根津と時々、晴天なり

大好きなものをひたすら言葉を尽くして語りたいブログです。

【雑記】カイスタルに寄せて

私は面白みがない人間なので、エイプリールフールを楽しむ心の広さを持ち合わせておりません。もちろん、たくさんの人が頭をひねって考えた嘘はそれ自体とてもユニークで、実際私はよく笑います。だけどこの日は好きじゃない。真面目なニュースとそうじゃないニュースが混同してしまうから。それをいちいち判断するのが面倒だから。浮かれるのが好きじゃなくて、あくまでクールぶりたいから。

そんな日に、よくも上がったわねこのニュース、って感じです。特に悪い感情は抱かないけど、明日とかでもよかったんじゃないのかな。私は10分くらいは「本当なのかな~」って頭のエネルギー使っちゃったよまったく。

 

news.kstyle.com

 

いい機会なので、これを手がかりに「恋愛とは」というところを考えてみたいと思います。本当に戯言。でも考えて語るのが好きなのだからブログの趣旨には反していないだろう。

このニュースを受けての私の率直な感想

率直な感想を言うのなら「これからも頑張ってください」ってことに尽きる。それは非常にニュートラルな意味であり、純粋に頑張ってほしい。これからも楽しみです、と。好意も悪意もあったものじゃない。ああただ、なんかピンとこないなとは思ったけど。

 

私はEXOもf(x)も知っています。好きな曲はいくつかあるし、好きなメンバーもいる。これからも関心を寄せると思うし、だけど絶頂期は過ぎたかな、って感じ。

EXOだと最初はシウミンが好きで、でも今はD.Oが好き。f(x)なら昔っからルナちゃん一筋。今回の主人公であるカイ君もクリスタルも、「グループの顔」として目立つメンバーだ。(それなら、JYJのジュンスとEXIDのハニも、それぞれ目立つメンバーだよなぁ・・・。)私は、今までの傾向から考えて、本人のひねくれ性格もあり、「グループの顔」的メンバーは最初から「推し圏外」であるようで、この2人も例に漏れない。ただ、カイ君のダンスにプライドをかけていていつもダイナミックに踊っていて、センターでバリバリ輝けるのに、年相応の茶目っ気もあるところが好感を抱くし、クリスタルに限っては「あ、この子恋愛するんだ・・・」と失礼なことを今回の件で思ってしまいました。この子人間だったんだな当たり前だな、と。そんなに感情を表に出さないようなイメージでそれが彼女の綺麗さでもあるのかなぁどうかなぁ、なんて。

とにかく、私にとっては痛くもかゆくもないニュースでありました。ちょっと今日一日にスパイスが効いたかなぐらい。

 

でも、そもそも「痛くもかゆくもない」って言うこと、つまり芸能人のニュースに対して一般庶民があれこれ感情を左右されるのも変な話だなと思って。それがこれをまとめるにあたった根本的な考えです。

 

 

アイドルと恋愛

このテーマなんて、いくらでもたくさんの人が考えてそれぞれの折り合いをつけてきたと思うんです。それぞれの考えがあってもいいだろうし、ただ行き過ぎるのは良くないなぁって思うけど。

私も一応アイドルが好きなわけで、好きなアイドルが結婚するとしたら(てか結婚したけど)どう思いますか?って問われた時に、「そもそも私が何か言うことでもないんじゃない?プライベートでしょ。」ってことになりました。私にとってアイドルとは偶像であり幻です。もちろん生身の感情を持った人間がアイドルなのですけど、その存在は霞のようなものじゃないかな。そこに現実の自分が関係してくる、という想像ができない。例えるなら俳優さんのようなもので。私はクリスタルはかっこいいなぁって思っているけど、「スジョン(クリスタルの韓国名)」が好きかどうかはまた別の話なんです。カイと自分が付き合ったら、という想像自体は別にいいけども、それが実現するって思うことは一線を越えちゃうと思うんです、2次元と3次元の境界を。

 

昔といっても割と最近だけど、私が一番初めに好きになったアイドルが結婚したことがありました。割と騒動になり、いい思いを抱かない人も多かったのではないかと感じています。そんなとき「結婚するのはいいけどさ、云々」という内容のコメントを多く見ました。つまりアイドルが結婚すること自体は。認める人も多かったのかなということです。だけどそこに至る色んなことを置き去りにして、少々親切さが欠ける行動をしてしまったせいで、悪感情が増えた。それは彼がアイドルだからです。

芸能人である自分と、それとは分けているプライベートな自分は、確かに分かれているけど、完全に切り離されているわけでもなさそうです。芸能人の自分は「みんなのこと大好きだよ~」なんて言っているわけですから。ファンとしては「あの言葉嘘だったの!?」って思っちゃいます。曲がりなりにもそこでお金のやりとりも発生しているわけです。もちろん、愛の言葉を囁かれたいだけでCD買ったりライブに行ったりするのは少なくて、やっぱりその人の人間性とかスター性とか歌声とかダンスとか愛敬とか、そういうものたくさん含めて「好きで」お金を払うわけです。それを「いやそれは芸能人の自分がやっていることで、プライベートな私とか関係ないです」とは言えないかな、と。

 

そう思うと、アイドルを好きになるというのはひどく不憫な様にも感じます。

 

私の不満:なんで恋愛の歌ばかり多いのだろうか

毎度毎度思うけれど、人間が何かを歌うときその題材は圧倒的に「恋愛」が多い。本当にうんざりしたくなるくらい恋愛が多い。恋愛したことない私としては、なんとなく鬱陶しい。よくわかんないし。いつかはわかる感情なのだろうか、と思いながらでもメロディーは好きで聴いている。

恋愛をしたことがあるのであれば、何かしら言葉にも乗ってくるものがあるだろう。私はそれを肯定的に捉えているから、アイドルみたいに何かを曲がりなりにも表現している人にはいろんな経験をしてほしいなぁなんて上から目線で思っていたりする。

 

それぞれの付き合い方で

こういうニュースがあると、いちいち自分の胸に問いかけて確認しないといけない。私にとってアイドルとは何なのか、って。明確な言葉で表すことはできないけど、アイドルを好きになったら人間のことをよく見るようになった。自分には何の武器があって、それを使ってどう出ていこうか、なんて日々アイドルの背中を見て考えたりする。やっぱり生き生きとしている人は素敵だし、自分も生き生きとして素敵に見えたら嬉しいななんて思いながら生きている。色々考えさせてくれる存在なので、まだまだしばらくはK-POPのアイドルをゆるく追いかけていくだろう。ま、それぞれの付き合い方で。でも誰もできれば傷つかない方向性でお願いしたいなと思う。