ちょっとあまりにgugudan過小評価されすぎてないの?いや、それはきっと期待の裏返しなのだと思うけど…。gugudan良いと思うよ、実力あると思うよ、みんな知らないだけだと思うよ?ってことでこれを書こうと思います。「おめーらgugudan好きになれ!」って言っているわけじゃないので…すいません。
gugudanのアルバムを改めて聴く
Apple Musicという魔法のツールを手に入れたことで事実上の無敵状態な私(意味:Apple Musicで色んなK-POPアルバムを聴きまくりたいぐへへ楽しい、って近況)。「これも欲しい、あれも手に入れたい」というアルバムがたくさんあって嬉しいのですが、現実それほどCDは買っていません。
gugudanちゃんのデビューアルバム『Act.1 The Little Mermaid』は、デビュー当時一通り聴いていたのですが、それほど心のアンテナには引っかからず。もちろん活動曲『Wonderland』のメロディは好きなのだけど、それより『Diary』が神曲だのう、と良く聴いていました。
が改めて、今聴いてみると、何とも良曲ばかりだなと感じるように。その心境の変化は私が「今年はアルバムを通しで聴いてちゃんと楽しむ」というスタンスでいこう、と決めていることもあります。gugudanちゃんのアルバムを聴いて思う、中毒性。何回でも繰り返し聴ける良いアルバムだな、っと。音楽を聴くシチュエーションは様々ですが、私はこのアルバムを「いつもより遠回りして歩きながら聴く際の」同行者に選んでいます。良い。
私的『Act.1 The Little Mermaid』の聴きどころ
トラックリストは
1. Wonderland(活動曲)
2. 구름 위로 雲の上に
3. Good Boy
4. Diary
5. Maybe Tomorrow
6. Wonderland (inst)
で構成。
1. Wonderland
イントロで幻想的な雰囲気を演出。まるで遊園地みたいな曲だと思います。可愛い声が似合う曲です。ミナやヘヨンの声がよく合っているしパートも多いです。逆にボーカル陣の「聞かせどころ」がなかなかわかりづらいのが難点か。さりげなく伸びのある歌声をラストは鳴らしているのですがあまり目立たないですね。
2. 雲の上に
ワンダーランドに引き続きイントロが最高にかわいい曲。ミミの声だと思うのだけど歌い方がこちらも最高にかわいい。サビのリズムは結構歌い方が難しい気がする。
3. Good Boy
最初は「なんだかなぁ~」と思ったのですが(苦笑い)聴けば聴くほど好きになる。
おすすめはナヨンちゃんのパート「1.2.3.4 gugudan break it!」ところ。いい感じにダサくて(褒めてる)病みつきである。やっぱりミミちゃんの声が可愛い。
ちなみに秋夕で出した民族衣装の練習動画も可愛いのでぜひ。民族衣装もおしゃれにアレンジされているものなのでしょうか?私はいいと思うな。
4. Diary
神曲。やはりヘヨンちゃんとソイちゃんのBメロのメロディがノスタルジーな感じで哀愁を誘います。アルバム曲としてしっかり支えているような安定感さえ覚える。
こういう感じの曲としては、VIXXの『Time Machine』も似ているものがあります。こちらも私とっても好き。
ライブ映像ですが、あちこち走り回りぴょこぴょこ踊るVIXXが愛おしい。ライブでこの曲聴いたら、多分泣けるな私。この動画のおすすめポイントは、ラストのサビに向けてメインステージに走りながら向かいつつ、さほどぶれずに自分のパートを歌い上げるケンちゃんのかっこよさです。肺活量すごそう。
5. Maybe Tomorrow
「セジョンの歌唱力が活きてない」と言う人はとりあえずこれ聴いておけ、って思いました。バラード。みんな歌えるんだなぁ、ググダン、って思いました。
gugudanのメンバーをおさらい
ハナ
ハナちゃん。1993年生まれ。gugudanのリーダー。お姉さん。ビジュアルセンター。
gugudanのリーダーとしてメンバーをまとめる。みんなでわいわいしつつ、しっかりまとめるところはまとめる!ってところがあるような気がする。お姉さん組ミミ&ナヨンと組み合わさると収拾がつかなくなる。わちゃわちゃうきうき。
ミミ
ミミ嬢。1993年生まれ。キュート。超かわいい。笑顔が可愛い。声も可愛い。超かわいい。小悪魔的にグループを引っ掻き回す印象。料理がぎこちない。
いたずら好きなのかな、なんか( ̄ー ̄)ニヤリと笑ってとにかく明るいなぁというイメージ。
ナヨン
ナヨン。1995年生まれ。スタイルの良さ。VIXXのMVにも登場していただきました。何でもできる万能さん。「ハハハハ」と口を押えて大笑いしているイメージ。個人的にミミ嬢とタッグを組ませたコンビを「混ぜるな危険コンビ」と私は呼んでいる。マジである意味怖いもの知らない感じがして危険。
ヘビン
ヘビン姐さん。個人的にヘビンさんは、一番素の時のビジュアルが好みです。スタイリングがあんまり好きくない。さておき。歌うま。メインボーカル。のびやかな歌声は良い。セジョンとの区別もつくし。スタイル良い。足細い。料理上手そう。ミミ嬢との料理番組は、withナヨンとwith姐さんバージョンで全然安心感が違うので見てください。Vアプリにあります。既にミュージカルデビュー済み。流石すぎる。
セジョン
セジョンちゃん。多分gugudanで一番有名でしょう。ソロ活素晴らしかったです。歌うまで面倒見良くて性格良くて、でも中身おじさん、ってギャップが愛されまくっている女の子。私はセジョンちゃんの闇が見たいからそれを待っています。笑顔の裏には色々苦労話があると思うんだ。ハードスケジュールで身体を壊さないか心配しています。ううう。
ソイ
ソイちゃん。メンバーのなかで一番背が高いのがソイちゃんです。好き。かわいい。ミステリアス。ググダンの良心だと思っているけれど本当は何者なのかまだわからない。でもいっつも端っこであんまり出てこないから気になる女の子。歌うま。
セリ
セリちゃん。お人形さんみたい。チャイナ。でも絶対気が強いと思うし、活発なタイプだ。パーティー好きそう。一瞬のピースサインだったり笑顔が可愛い。gugudanの可能性でしかない。楽しみ。
ミナ
カンミナちゃん。もちもちしていてひたすらかわいい。まだまだ若いのにしっかりしていて安心して見ていられる。「オンニ~~~~~(姉さん~~~~~)><」ってただでさ細い目をさらに細めて、お姉さま方の後を追っている姿が私は最高に好き。
ヘヨン
ヘヨンちゃん。gugudanの末っ子。歌える。踊れる。かわいい。最強マンネ。セジョンの空白を見事に埋めた『Diary』はすごすぎた。そして羊に追われて泣いていた。可愛くないわけがない。
gugudanちゃんの魅力
- 落ち着いている
- 歌上手い アカペラ楽しそう
- 9人の姉妹感があって微笑ましい
- それぞれ個性的
- これからますます垢抜けるだろうから楽しみ
- カバープロジェクトなど空白期間も意欲的
- 良曲
- 劇団コンセプトだから何やってもいいし迷走とか言われない
を私は挙げます。
これから清純派に振り切れるのか、あるいはどこに向かうのか。今回のカムバックが楽しみですけれど、すごい中途半端な位置にいることができるのも、魅力の1つじゃないかなと今は思っています。九九段だけに9個目の魅力。
劇団コンセプトということで「演目が変わる」ってことが最初から許容されている、それってものすごく自由じゃありませんか?それなりに売れているグループはそのグループの「色」ってものがはっきりしています。言語化できなくても、こういうのがVIXXの雰囲気で~こういうのが防弾少年団のカラ―で~こういうのがTWICEで~みたいな。で、一歩そのイメージから外れちゃうと「コンセプトの迷走」とか言ってしまうのです。言わせないようにするためには、ごり押しで力づくてねじ伏せるか(VIXXの『On and on』はその成功例では?防弾少年団の『I NEED U』なんかもガラッと変わったけどそれがその後の新たな色につながったような気もしている)コンセプトのまま続けるか、です。でもgugudanは変われるのかな、と。劇団コンセプトはもう捨てることができないけれど、限りなく変わることの自由度が大きい設定を設けたんだな、と思っています。それが功を奏すかはこれからですが。
ま~すごい難しいと思います。gugudan。プロデュース組の活躍がすさまじかっただけに、そのメリットも大きい反面難しいところもある。しかし、結局gugudanが好き!という人も少なからず出てくるでしょうし、その人口が大きくなるためにはできるだけのことをしていく必要があり、それは他のグループと同じなのだと思いました。
女性アイドルグループは何かに阿ることなく、堂々としていてほしいのでした。これからどうなるのでしょう?何度もこの言葉で結んでいるような気がしますが、これからが楽しみです。いつまでも楽しみでいられると嬉しいです。
(Oh My GirlとVIXXとSEVENTEENと、まだまだ他にも色んなグループのカムバックも待っているし楽しまねば。ゴルデとかもカムバしてくれないかな)