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根津と時々、晴天なり

大好きなものをひたすら言葉を尽くして語りたいブログです。

女であること 年を重ねること ―Apink『Only one』を愛でる―

 女の子らしい女の子に憧れるときもあります

 女であることを楽しんでいる人に憧れます。 

 

 女であること、を真剣に考えたことはありませんが、時々思うのです。女という存在の価値についてを。そもそも価値を求めること自体考えてみてもよくわからなくなるけれど、少なくともアイドルという職業において「若さ」という問題は無視できないような気がしています。やっぱり若いって素晴らしいことなのだろうか。

 

 結論を先に言ってしまうと、2016年の9月にリリースされたApinkの『Only one』という曲が、私、大好きなんです。大好きなんです、と言いつつ、「えーぴん」こと「Apink」というグループについてはメインボーカルのウンジさんとボミさんとナムジュしか顔と名前が一致していないという、曲とグループについて語るなんて何様!という状態です。ファンの人、すみません。でも、良い曲だなぁと思って割とよく聴いています。

 

 Apinkのこの曲を聴きながら思うのは、女性アイドルにとって「若さ」って何だろう、年を重ねるってことは何だろう、ということです。

 

3集 - Pink Revolution (韓国盤)

 

 なぜ『Only one』なのだろうか

 Apinkのことをそれほど知らないと言いつつ、主要な曲は有名すぎて一度は耳にしたこともあるし、良い曲だなぁ~と思ってたまに聞いたりもします。特に『No No No』と『Mr.Chu』はキャッチ―で楽しそうで、これは売れるよ、って思いますもの。この文章を書くにあたってもう一度聞き返したら、『No No No』なんて一時期腐るほど聞いていたことを思いだした。超かわいい。

 まだまだ全然Apinkの曲を聴いてない私ですが、今知っているApinkの曲ではこの『Only one』が一番好きです。

 まず歌詞が素敵。ウィキで調べたら、『Only one』の副題って「私がときめくことができるように」なんですね。この後に続く言葉って和訳から推測すると「あなたもときめくように」という願いなのだと思います。私がときめくことができるように、あなたも私といることでときめきますように。今が幸せで、そういうことがずっと続けばいいね、あなたも同じだったらいいな、みたいな。

 くぅ~~~~泣けます。泣けませんか。泣けます。素直で、自然で、そのまんまな感情じゃないですか。最近(2017年になって以降)ガールズグループの曲については、「ちょっと私という女がいるのにあなたはちっとも振り向いてくれないどうなってんの!?」という感じの曲を多く聴いてきたような気がしていて(具体的にどういう曲なのかはご想像にお任せ)それはそれで好きだし、割とツンツンしたところに垣間見える女心のいじらしさ、みたいなのを愛でるのも可愛いよねぐへへへ、と思いながら、Apink先輩のこの曲の真っ直ぐさに癒されちゃう私もいたりして。

 この瞬間がとってもとってもとっても幸せで、満たされていて、そういうことがずっと続けばいいと思っていて、あなたも私と同じだと思っているけど、それって実際はわからないからちょっと不安で。言葉で素振りで察することはできても本当にその通りなのか究極のところわからなくて…そういう「幸せ」と「不安」がうまーく混じった感じが好きなんだと思います。おい、名曲じゃないか。

 ということで、この曲が売れなかった(のかな、確か音楽番組の1位は不調でしたよね)のはちょっと残念だなってのが私の個人的な感想です。今までのApinkのキャッチ―な曲があってこそ映えるような曲だとも思うのだけど。Apinkって素直でかわいい曲が多いのかな。そういう感じだと好きになれそう。 

 本当にまっさらで明るくてハッピーで、という曲は、私は面白くない。(あくまで「私は」。)もっとどす黒い感情あるでしょう?そんな綺麗ごとじゃないでしょう?というのはそのまま私の人生観にも当てはまるかもしれないけれど、色んなことを歌って表現しているグループに、私は惹かれるようです。Apink面白くなってきた。(というか「面白い」ってことに私がようやく気がついた)

 あとは、音楽番組でのOLさん風(勝手な私のイメージ)衣装は、肌を露出していないの色っぽくてヤバいと思います。ギリギリでもってエロさを想起させるのも1つだけど、これは違う。見せないことでイメージを逆に膨らませちゃうやつだ。

www.youtube.com

  ぴっちりタイトな衣装も、色っぽいです。お姉さん方。

 

女が年月重ねること

 色っぽい、なんて言ってしまいましたが、調べてみると私と同世代らしくとても驚きました。全然おばさんじゃないのでは?最年長のチョロンさんで26歳(向こうだと+1?)最年少のハヨンちゃんに限っては、1996年生まれだから今盛り上がっているアイドルグループの世代にそのままあたるのでは?こう考えると、アイドルグループってのは「若さ」というブーストが効果的に働くというか、皆さんだいぶ若いときから活動されているんですね(というかApinkが若くしてデビューしたってことか)。実年齢より大人びて演出されているというか。

 若いってそれだけで素晴らしいことだけれど、それと同じように年を重ねることだっていいことだと、個人的には思うので、年を重ねた分だけそこでできる表現をしてほしいなぁ、って思います。男性アイドルグループについては「年を重ねることで魅せることができるかっこよさ」みたいなものをイメージできるのですが、女性に関しては難しい。それだけ魅力と若さが強くつながっているのかな。みんな若い女の子が好きなのかな(確かに可愛いとは思うけれど)。

 

 他にも色々とありますが、ここらへんにします。多分、『Only one』が好きなのは、セクシーでもなく若さでもなく、大人の女性像を捉えているように感じられたからなのでしょうね。こういう曲が出せるくらい、そして、こういう曲がしっとりと歌えるくらい、長く今活躍している若さ有り余るアイドルグループも活動してほしい、なんて思いながら。今日はおしまい。