治野です。
3月になりました。早いものですね。これからどんどん暖かくなるので、楽しみです。
ところで。振り返れば2月。私の出費で目立ったのは多分「カフェ代」ではないかと思われます。金欠大学生の身分で何がカフェ代だ、と我ながら思うのですが、1週間に1回は最低行ってました。いや2回かもしれない。3日に1回ペースでカフェに行ってました。もちろん1人で(笑)
いや、ささやかなストレス発散になってしまったんですな。大学生になり、世の中の「微糖」と呼ばれる缶コーヒーは大いに甘ったるい飲み物だと気がついてから、コーヒーに対する苦手意識が消えました。余裕だぜ、へへ。となれば、スターバックスやドトールといったチェーン店で飲める選択肢も広がり、今では自然と街中で喫茶店チェーン店を識別するまでに至りました。
カフェで何をやっているのかといえば、ひたすら何か書いてます。嫌なこととか、これからのこととか。これが結構いいストレス発散方法で。カフェを出る頃には元気になっているんです。
前置きは長くなりましたが、そうしてペンとノートにはたくさん触れてきた私の今のブームは「万年筆カクノ」です。今日はその話。
万年筆といえば右京さん
万年筆といえばどういうイメージを世の人は思い浮かべるでしょうか?
私は、ドラマ「相棒」の杉下右京さん、ですね。
しかも具体的なエピソードまで浮かぶ。
私の好きな(感情移入はできないけど、話は好き)エピソードに「蟷螂たちの幸福」を挙げることができるのですが、ラストでキーパーソンである女流ミステリー作家が原稿の仕上げをする際に、右京さんが万年筆を「スッ」と差し出すのです。つやつやと光る漆黒の万年筆のボディがきれいだったのを覚えています。
(余談ですが、そのシーンを見て母は「万年筆ってその人の癖があるから、人に貸したりしないんじゃないの~?」なんて言っていましたけどね。)
万年筆、かっこいい。
私の夢:かっこいい万年筆を持つこと
そのうちささやかな夢ができました。私もかっこいい万年筆を持ちたいな、と。万年筆は高価なものですから、まだまだ手が届きません。そこで漆黒のボディではないですけど、入門的にこの万年筆を買ってみました。
ということで、万年筆カクノ
こちらになります。私はゴテゴテのピンクを買ってやりました。へへっ。色の濃いピンクは割と好きな色なのです。
細字・中字、とありますが今回は細字。というのも、以前実は中字を使ったことがあるのですが、文字を大きめに書く私にとってはノートで使うのは厳しかったので、細字をチョイス。
会社はパイロットですね。
つかってみた感想
ボールペンに比べると、若干カリカリした感覚。引っかかる、というか。時々インクが掠れてしまったりしますが、書き方も悪いのかもしれない。
面白いところは、ボールペンに比べ「味が出る」というか。線の太さ細さが出るのかもしれません。そして「書くことが楽しい」。これが大きいですね。私はボールペンも日頃愛用しているので、試しに万年筆でサラサラ文を書いた後にボールペンを手にしてみると、ボールペンの方が力を入れて書いていることがわかりました。万年筆で書いた後にボールペンで書くと、若干疲れる。特に私は筆圧強めなので、なおさらかも。万年筆は無駄な力を入れていないというか。紙にペンを滑らせることができました。
お手入れ
特にしていません。今のところ。インクカートリッジも手軽に手に入るし、簡単に付け替えできるし、問題ないです。
日記とか書きものをする人は万年筆いいと思います!
ということで。万年筆ハードル高いなぁ・・・というのを見事に壊してくれる「カクノ」。お値段も1000円と、学生でも手に取れる品物。
私は日記っぽいものをつけているので、毎日のお供にします。
今日は好きな文房具のお話でした。