根津と時々、晴天なり

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【CRISIS】『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』のツボ

 今回は、この春から始まった『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』の、「この細かいところ好きなんだよなぁ~」という私のツボをただひたすら書いていきます。このドラマ、多分好きだわ私。

www.ktv.jp

 

 

  

 4月になったということで、アニメ&ドラマは次々と新しいものが始まりました。この頃になると大体2話~3話くらいまで話が進み、「初めまして」の挨拶の時と比べるとグッと物語の個性や特徴やリズムが出てくるタイミングです。キャラが出てくるのです。

 私はこの春始まりの作品は割と多くの作品に関心が向いてしまい、空いた時間を使ってそれらを消化するのに精一杯です。

 ドラマだと

を主に。あとは『緊急取調室』(http://www.tv-asahi.co.jp/kintori/)や『警視庁捜査一課9係』(http://www.tv-asahi.co.jp/9gakari_12/)といったシリーズもの(緊急取調室がこの後長く続くかどうかはさておき。)は、もはやライフワークというか作業BGM的な存在なので割愛。テレ朝系長寿ドラマは私にとっては、気持ちの浮き沈みも特に要らない自然な存在なのです。

 アニメはというと『サクラダリセット』や『王立教師ハイネ』は見ているけれど、それほど見ていませんね…。ここ数か月はドラマを追いかける感じになりそうです(テンションが続けば)。

 

 さて本題の、私の心を妙にくすぐるドラマ『CRISIS』のツボ、にいってみましょうか。いや~いいですね、CRISIS。

 

物語は「公安に所属するなんだか自由な人たちの、でも内容はえげつないお話」だよ

 まず1つ目。内容が割とヘビー。

 2話目まで見た時点で、「警察組織と国家という大きな枠組みの中の特捜班」というのが、バーンと強く打ち出されました。登場してくる人たち、みんな怖いし悪そうだし何考えているかわからないし賢そうです。第1話で、特捜班ってのがどういうものなのか、そこに所属するメンバーがどういう人間なのか、ってのを提示したうえで、第2話では、特捜班が置かれている立場をきっちりを明示してきました。素敵。特捜班に所属する面々はみんなそれなりに優秀そうで、得意分野があって、第一話ではみんなで協力して事件を解決へと導いたわけだけれど、第2話はそうもいかないよ、と。彼らの上に立ちふさがる強大な権力「国家」と「警察組織」。これがドーンとやってくるわけです。つらい。さらには、ところどころでメンバーが抱えてる問題を挟み込んで、伏線を設けているような気配に、これは来週も見ないとダメやね、と思わされてしまう構成も素敵。次回もちゃんと見ます。

 

やっぱりこの「機能分け」が私は好きなんだ

 話は変わるのですが、これを読まれている方、小さい子向けのいわゆる「戦隊シリーズ」とか「プリキュアシリーズ」とか見たことってありますかね。私は部活動なんかで忙しくなるまでは、「○○戦隊○○レンジャー」とか「プリキュア」とか(といっても初期のものだけれど)ひいては、『美少女戦士セーラームーン』とか『おジャ魔女どれみ』を、がっつりと見ていた人間です。

 ああいうものの何が好きって、複数いる主要キャラの個性がはっきりと分かれているところなのです。「戦隊シリーズ」なら、私は女なら(大概2人)ならしっかりしていてイエローのキャラクターが好きで。男なら熱いキャラのレッドよりは、知的でブレーキ役のブルーや、陰でひっそりと支える癒し感あるグリーンが好き。途中から入ってくる、ゴールドとかブラックはかっこつけていたりするから苦手。セーラームーンならセーラージュピターセーラーマーキュリーでしたね。プリキュアなら、ほのかちゃんよりなぎさちゃんでした。

 こんな感じで誰一人としてキャラが被っていないという事実。価値観も嗜好も違うと思われる戦士たち(そうみんな何かを救おうとしているヒーローなのだ)が、一つの物事に向かって協力し、時には衝突をしながらも、最終的には大きなことを成し遂げる!そんな胸が熱くなる展開が、私は好きなのです。だって、全然性格も違うのに、上手くやっていけているんですよ?テレビの中の彼ら彼女たちは。世界中の人類が、こんな感じでいられたら超ハッピーじゃない?って、思うのです。実際はそう上手くいかないからこそ、こうして架空の物語に救いを求めてしまうのか否か…嗚呼、つらい。

 ドラマ『CRISIS』においても、この「キャラ分け」ってのが徹底しています。冷静だけど直球勝負な武闘派(西島さん演じる田丸さん)、コンピュータのことならお任せ、若さ故の危うさは多分今後の話に出てくるでしょうな、なハッカー女子に、現実主義っぽくて執着しなさそうな爆弾処理得意サポート系(眼鏡の人ね)に、上に下に挟まれている中間管理職だけど精神は今のところ安定してそうな班長に、トリは主人公にして、掴めないけど実は闇抱えている、トリッキーで応用利くタイプ(小栗さん演じる稲見)という構成。全然違う~~~素敵~~。ただ、得意分野や年齢性別、タイプが違うけれど、班員の雰囲気は整えられているのも不思議な話です。以前ありました『BOSS』(天海祐希主演)というドラマも、色んな人たちを集めた系刑事ドラマでしたが、あっちの方が本当にそれぞれ別の雰囲気持っていましたね。『CRISIS』はあれとはまた作り方が違うお話です。

 適材適所、が多分好きなのだと思います。お互いができるところを活かしまくって、できないところを補い合う。そういう組み合わせ方のパターンを見ているのが好きなのです。K-POPアイドルが好きなのも、実はこの点につながるわけで。その人がその空間でどのように機能しているのか。これが私にとっての、1つ大事な問題なのでしょう。『CRISIS』もその点注目してまいります。

 

信頼の脚本 

 さて、『SP 警備部警護課第四係』『BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係』そして今回の『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』、共通点は何でしょうか?刑事モノ、ってのもありますが、共通していることが他にあります。そう、原案・脚本がおんなじ人なんです。

 はー、知りませんでした。知らなくて初回見て、あー面白いなぁなんかSPっぽいなぁ乱闘シーンとか、って思ったら、書いている人がどうやら同じ人みたい。なるほど。

 『SP』と『BORDER』。この2つ、どちらも観ていたドラマで、私の好きなドラマなのです。特に『SP』はテレビドラマ版は大変小気味よく話が進み、茶目っ気も混ぜ込みつつ物語はシリアスになっていくバランス感が最高なのでおすすめします。主役がV6の岡田君だし、映画もレンタルでよく借りられている印象なので、深夜枠と言いつつ知名度は高いのかもしれませんが。『BORDER』も話がきちんと作りこまれていて、ラストのオチまでしっかりかつ最高に後味悪い感じ(誉め言葉)で終わった良作だと思ってます(若干しんどいけど)。あー、この2つの作品を書いている人の新ドラマなのか、と。じゃあ、好きだ。というのは、いささか安易ですけれど、作風が好みというのは選ぶ際の基準の1つになることは確かです。小説を読むとき、一人の作家さんを追って著作を読むことあるでしょう?だから、『CRISIS』にも信頼感があるのです。

 

稲見君

 ここまでドラマを見てきて、田丸さん(西島さん演じる人物)が目立っているなぁ~って私は思うのです。田丸さんも主役キャラだと思うので目立っていることはいいのですけれど、稲見さん(小栗さん演じる)が掴めない…。闇が深すぎる...。ってことで、私とっても気になっています。公安の特殊な班のメンバーですから、班員の皆様はそれなりに賢い方々だと思うのですが、稲見さんの頭の回転が早く先を見通し行動しているおかげで、田丸さんが直情的なキャラに見えちゃうのも面白い。というかそういうキャラなのか。田丸さんは、警備局長に「修行僧みたい」って言われていたし。真っ直ぐな田丸という人物と、波があって底が深くて変化球みたいな稲見。その対比がこれからもとても楽しみなドラマです。稲見君わかんない。第2話ラストに、1人ごひいきにしているバーでビールを飲むところまで完璧でした。バーには誰もいなくて、バーテンダーとは気心知れている以上の旧知の仲的な風情で、「お前、なんかあった?」って見抜かれているぐらいには動揺していて、大人のできる男っぽくビールをごくりを飲んで、さあ次回、みたいな終わり方!素敵。そうそう、優秀で余裕ある刑事さんは、事件終わりにバーに行かないとね(『相棒』『臨場』その他色々。右京さんは小料理屋ですけれど神戸君はお酒飲んでいましたね)。

 

終わりに

 ということで、まだまだ妙にくすぐられるツボはあるのですが、今日はこの辺で。ドラマ『CRISIS』、続きがとっても楽しみです。