治野です。
唐突な告白で申し訳ないが
私は小学生の頃、アイドル「嵐」の相葉ちゃんと大野君の識別ができていませんでした。確かどちらも鮮やかな茶髪だった。松潤は眉毛が濃い人で覚えていて、ニノはその頃から好きだったから大丈夫。櫻井君は髪もあ~ってしていたイメージ。
ちゃんと嵐を認識したのは、多分『Love so sweet』だ。あれはドラマ「花より団子2」の主題歌だった。
「花より団子」は、乙女心掻き立てる話よな~っと今から振り返れば思ったりする。道明寺以下、タイプが違う4人の男どもが周りにウロウロしていて、さ。花沢類がやっぱりかっこいいと思うんだけど、多くの人の好みをカバーできる(?)F4という存在。
やっぱり、AKB48もそうだけど、多くの人間の好みをカバーできて集客を図るのは、大人数グループの特徴ですね。せぶちもそうなんだろうな~。
そうやって、男性に応じて、妄想を膨らませるのは女心の常(なのかもしれない)。というか人間の性(さが)。
一体何回落ちれば気が済むのだろう?
そうなんです。2016年も変わらずK-POPを追いかけることは、心に固く誓ったわけでありますが、まあこの1か月でまたまたハマったな、というグループが。そうB1A4、通称「びっぽ」であります。
そのきっかけはこちらでした。
いい曲だな~。日頃VIXXちゃんで歪んだ愛の形をめぐる心の叫びを聴きまくっている私には、天国のような曲。
ひねくれてる私にはVIXXが心地よいけど、それでも食傷気味になることも。対して、せぶちにはまだまだこの「大人感」「上品さ」は出せません。早い早い。現役高校生いるもんね。
だから、B1A4の青々としているけど未熟でもないし老成している感もない、ちょうどいい感じがいいのだ。
と、びっぽさんに触れる前に、あまりにもどぶどぶ沼に足をとられているので一回整理したい。私のK-POP遍歴だ。
私のK-POP遍歴
①2012年 Superjuniorにハマる
きっかけは、とある友人がSMエンターテインメントのワールドツアーに誘ってくれたこと。それより前から、妹がSuperjuniorの『Sorry sorry』を家で鬼りぴしていて、少女時代や東方神起の活動が日本でも盛んだったことから、K-POP自体は知っていた。ああ、韓国の音楽って色々と進化しているんだな~くらい。
で、実物でアーティストを見る機会に出会えたということで、その楽しさ・面白さに気づき始めてしまった。
何より、私が知っている日本のアイドルより「パフォーマンスの」レベルが高いように思えたのだ。(これは誤解を生みそうな表現だけど、パフォーマンスってのはアイドルの数や種類が多かったり、MVをふんだんに利用した宣伝だったり、音楽番組の独特さだったり、日本は比較すると「それぞれ好みがあっていいじゃん」的なほのぼのした感じだけど、隣国はかなり競争的に感じられた)
なお、当時も今も、好きなメンバーはソンミンです。顔が整っていて器用貧乏に終わっちゃって目立たなくてちゃっかりしっかりしているところが好きでした。今も、まあ好きです。
でも、すごいもったいないと思っているのは、当時私はまだまだK-POP沼にハマろうとは思っていなくて、ファンクラブに入るのをとてもためらっていたことです。すじゅに関して言えば、私が好きになり始めた時期が本当に盛り上がっていたころだったので(今はメンバーの兵役ラッシュなので、落ち着いている時期)ライブに行けばよかったと、そこは後悔しています。
ただ、私はファンクラブのみならず、基本的にCD・グッズ・ライブへの参戦などもしません。それは、本当の好き、じゃないのかもしれない。もしかしたら。だけど、この点は自分自身とても現実的で。
CDはよっぽど全体を通して曲が好きじゃないと買わない。
グッズは実用的じゃないと買わない。
ライブは本当に気分が乗ったときだけ。
という、本当にアイドル好きです、と公言していいものか悩む体たらく。
ま、人見知りだし。誰かと共通の物事に語り合うことに楽しさをあまり見いだせていないし。はは。
②~2014年夏まで SMエンタのアイドルをなんとなく追っていく日々
そんなこんなで、しばらくはすじゅも含めて、SMエンタのアイドルの曲や動画を聞いたり見たりしていました。
なかでも、SHINeeはズブズブハマらないまでも、曲やグループのあり方、そのパフォーマンスレベルなど、最高だわ~と思っているグループであります。本当にすごいよなぁ・・・。デビュー曲からして、私ものすごい好きなんですよ、しゃいにー。その時の年齢に合った思いを率直に歌っている、というか。名曲です。
少女時代は、韓国での活動よりも日本での曲の方が先に頭に入ってしまったので、日本語の曲もカラオケで歌えちゃうところがいいですね。日本語Verの歌詞に違和感なく歌えてしまえる。恥ずかしいので一人カラオケ限定ですけど。
ああ、f(x)も好きです。うふふ。こちらも完成度高いグループです。他のアイドルと差別化を図れている。清純派アイドルにはあまり惹かれないので、f(x)のように独自の世界観を構築しているグループは大の好みです。
さてそんなことをしているうちに、すじゅに次いで「第2の転機」が訪れます。
③2014年夏 VIXXを知る
ある日。寝る前に色々とK-POPのMVを見ていたんですね。漁っていたわけです。そしたら、これと出会いまして。
呪いの人形です。(ああグロいの苦手な人は初見の場合は注意した方がいいかと思います。)
衝撃でした。
すっごいかっこいい。
てかグロい。
でも何度か見ているうちに、どうでもよくなってきた。
なんでそんなに衝撃を受けたのかというと、このグループ、あまりにも「均質的」だったんですよ。だって、すじゅは背が高い人もいるし背が低い人もいるし、細い人もいるし太っている人もいるし、髪色が明るい人もいるし、踊りがうまい人もいるしあんまり得意じゃない人もいるし、個性のふり幅が極端でそこが好きだった。
少女時代も「長身組」と背が低いメンバーで二分されているし。
でもVIXXは、特に『呪いの人形』では、とことん「差異」を失くしているんですね多分。髪色も赤にオレンジに茶に青に金に白に、と奇抜なヘアカラーが最近では普通のK-POPではありえない全員黒統一。
体型もみんなほっそり。てか全員180cm台(公式では)。
その「均質的」な彼らが人形のように織りなすダンスパフォーマンスは、「みんなが同じ振りをする」「そこでのぴったり揃ったパフォーマンス」ではなく、まるでミュージカルのように物語的な振付でした。いや~すごい。私は一目見てこのグループが好きになりました。
願わくは、このグループがどこどこ独自路線を通し始めた時期にリアルタイムで追っかけたかった。またしても出遅れた感。つらい。
④VIXX→雑食期
⑤2016年 新たな沼へ
という感じで話は続きます。
次回は今は私の中で盛り上がっている「B1A4」について、語れたらいいなと思います。
急激な堕ちこみ
そもそも、どうしてこんなことを書いているのかというと、2015年12月~2016年2月にかけて、急激に興味があるK-POPグループの範囲が拡大してしまった、ということなんです。
2012~superjunior
2013~SHINee,少女時代,f(x),EXO
2014~VIXX
2015~(浅さ深さを問わず)Miss A, AOA, Block B, BTOB,Redvelvet,Twice,Seventeen,Monsta x, UP10TION, 防弾少年団などなど
2016~B1A4←今ココ
2015年以降、一気にその興味関心の範囲が広がっていくことにより、楽しいっちゃ楽しいんですけど、ついていけない部分もあるように思えて。楽しいんですけどね本当に。
こうなったのは、やっぱり隣国のアイドルは活動期とそれ以外の期の落差が激しいからだろう、と思っていて。向こうは新曲をぶら下げて活動する時期はメディア露出とかもすごい多くなりそれが極端にすごい。盛り上がる。だからアルバムの準備期間やライブ巡業期はものさびしくなってしまうわけです。中毒ですよねいわば。しかも言語の壁があるわけでその時点で相当情報はシャットアウトされる。
口寂しいその時期に、関心が向くのは今をときめく別のアイドルだったりするわけです。
日常を送っていく中での楽しみの一つにしようと心がけていますが、そのバランスが崩れる危険もあるわけです。しみじみ自戒せねばならんな、と思った次第であります。