思えば、私が好きになるアイドルグループは、どれもすでに人気の地位を確立しつつあるグループだったように思います。つまりある程度知名度もあるグループ。青田買いというのでしょうか?私はスカウトのような確かな目を持っているわけではありません。あと1年後確実に売れるグループを先取りするようなことはできない人間なのです。だからこそ、今回は私にとって珍しいパターンだな、と思っています。え?何の話って?
「K-POP界のクラゲ」(←私が勝手に言っている。しかもそのまんま)ことJellyfishエンタから新しくデビューするアイドルグループ「gu9udan(ググダン)」の話ですよ!
どん!
女の子だ~~~~ひゃ~~~まぶしい~~~~。
今日は、通称「じぇりぴ」さんから新しくデビューするアイドルグループについて、まだ曲も出していませんが、語りたいと思います。
(2017.08.05 加筆修正)
gu9udanを語る前に
すでに売れているアイドルしか追っかけられない、云々、の話を先ほどしましたが、それでは「どうしてそんな私がまだデビューしていないアイドルグループを知っているのか?」という疑問が生まれます。そうなんです。そこからお話したいと思います。なぜ私がそこまで彼女たちに入れ込んでいるのか、ということにもつながります。
Produce101を語る
彼女たちを知ったのは、Produce101というサバイバル番組がきっかけでした。その様子は実は過去に書いています。
番組の内容を簡単に説明すると
中堅(一部大手)どころの事務所の練習生を101人集めて
サバイバル形式で視聴者に投票をしてもらい
最終的に残った11名は期間限定グループとしてデビューできる!
というもの。
面白いのは、事務所の垣根を超えている点だったり練習生にはいくつもの課題を与えていじめぬいたり(←失礼)そもそもプログラムの様子を撮影・編集し毎週番組として放送していたところだったり。サバイバルというとAKB48の総選挙を思い浮かべますが、それとはまた違ったプログラムでありました。
御多分に漏れず、じぇりぴ会社もこのプログラムに練習生を3人ばかり参加させることにしました。
私はこの時点で事務所側は、すでにアイドルグループをデビューさせることを見越していたのだと思います当然ながら。というか、じぇりぴ以外のどの会社も思惑はそれほど違わないと思います。
新人グループがデビューするにあたって、今のK-POP界の状況も踏まえると、それは「確固たるファン層を築くための知名度不足」が最大の課題なのではないかと思います。もちろんそれなりの実力を持っていないと生き残るのは難しい世界。しかし実力がありながら、あまり知られていなかったり評価されていないグループもあるだろうし。
SMエンタ(東方神起や少女時代)やYG(BIGBANGや2NE1)といったグループは言わずもがな、K-POPの最前線で活躍しているアイドルを抱えている事務所は、いわばアイドルが広告塔ですから、宣伝の面では一歩リードできます。世間が自然と関心を持ってくれます。ですが、まだまだ知られていない事務所は、人々の関心を買うことから始まるわけです。じぇりぴは、VIXXが初めてのアイドルグループですし、彼らもそれなりの地位を築きつつあるけどまだ弱い。そこで利用したのが、「Produce101」という番組だったんですね。
VIXX贔屓としてはかなり主観が入っていますが、じぇりぴはこの番組でそれなりに旨みを得た事務所だったと思います。
番組冒頭での、事務所別パフォーマンスでは、メンバー全員オールA評価。
特にメンバーの一人、キムセジョンちゃんは最終的に2位という順位をキープという、安定した注目を集めました。
www.youtube.comこれは番組中盤で、1位になったときのもの。泣いた、マジで。ヘアスタイルかわいすぎる。
他のメンバーである、キムナヨンもカンミナもずっと上位に食い込んでいて、ナヨンは惜しくも11人入りできなかったけど、カンミナとセジョンはそのまま「I.O.I」というグループでデビューを果たしました。
蓋を開けてみれば、プロデュース101に参加してそれなりに活躍したり注目された練習生とそうでない練習生ではこの先も大きく違ってくるのだろうな~なんだかんだで面白いしいい番組だったのかな、と落ち着いています。じぇりぴガールズ以外にもぜひデビューしてほしい子たちがたくさんいるし。
と、いうことで、一躍注目されるようになったじぇりぴ練習生。I.O.Iとしてのデビューを果たし活動がいったん終わったところで、じぇりぴは「鉄は熱いうちに打て」じゃないけど、6月末に新しいグループをデビューさせることを発表しました。
news.kstyle.com
ここまでのまとめ
・知名度、宣伝が課題の中小事務所において、プロデュース101は絶好の宣伝ツールになりえた
・序盤から存在感を出したじぇりぴは、その時点でスタートダッシュを切れていた
・好成績に終わった番組活動の波をそのままに、デビュー
新ガールズグループgu9udanについて
期待に胸を膨らませて、少しずつ明らかになってくるグループの情報を毎日楽しみにしていました。
・プロデュース101で活躍した練習生は全員参加確定
(特に、I.O.Iとしてデビューできなかったキムナヨン良かった~~~~♪)
・メンバーは9人
9人って多くないですか?最近のトレンドでしょうか・・・?
・謎のロゴ「g×9」
ジーバイナイン?ジーナイン?なんて読むの?
とベールが徐々に明らかになってくる中、とうとうメンバーのお披露目となりました!
とその前に、公開されたグループ名はなんと
gu9udan(九九段)!
・・・・。
え?
Jellyfishエンターテインメント、第1号ガールズグループの名前はgugudanに決定!爽やかな予告イメージを公開 - K-POP - 韓流・韓国芸能ニュースはKstyle
によると
Jellyfishエンターテインメントの第1号ガールズグループのグループ名と、団体イメージが公開された。
Jellyfishは17日、公式ソーシャルチャネルを通じて、第1号ガールズグループの9人のメンバー全員が盛り込まれたイメージとグループ名“gugudan(ググダン:韓国語で九九という意味)”を公開した。
gugudanは各自9人それぞれ異なる魅力を持った9人の少女が、希望と夢を盛り込んだ歌とパフォーマンスを繰り広げるという覚悟を込めたグループ名だ。ハツラツかつ爽やかな魅力で、大衆にアピールする計画だ。
こ れと共に公開された団体イメージでは、これまで順番に紹介された“ビジュアルライン”のハナ、ナヨン、ミミと、“ボーカルライン”のソイ、セジョン、ヘビ ンに続き、“末っ子ライン”のサリー、ミナ、ヘヨンまで、gugudanメンバー全員が集まった完全体の姿で、見る人々の視線を一気にひきつけている。
最強のビジュアルと優れた実力に加えて人柄まで、三拍子を全て備えていることが伝えられたgugudanは、明るくて元気なエネルギーという差別化された戦略で、今年夏の韓国音楽界を強打する新人スターに挙げられる。
gugudanは6月末にデビューする。
ふむふむ。色々と意味が込められているみたいですね。
gu9udanのメンバー紹介!
それぞれ魅力を持った女の子たちを色んな情報を元にご紹介。これから更新・修正されていくものと思います。
①HANA(ハナ)
1人目はハナちゃん。
1993年生まれの清楚系女の子?大人っぽいのである。噂の「きじょくガール」。VIXXの「Eternity(奇跡)」MVで登場していた女の子らしい。私もえねねんに見つめられたい人生だった。イメージ写真では足がとてもきれいでうっとりする。心なしか少女時代のユナに見える。
②MIMI(ミミ)
2人目はミミちゃん。こちらも93ラインらしい。ミミは「おまごる」のエネルギッシュガールがいるわ~と思いながら、こっちのほうが年上なのだった。Apinkのナムジュっぽい。ミミっていうと「ウサギ」をイメージするけど、ウサギっぽいとも思う。かわいい。
③NAYOUNG(ナヨン)
じぇりぴ三銃士の一人、キムナヨン。クールビューティかと思いきや割と抜けているお嬢さんな気がする。生クリームは笑った。スタイルが良い。95ライン。
キムナヨンが恋しくなって24hrs見まくったら、この曲好きになりました。お勧めです。
④SOYEE(ソイ)
今のところ気になっているソイちゃん。豆乳は好きじゃないけど、ソイちゃんは好きになれそう。96ライン。レオさまが精神を病む原因を作った女の子(誤解を生む表現)。VIXXのレオがデュエットしたときのMVに出ていた元カノの方の女の子らしい。
⑤SEJEONG(セジョン)
そして我らがセジョン女史。絶対この写真よりマスターさんが撮ったセジョンの方がかわいい。間違いない。それだけはじぇりぴ許せないと思う。かわいいけど中身はおっさんしゃべり方もおばさんっぽいセジョンちゃん。努力家だと思う。女の子にあまり嫌われなさそうな女の子。(個人的意見)96ライン。若い。
⑥HAEBIN(へビン)
ヘビンちゃん。ボーカルラインらしい。95ライン。この写真だけだとかわいい顔がわからない。残念。なんとなく、ごるでのソジンっぽい。歌うまいのかなぁ~~~気になる。
⑦SALLY(サリー)
マンネラインのサリーちゃん。どうやら中華メンバーらしい。ほほう。じぇりぴやるな。エキゾチックな感じがする。目を引く顔立ちのメンバーさん。96ライン。
⑧MINA(ミナ)
カンミナ。もちもちがかわいいのに、げっそり(加工?)されちゃって・・・><。99ライン。まだあどけないカンミナが見たいな。おすすめは、パプリカ動画。じぇりぴ三銃士、かわいい。カンミナが気になるセジョンちゃん、爆笑するナヨン姐、好きです。
⑨HYEYEON(へヨン)
そして、カンミナがマンネ(末っ子)ではなかった・・・。なんと驚異の2000年生まれらしい。ヘヨンちゃん。時代はついに2000年に突入したね。ここから化けそうで楽しみな感じ。
最後にこれだけ言いたい:執拗な「9」へのこだわり
そして最後にこれだけ指摘したい。運営側の異常な「9」という数字に対するこだわりについてだ。
今や、プロモーションにおいても「謎かけ」「トリック」がたくさん取り入れられ、受け手が「解析する」という形で参加できるようなやり方も出てきている。私は未だにMONSTA XのMVが謎だし、f(x)の4wallsのミュージックビデオも謎めいていて好きだ。と、ミュージックビデオの演出とは関係ないけれど、とにかくある種の「ストーリー」を織り交ぜながら、アーティストは宣伝をしていく。
じぇりぴは、今回のグループPRに際して、異常に「9」にこだわっている気がする。
諸々の数字を追っかけてみましょう。
jellyfishエンタ公式Twitter(https://twitter.com/jellyfish_ent)で最初にグループについて触れられたのはナヨンが新しいグループに参加するという公表を除外すると
6/12 9:09 「g×9」というロゴ メンバーは9人であることを示唆
以降1日3人ずつ、個人イメージ写真公開
6/14 9:09 ハナ
9:10 ナヨン
9:11 ミミ
6/15 9:15 ソイ
9:17 セジョン
9:18 ヘビン
6/16 9:12 サリー
9:14 カンミナ
9:15 ヘヨン
執拗なこだわる「午前9時」の公開。そして初日こそ1分ごとに頑張っていたけど、以後は妙に惜しい。それはわざとなのか。ちなみにラストのターム、6/16もひっくり返せば「9」になる、というこじつけもできる。
そして
6/17 9:09 全員イメージ公開 グループ名公表
公式頑張る!(笑)9×9で、9:09なのでしょうね。
10:30 各種SNS公式アカウント開設のおしらせ
これはこだわれなかったのか?
以降は、新しく開設されたgu9udanの公式Twitterで広報活動。
6/17 各メンバー9秒間の挨拶動画公開
15:10 ハナ(これはタイミング間違えた気がする)
16:09 ナヨン
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とそれぞれ1時間おきに公開。これが23:09まで続く(ほんと運営の中の人は仕事とはいえ一体どうなっているのだろうか?)
6/18午前10時現在、Twitterでの動きは見られていませんが、6/19に何かありそうな予感がして勝手にわくわくしています。わくわく。
本当は、プロデュース101に「ナヨン、セジョン、ミナ」の3人を出演させた意図、とか考察してみたいけど、メンバー9人の特性を把握した上でまた考えたいと思います。年齢層を3等分した時に、ちょうど1人ずつ引っこ抜いているところとか、今回年齢層で「ビジュアル・ボーカル・ダンス」と分けている気がすることも関係あるのかないのか。
とにかく楽しみです。