根津と時々、晴天なり

大好きなものをひたすら言葉を尽くして語りたいブログです。

【EXO】私はEXOを追わなくなったのか、そしてこれから

 元々SUPERJUNIORから入ったK-POP沼だった。
 
 そこがすべての始まりで、彼らの事務所SMエンタから、徐々に知っているアイドルを増やしていった。
 SHINee、f(x)、少女時代などなどなど。今もそれは同じでRed VelvetやNCTもなんとなく活動は見ている。そんなK-POP経歴なのであれば、このグループの存在は避けては通れないはずではないか?そう、私だってEXOに夢中だったときがある。「だった」という過去形にしているのは、今はそれほど追っていないし彼らの最近の楽曲はまともに聴けていない事実があるからだ。今日のエントリはそこから始まる。
「なぜ私はEXOを追わなくなったのか。」
 
 こんな書き出しなのだから、この後の文章は彼らに対するいかにも良くない指摘ばかりが続くかと思われるだろうが、そういうことにはしない。これは「考え直す」エントリなのだ。私の中で結論はもう既に固まっている。そこまでのプロセスを書き出すだけ。
 
 
 それでは始めましょう。

 

 
 「EXO」と聞いて、複雑な気持ちを抱くようになったのはいつからだろうか?
 
 デビュー当初はEXO-K/EXO-Mとなっていたのに、結局合体して12人で音楽番組に出演するようになってから?WolfとGrowlが売れに売れて、一躍K-POPでも目立つ存在になってから?人気絶頂の最中メンバーが相次いで脱退するようになってから?グループの求心力とともに大きくなっていくファンダムの存在を感じてから?
 
 …わからない。
 
 ただ、私は「複雑」だった。できることなら何も問題がなく、今も12人で駆け抜けていってほしいと思ってしまう。他のアイドルの鑑になってほしいと思っている。全力で「全然LIVE行かないけれど、EXO好きなんです!」と言わせてほしい。いかんいかん、アイドルばかりに求めてもしょうがない。複雑な気持ちを抱くのも、私の勝手なのだから。
 
 今も昔も、EXOの曲が好きである。あのスケール感がすごいと思うのだ。EXOと言えばスケール感。デビュー曲ですでに壮大だった。壮大すぎてついていけなかったほどだ。だからWolfとかGrowlはより身近な感じがして、それもヒットの要因なのかなぁ、私は当時のギャップというかそういう「落差」のようなものに胸を掴まれてしまった、とつらつら思っている。デビュー曲からの、あれは、ちょっと卑怯だ。以降もなんとなく「広い」曲を出している。私からしてみれば抽象的な活動曲を連発しているなぁと思う。EXOとは概念を曲にするのがうまいのか。(あくまで私個人のイメージですけれど)
 
 EXOのメンバーは、と言うと正直よくわからない。ビジネスライクな感じもするし、しかし頑張っているのだろうなぁとも思う。世の中を生きていくうえで。才能を磨くとかそういう意味での頑張る、というよりは、大手の事務所で、K-POPアイドル界全体でそれなりに毎年立ち位置を意識していかないといけない状況は、ちょっと想像できない。疲れるのかな、どうなんだろう。
 
 元々シウミン推しで、今もシウミンという存在がわからない。大人なのか鈍いのか、よくわからない。いつのまにか、チェンとベッキョンというグループの「声」に挟まれてユニット活動していてびっくりした。どうしたのシウちゃん。マイペースに着実に何かを得ていく感じは、シウちゃんなのかなぁとも思っているけれど。彼はほんとよくわかんない。
 シウちゃんとは別に、ベッキョンも好きである。前も書いたけれど、魅せるステージパフォーマンスが好きだからだ。ほんとちゃっかりしてそうな気質だけれど、それはそれでいいじゃないかと思っている。私の実生活でベッキョンみたいな人がいたら、もしかしたらイラッとしていたかもしれないけれど(ごめんね)、あいにく私の身近にベッキョンはいないので、私は「好きだよ」ということができる。手を抜く/頑張る、のスイッチも面白いし。やっぱり彼が歌う様をもっと見ていきたいし。いい声の持ち主の彼が、果たしてこれからどう生きていくのか、チェンやD.Oではなく、ベッキョンが一番気になる。気になるよ。
 
【2016.12.24 加筆】
 D.Oは俳優としてもやっていけそうだし(D.Oの演技好き)チェンはなんとなく歌っているような気もするし、歌っていなくてもどこかでやっているイメージはできるけれど、ベッキョンは歌っていくのか果たしてなんなのか、ちょっとイメージできなくて、↑のようなことを書いた。ある意味一番ベッキョンというアイドルがEXO中では面白いのかもしれない私にとって。
 
 
 こう書いていて思うけれど、結局私はEXOに厳しいんだなぁ、と反省しています。VIXXやSEVENTEENに対しては甘々でいられるのに、EXOはそうもいかない。それは彼らが売れに売れているからなぁ…。もっともっとしっかりしてよ、って思っちゃうんだろうなぁ。私がどの口叩けるの?って話なのにね。
 
 
 で、そもそもなんでこんなエントリを書いているのかというと、やっぱりEXOいいな~って思ったからでした。
 iPodに入っていても滅多に聴かない、EXO1st Album「XOXO」を久々に引っぱり出して。)
 聴いていて、どれもこれもいい曲じゃないかぁ~と思ったのです。やっぱり音楽がいいとアイドルは良いね。当時はウルフやうるろんばっかり聴いていたけれど、それ以外のアルバム曲もいいじゃないかぁ~。ここ数日の作業用BGMと化しています。
 
 
 彼らの最近のアルバムも全然知らない。うむ。これはちょっと聴いてみようかなぁ。
 それが私の「結論」です。当時みたいにEXOに熱中することはできないと思うけれど、彼らの音楽を聴くことはできるじゃないか。なんだ。EXOという名前を聴いただけで「いや、もういいわ」なんて言う必要ないんです。彼らは今でも活動をしているのですから。
 
 
 最後に、EXOだけでなく同様のことが他のアイドルに対しても言えます。 
 私はひねくれているところがあるので、人気になればなるほど関心が薄くなる傾向があります。人々が推しているグループを好きになっても仕方がない、と思っている節があります。EXOだけでなく、TWICEや防弾少年団も、売れるにたる理由があるのにもかかわらず、「大勢が称賛しているから」という理由だけで敬遠しているところがありました。曲は好きだったのに。なぜ?
 
 それは改めた方が良いと思いました。てかつまらないわ。それだけで、好きになるかもしれない曲と出会えないなんて馬鹿馬鹿しいにもほどがあります。
 
食わず嫌いはしない。
 
 これは、2017年の目標にしてもいいぐらい、趣味以外でも大切になりうる、私の課題ですね。
 

XOXO (Kiss Version) (※韓国語バージョン) (韓国盤)

 
 
補足)EXOのwikipediaを覗いたらなんか完成度がすごくて驚いた。ファンの多さからの情報量の多さなのかなぁ・・・すごいわ~。EXO - Wikipedia