根津と時々、晴天なり

大好きなものをひたすら言葉を尽くして語りたいブログです。

#117 AAA『僕の憂鬱と不機嫌な彼女』

 よくよく考えてみると、「憂鬱」と「不機嫌」って対義語じゃないと思うのであった。だけど、この曲の中では、2つは見事に対義語というか、対になって使われている。それが、私がふと思ったこと。

 

 AAAというグループについては、メンバーの顔と名前だけがわかるぐらいで、実はそれほど知らない。だけど、ここ数年のシングル曲は好きなものが多く、よく聴いているしカラオケでも歌う。歌いごたえがあるというか、歌うと楽しい曲は、「聴くのが好き」とは別で確かに存在するカテゴリーだと思う。AAA(読み方は「トリプルエー」だよ)の曲は「歌い甲斐」があると思う。

 私が知っている好きな曲は、恋の曲であることが多い。それも「切ない系」。元気はつらつ系もAAAはとっても似合うけれど、悲壮感を漂わせながら恋の悲哀を歌うものなら、AAAはなかなか素敵である。

 

 『僕の憂鬱と不機嫌な彼女』は、美しいピアノの旋律から始まる。それが綺麗で、何回聴いても良い。イライラせずに済むしリラックスできる。歌詞はとっても悲しいけれど。

 ミュージックビデオはあまり見たことがなかったけれど、サンドアート(と言うのかな?)というのは、また面白いアートだと思いました。サンドアートの気になるところは「消せる」ことじゃないかなってひそかに思っています。「砂」って色んなメタファーがあるし。儚い感じを勝手に抱いています。

 

 最後に歌詞について。

 憂鬱である「僕」と不機嫌である「彼女」の別れと出発の物語なわけだけど、私が彼女だとしたら、きっと憂鬱になってしまう「僕」にイライラするところがあったのではないか、って思ってしまった。案外それも2人がうまくいかなかった原因かもしれない。「僕」に対して「弱気だ」とか「ウジウジしている」とかそういうことを言うつもりはないけれど、同じ「はやさ」を共有しない他者と付き合うことって、エネルギーがいることなのかもしれない。「はやさ」ってのは、歩くスピードとか食べるはやさとかも言えることがあるし、世界に対する見方とかも言える。私の考えすぎなところは、きっと誰かをイライラさせてきたと思うし。

 

 と考えていたら、少し悲しくなってきてしまいました。

 

 こんな風に、日本の楽曲については、音楽を聴きながら歌詞を見て思考をしていることが多いです。私は日本語はわかるので、いやおうなく意味を考えてしまうのですよね…。加えて、K-POPはビジュアル(ミュージックビデオとかも含む)的な視覚要素も踏まえた上で、好き嫌いを判断してるけれど、日本の曲は「歌詞」と「メロディ」のみです。ミュージックビデオはそれほど見ないかもしれない、って書きながら気がつきました。

 

 K-POPだけでなく、他の音楽も好きです。今年もこれからも色んな曲を聴きたい。