根津と時々、晴天なり

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#86  君に恋い焦がれているのは何故?-ドラマ「君を憶えてる」第1話・第2話―

 韓国ドラマ「君を憶えてる」を観ようと思っています。

 

www.kandera.jp

 思っています、というのは妙な表現なのだけど、飽き症なのでこれから見続けることができるかは謎、って意味での表現です。今のところ、第1話・第2話をすでに視聴済み。なかなかに面白かったです。

 

「君を憶えてる」とは?

天才プロファイラーと熱血女刑事が衝撃の真実と過去のナゾに迫る、甘く危険なサスペンス・ラブストーリー

 と公式サイトが謳っているように、第2話で見るかぎりなかなかミステリアスな物語展開であります。

 簡単なシナリオを記しておくと、メインの主人公は、アメリカで大学の准教授をしているイ・ヒョンと韓国の女刑事チャ・ジアン。ジアンが追っている殺人事件の現場に、アメリカから帰国したヒョンが訪れていたところ、事件を聞きつけてやってきたジアンが遭遇して、、、、物語は始まります。聞くところによると、ヒョンは誰かのメッセージに導かれて現場に現れたのであり、それには彼自身の過去が密接に関わっているようです。毒舌で悉く刑事さんたちの怒りを買うような物言いのヒョンに対して皆さんムッとしていますが、ジアンもその1人。ヒョンは彼女のことを知らないようですが、ジアンはヒョンのことを昔から知っていたようです。「観察」と評してストーカーのように徹底的に彼を追っていたよう。なぜ彼女は彼のことを知っているのか。気になるところであります。単なる恋愛の話ではなく、もっと深い事情がありそうです。

 

 さて。私のことを書いておくと、K-POPはともかく、韓流ドラマに対してはほとんど知りません。流石に「冬ソナ」は知っているけれど、ドラマを見たことはない人間です。そんな人間がなぜこのドラマを見るようになったのか。まあ、ミーハーな理由なんですけどね。

 1つ目、主人公を演じているソ・イングクさんが、私の好きなグループVIXXと同じ事務所に所属している俳優さんということ。

「ソ・イングク」の画像検索結果

 いや~。写真じゃわかりにくいですが、左目の下にほくろがあって、それが妙なアクセントになっているお顔なのであります。この人正面からみると、いや待てイケメンか?って思わなくもないのですが、斜めからみるとやっぱりイケメンだよな~なんて。多分目と目の感覚が狭い方なのではないかと分析しております。

 2つ目。私が「かつて」好きだった(と書くと語弊がある。今も好きじゃ。)アイドルグループEXOのメンバーであるD.Oくんが出てくるから(しかもかなり重要な役どころ)。アイドルとしては実はベッキョン推しですけども歌声はD.Oドストライクな私ですので、気になっているところでありました。D.Oくんの演技も良くてですね、これは全部通してドラマ観てみたいなぁと思った次第であります。

 3つめ。刑事もの。心理学出てくる話。サイコパスとか猟奇殺人とか気になる!という、私の嗜好があって。人間の奥深いところを描く作品(このドラマが果たして奥深い作品であるかはわからない)が好きっぽいなぁと最近思っていて。その人の本性とか、エゴとか、嫉妬とか、欲望とか、そういうものがガツンと描かれていると感動します。なので。

 

「君を憶えてる」の感想

  第1話、第2話は、イ・ヒョンという人間の過去への回想を織り交ぜながら、殺人現場になぜ彼はいたのか?アメリカから帰国したのか?というところまでを描いていました。

 私が興味深かったのは、どうも感情が不足している感じがするところ、であります。いや、普通のドラマなんですけども、淡々としているよな~なんて。そこが妙に心地よいというのが正直な感想なんですが。

 イ・ヒョンは、父親を殺されそのごたごたで弟は失踪し、自身もその事件に関する記憶やそれ以前の記憶も喪失している、という人物。そして幼少期からかなり優れた人物であったようで、バラバラと机の上にぶちまけられたマッチの本数を瞬時に言い当てたり、計算能力が高かったり、いわゆる「天才」を称されるような人物です。ここまでの物語で焦点になっている、「イ・ヒョンはサイコパスなんじゃないか?」という疑念はこれから明らかになってくると思うのですが、どちらにせよ、過去のエピソードで見る限り彼は年相応の反応を示さない子どもだったよう。父親の死体を目にしても淡々としていたし、それ以外でもなかなか表情が変わらない。感情を表に出さない。物怖じしない。子どもらしくない。すごいなぁ・・・。

 これから、そんなヒョンがどういう感情の綾を表現していくのか、今の1つの楽しみかもしれません。一応恋愛の要素も含まれたドラマですので、そういう面で彼がどういう恋愛を展開していくのか、とても気になります。

 と、同時に、そんな風に至極冷静なヒョンが今執着しているのは、かつて父親を殺した殺人者イ・ジュニョン(EXOのD.Oが演じている)なんですな。その執着にあるのは、父親を殺したという憎しみもあろうとは思うのですが、今のところ「自分の失われた過去を知る人物だから」という要素が大きいのかな、と。幼い頃、あってはならないことですが、父親の忘れ物を届けに警察署に来た際にヒョンはジュニョンと会っているんですね。しかもかなり会話が弾んでいた模様。それは頭が良く理解者が少ないヒョンと、同じく良心や善意をもたないとされる「サイコパス」っぽい凶悪犯のジュニョンとは、なかなか話が合うところがあったようなのです。あの時、自分たちは何を話していたのか、自分がおぼろげに覚えている「自分の息子は怪物だった」という父親の備忘録の内容、どうして怪物と思われてしまったのか、自分はどういう人間だったのか。こう考えると、失われた自分の過去をたどる旅、という気がします。

 

 自己の存在を疑って悶々とするような話が、私は今はトコトン好きなのだろうな~と笑いつつ、ちょっとした楽しみとして気が向いたら続きを観ようと思います。

 

 ちなみに私はレンタルショップでのレンタルで視聴しています。日本語吹き替えがないので、字幕から目が離せず作業用には向きませんが、それも面白いところですかね。