スーパーマリオでいう「無敵スター」にあたるものを、私は手に入れた。
ピカピカ光るわけではないが、結構楽しい気分。え、「無敵スター」は何だって?
そう、それは、Apple Music。(3か月無料版だけど)
通信料の問題で、wifi環境以外で使うのは憚られるが、それ以外ならジャンジャン音楽を流し続けている。楽しくないわけがない。
ありがたいことに、ユーザーの好みを把握して「これはどうですか?」とばかりに知らないアーティストもおすすめしてくるから、それも聴いちゃって「うわ~すごい良いやん、これCD欲しい~~~」という状況。楽しくないわけない。
まだまだ使用期間が短いのでサービス自体を評価するには至らないけれど、聴きたかった星野源さんの「恋」がなかったときはちょっと怒った。でも色々あるよね。権利の問題とか。あと、I.O.Iも曲数が少なかった。ま、(今のところ)無料で聴けるのだから文句を言うつもりはない。Apple Music好き。定額制音楽配信サービスについては、音楽業界の在り方を問うものだと思うし、アーティストさんそれぞれ思うところはあるのだろうなぁ、と。音楽の(金銭的)価値がどんどん下がっているようなご時世。私も余力があれば、一番アーティストさんに還元できるようなやり方で応援したいなぁ、というのは余談かな。
ということで、Apple MusicでK-POPをゴロゴロ聴いているのだけど、やはりお気に入りは、VIXXの神話3部作『Zelos』『Hades』『Kratos』をシャッフルして聴きまくるやり方。あ、そうなんです、まだVIXXのアルバム買ってなくて…。いや買おうと思ってはいるんだけど…すいません。あ、でも改めてちゃんと聴いて、これは手元に置いておきたい!と思いました。そういう意味ではApple Musicさんありがとう。
この3部作を改めてちゃんと聴くとですね、発見があるもので。まず、3部作と言っているからなんなのか、軸がぶれていないと思うのです。シャッフルして聴いても違和感がない。そして1曲1曲も私の好み。ダンスパフォーマンスやビジュアル抜きで「音!」で聴いてみると、改めてパート割が以前より多様になったな、と。
特にホンビンのトリックスター的な使い方最高すぎます。彼の歌声が入ることで、「あれ?」とズレが発生すると思うのですよ~。良いな~。
動画にして2:00~のホンビンのパート。私これ大好きでして。とにかくリズムをぶっ壊してほしいと思います今後も。
またヒョギもどんどん歌ってくれるようになったことが多様性の原動力なのか否か。えねねんはバラードでとにかく輝きまくっていたりして。ゆったりとしたリズムで落ち着いた曲のえねねんの歌い方が好きだ。ラビのラップも色々あるし曲を邪魔しないところが良い。そして相変わらずの歌うまメインボーカルのレオ・ケンだけど、なんかたくましいし。色んなところで歌ってきたことが力になっているのかな、と思ったりして。
ああ、全然本題に入らない(そうまだ本題じゃないのです)(笑)
「VIXXは何故Instrumentalを入れるのか」問題
VIXXの神話三部作良い~~~~と聴いていて、シャッフルしたものを愛でていると時々紛れ込んでいるものがあります。それが「Instrumental」、通称「インスト」。これが、また、良いのです!おすすめ。
インストってのは、ボーカル・コーラス抜きの音。カラオケverはコーラスが入っているから、それとはまた違う。純粋にその曲の「音」が楽しめるのです。
VIXXは興味深いことに、アルバムの最後に活動曲のインストを入れているんですよね。他のK-POPアイドルのアルバムも聴いているけど、そういえばインストって入っていないよね?と思ったのが、この記事の始まり。どうしてVIXXってインスト入れているんだろう?
「VIXXはInstrumentalを何故入れるのか?」
残念ながら、その問いの答えはよくわかりません。韓国語勉強したらそこのところもっと調べてみます。
ただ、インストを聴くことによって自分なりのイメージを新たに付加できるのが、私はとても楽しいです。ボーカルが入ってしまうと「ここの、この歌い方好き!」とか、どうしてもアイドルに引き寄せられてしまいますから。インスト、悪くないと思います。VIXXがどうしてインストを入れているのかはわかりませんが、インストをちゃんとアルバムに入れているVIXXは好きです(笑)
VIXXの歴代活動曲インストランキング
ということで、せっかく(?)の機会なので、私が今好きなVIXXの歴代活動曲インストランキングを発表して終わりたいと思います。第3位からの発表です。
【第3位】VOODOO DOLL(2013)
がっつり低音のビートが最高です。
ちなみにアルバム『Voodoo』の最初を飾る「Voodoo(intro)」も最高です。アルバムの最初にあることでアルバムの方向性を決定的に位置付け物語が始まるにふさわしい音楽。これとセットに「VOODOO DOLL」を聴くのがなんともたまらないのです。
【第2位】別れの公式(2015)
雨の時の歌じゃないけど、音が雨玉っぽいなぁ~と思ったのが始まり。音が弾けていて楽しい。パフォーマンスでも結構ニコニコして歌っている曲だけど、実は恋の別れを歌った曲。まあでも別れもあるよね?的な感じで前向きに聴けるのも楽しいところかな?「音が弾けている」という点で好きなので第2位にランクイン。
【第1位】Fantasy(2016)
堂々の第1位はFantasyでした。これは、圧倒的。
Fantasyはインストとしても、また1つの曲としても名曲だと思います。インスト聴いてみ?ほんと最高だから!って本気で推したい曲。Fantasyは難解な曲、と評価されるっぽいけれど確かにわかる。音も作りこんでいるのがわかる。ベートーヴェンの『月光』を下敷きに後半になるにつれてドラマスティックに音が広がっていきます。サビの狼の雄たけびっぽいところとか、サビ手前の禍々しいところとか、1曲の中でも聴きどころがたくさんあるところも最高です。
【番外 一番物語膨らむで賞】Error(2015)
1曲の最初から最後までで何か物語を成しているような壮大な感じが素敵。曲調自体はそれほど好きじゃないけれど、物語性が一番感じるので(というかミュージックビデオがそうだったことも影響していると思うけど)挙げさせていただきました。終わり方まで最高です。
ということで、がっつりインストについて語らせていただきました。アルバム最後にあるインストまでしっかり楽しんでこれからもVIXXの音楽を聴いていこうと思います。