生も気を抜くとBに降格するし、こいつダメダメ頑張ってとFに振り分けられた人も、自分の努力や魅せ方次第でAランクへ、と移ることも可能なわけです。今回もそういうことがありましたね~。(推しメンヒソクくんはFからBに移動しましたね。おめでとう。やっぱりそこそこ声量があってちゃんと歌えるってのはでかいぜ。)先ほど「Fランクだからもうダメだと思う必要はない」って言いましたが、前シリーズを見ていると、選抜された11人のメンバーのほとんどはAやBの上位ランクに元々振り分けられていたり最終的に上がった人で、下位ランクの人はあまりいませんでした。やはり生き残るためは実力はある程度必要ってことです。選ばれるため、というよりは最終選抜のステージまで生き残るために力が必要なのです。

 

 season2では新しく、Aランク(共通課題をこなしたのちに、結果的にAランクになった人)のメンバーに、音楽番組の舞台で課題曲を披露するという「プレミアムチケット」を与える特典が追加されました。音楽番組は「プロデュース101」という番組プログラムを知らない人も見ているだろうし、他の練習生より自分をアピールする機会が単純に増えるので、ファンを獲得するためにはおいしい特典です。今回のシーズンは、「勝者がより恩恵を得てそれ以外の人との乖離をより大きくする」ってのが顕著だなと私は思いました。

 で、パフォーマンス見ました。

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 見た瞬間「あ、Aランクだな」と思いました。当然のように皆さん踊れる。多分このパフォーマンスは生歌ではないので、ボーカル面でより評価された人はもしかしたら映えないかもしれないけど、踊れないとAには上がれないですのでやっぱりできるメンバーばかりです。

 パフォーマンスについて1つ提案するとすれば、「Aランク」のメンバーに平等に与えられているプラチナチケットなのであれば、フォーメーションを変えながら、均等にメンバーの見せ場を作るべきよね。これだと位置が固定されて、同じAランクでも後ろの人は見えないじゃないか、って。Aランクの中でも激しい戦いがあるのですかね。力量の差と言いますか。

 ということで、目立つのは圧倒的センターのデフィくん。もう彼はスタンスからアイドルやる気だな、これは勝ちにいっているな、という気迫のようなものが伝わってくるので頑張ってほしいです。season1ではそこまでの露骨さを感じなかった、デフィくんのようなパターンは実はなかったのでは、と思っていて、多分女子は協調性が大事なんだと思います。露骨に勝ちに行くと多分出る杭は打たれたと思います。上位3トップのソミ、セジョン、ユジョンはその点上手にやっていたのではないかなーと、今から思うとものすごく立派でした。実力に裏打ちされた確かな自信はいいと思うので、デフィくんは上位圏をいかに保つことができるのか、己をさらに磨きまくっていただきたいなと思います。

 話は逸れましたが、この「あ、Aランクだな」ってのは「すごいな」って意味でもあり、別の意味もあり。後者については後ほど触れたいと思います。

 

デビュー組の再挑戦

 season1でも物議を醸し、season2ではさらに話題になったことが「既にデビューしているアイドルが練習生としてプログラムに参加すること」です。前シーズン以上に、今シーズンではこの「既にアイドルだった人たちが参加すること」の賛否両論がすごかったような。私も知っているぐらいの、決して無名ではないアイドルグループだし、キャリアも長いので。

 近年の曲が他グループとは一線を画した独自の雰囲気で、かつ、グループの良さというか特徴に合っていたように感じていたので、そのグループのメンバーがプログラムに参加すると知ったときは、「マジであの事務所絶対許さないからな」って思いました。それは今も変わりません。どういう経緯があったのか知ることはできません。事務所命令なのか本人たちの意思なのか。が、そういう選択をさせるぐらいになってしまった状態が嫌だし、きちんと自社のアイドルのマネジメントしなさいよ、と思うし。アイドル本人たちにも思うことはあれ、ここまで一生懸命腐らずにやってきたのに。それはすごいことなのに。メソメソ。

 ということで、デビュー組が番組プログラム上でどういう風になるのか、ってのも見どころの1つになってしまったなかで、個人としての力量とアイドルグループとしてデビューしている(できる)ってのは、次元が違う問題じゃないか、とも思った次第です。早い話が、実力がなくてもアイドルとしてデビューすることは可能だし、それでいいんです。多分。実力、ってのは、単純に歌唱力とかダンスの切れとかパフォーマンス的なもののことで。アイドルとしてクオリティの高いパフォーマンスを提供できるってのは重要だとは思う。歌が超下手な曲は聴きたくないし、ダンスがボロボロなパフォーマンスを見たいわけでもない。でも、歌の上手さ、ダンスの上手さ、表情の作り方、所作、ビジュアル、スタイル、性格。素晴らしいからアイドルなのかな、って。逆に、素晴らしくないとアイドルになってはいけないのだろうか?って。魅力的ではないのかな、って。

 ランク付けで評価されるものもある。歌唱力、ダンス、表情、魅せ方、所作。それ以外のことも、多分パフォーマンスで知ることができる。結局、ランク上位の人のパフォーマンスを見るのは楽しい。だからアイドルってやっぱり実力大事なのかなって思ったのだけど、でも、まるっきりすべてがランク付けで評価できるとも思わない。

 

 ごちゃごちゃ考えたけど、ここで言いたいのは1つだと思います。

 プロデュース101で評価されること=多くの大衆に「魅力的」だと思わせることができることであり、それって数の多さの問題で、プロデュース101で評価されなかったからと言ってその人が魅力的じゃないってことと必ずしも同義ではないし、プロデュース101という枠組み以外で映える人だっているのだろうな(というか、私はそういう人がいてほしいかな)ってことかと。逆にプロデュース101というプログラムだからこそ、映える子もいると思うし。

 わかりやすく言えば、デビューしているアイドルの中のあなたの推しが仮に練習生という身分に戻ったとして、この番組に出たら必ずしも評価されたかしらという想像をしてみれば?ということかな。いや~怪しい人ちらほらいるぞ(笑)

 

 今のところこんなことを考えているけれど、番組を追いながらいくらでも考えは変わりそうで「ほんとこの番組は人を弄ぶけど面白いわ」と思わざるをえないです。

 

機能の不在

 私はアイドルグループの中に存在するそれぞれの関係性ってものが好きで、グループ上の「役割」「分担」というものも好きで、早い話グループの中で自分がどうしていけばいいのか、というメンバー同士のバランス感が好きなので、プロデュース101にはそういうものがあまり見えてこない、あるいは流動的でちょっと寂しいな、と感じている次第であります。それが最初の方で言った「Aグループだな」ってところにもつながるのですが。

 Aランクのパフォーマンスを見ていて思ったのが、ランクにふさわしいキラキラした実力を受けての「すごいな~」という感嘆と共に、「でも誰が誰でどういう子で、ってのがわかんないな、みんな同じだな」って物足りなさでもあり。そりゃあ、ランクというのはチームを作るというよりは、対等な仲間同士って感じだし、協力して何かをするわけでもないだろうから、私が求めようとする方がおかしいのだけどそれにしても。単純に個性と個性のぶつかり合い、タイマン勝負って感じだ。番組はそういうものだって言っているわけだけど。

 だから、ランクが混在したグループがパフォーマンス対決する勝負は見ていて面白かったです。実力が高いメンバーが集まっているからと言って、最高のパフォーマンスができるかと言ったらわからないし、個人の雰囲気と曲が合っていたりするだけで、思わぬ魅力が発揮されるものだったり。これだから、アイドルグループって楽しいんじゃ、って感じです。

 

編集という魔物

 あとは「編集」ってのは怖いですね。「コンテキスト」、文脈、という言葉がありますが、それが遮断された言葉は思わぬ誤解を生みやすい。悪意がなくとも、編集した人の切り取り方がもろに反映されてしまうような気がします。これは、でも多かれ少なかれどんな場面でも生じることなんですよね…。多分。んー、難しい問題です。

 ちなみに、ヒソクくんは全然カメラにピックアップされないのですが、変に何か誇張されるぐらいなら映らない方がマシなのでは?なんて思ってしまうほどです(そして私は彼に対して激甘だと思う)。彼はリアクションが薄いのか、なんなのか。あんまり饒舌でもなさそうだし…(ってのも、編集なんですよ。実際彼がどんな感じなのかさえ、わからないのです)。

 

終わりに

 ということで、ここまで一気に文章を書いてみました。

 何かを頑張る人の成長を見ているのは楽しいです。色んな練習生の魅力が少しでも出る番組になればいいなぁと思います。名前がわからない練習生ばかりですが、彼らにとって良い経験になることをただただ祈るばかりです。