私は、今、猛烈に、VIXXの『Hyde』が素晴らしい、と思っている。そして「新作だけが新しいのか」という言葉に、全力で頷きたい。
続きを読む【映画】「映画館という空間でポップコーンを食べる」という幸せ
映画館で食べるポップコーンが、私のポップコーン史上一番割高だったとしても、一番おいしいと思っています。むしろ本題=映画より重んじるべきものなのかもしれない、ポップコーンというやつは。
今日はそんな話。
続きを読む【読書】雨宮まみ『自信のない部屋へようこそ』を読んで
【雑記】星野さんの服が好き
好きを語りたい。
これって、結構怖いことです。
私の好きなことが、他の人にとって「好き」とは限らないから。
私の「好き」が正しいことではないから。
「好き」が多数派であるばかりではないから。
「好き」と「我」が密接に結びついてしまうと、割と面倒くさいです。他人の言葉に耳を貸せなくなるし。なんか苦しいときもあるし。こんだけ「好きです」なんて、そんなことばかり言っていていいのかな、とも思うし。
「○○が好き」って言葉で自分が測られるようにも感じてしまう。それを言うなら、私のあらゆるものを通して、他者は私を測っているのだけれど。まあ、それが私なのだから仕方ないような気もする。それならば、少しずつマシになっていけばいい、そういう感じ。
何が言いたいって、「センス」ってのを測られるのは怖いな、ってことです。
私が今最も恐れているのは「洋服のセンス」、だな。
続きを読む【gugudan】自分大好き人間の饗宴 ―gugudan『A Girl Like Me』MVを愛でたい―
その日、私は砂漠の中を歩いていた。
太陽の日差しは容赦なく降り注ぎ、蓄えていた水はとうに尽きた。できることはただただ目的地を目指して足を動かすことのみ。
脱水症状によって意識は朦朧としてきた。私はこのまま生きて帰ることができるのか…。
と、眼前遠くに泉のようなものが見えたような気がした。まさか…?気のせいだろうか。いや、違う。あれは泉だ。砂漠の中にこんこんと湧き出る透き通った水のありかだ。
私は持てる限りの力を振り絞り、足に力をいれる。1歩1歩、泉との距離は短くなる。そして、ついに、水が湧き出るところの淵へたどり着いた。
私は喉をごくりと鳴らし両手を手のひらにつける。そして掬った水を、口元へ…。
みたいな感じでした、あの日の私は。
2月27日の18:00に公開だったgugudanちゃんのミュージックビデオは、さながら砂漠の中のオアシスのよう。気力・体力共に消耗しきった私にとっては、命の水とも言える存在だった…!gugudanちゃん最高。
ということで、gugudanの新曲ミュージックビデオ見ました。
wifi環境じゃないのに、速度制限を恐れずYoutubeで3回くらい見ました。良かった。渇きは一瞬で満たされました。鮮やかな色彩の瑞々しさとか、中毒性ある音楽とか、ガンガン頭の中で鳴り響く低音ビートとか、メンバーの9通りの魅力を咀嚼するのとか、頭が追いつかなかったです。目の前で見ているものが奇跡だと思った。ありがとうございます、gugudanちゃんの今回の曲、好きです。
今回はgugudanの『A Girl Like Me』のミュージックビデオを語りつくしたいと思います。ガーッと一気にいきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
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【邦楽】アニメ『3月のライオン』のEDが好き
大体アニメは録画したものを後で見ます。そして大体CMとオープニング(OP)とエンディング(ED)は早送りで飛ばして、本編だけ観ることにしています。
私がオープニングやエンディングをがっつり観るとき、それはよほど映像や曲が好きだった場合のみ、です。
過去、私がガッツリ観たOP&EDで印象に残っているものと言えば
- 『NARUTO』の『遥か彼方』(ただしこれはリアルタイムで観ていた)
- 『ユーリ!!! on ICE』で『History Maker』
- 『僕だけがいない街』で『Re:Re:』
- 『氷菓』で『優しさの理由』
とか、か。それほど思いだせないってことは、毎回OP&EDを飛ばしているってことです。ユーリ~については、壮大感ある曲に合わせてキャラがスケーティングしていたところが美しくて、映像と音楽を楽しんでいた。僕だけ~はアジカン大好きで、曲も好きな『Re:Re:』リメイク版だからずっと聴いていた。氷菓は絵が綺麗だから見ていた。
そんな私の「推しOP&EDのリスト」に入るであろうOPとEDが、この冬突如現れたのだ。
わかってくれる人がいたら嬉しいけれどどうだろう?
すごい細かいところですもんね、OP&EDって…。でも好きなんです。
私、アニメ『3月のライオン』のEDが好きなんです。
アニメ『3月のライオン』のED
私が好きだ好きだ言っているのは、アニメ『3月のライオン』12話から使われている、米津玄師さんの『orion』でございます。あー好き。
どれくらい好きかというと、アニメ本編も相当好き(毎回欠かさず観ているアニメ。好きでも続かないアニメやドラマもあるのに、3月のライオンは絶対観る。日曜日はまず3月のライオンを観る。絶対。)なのに、エンディングになったとたん「ふわぁ!!!!!?!?!?」って声が出る。嬉しくて。エンディングキタ――(゚∀゚)――!!って感じです。異常。で最後までちゃんとエンディングを観る。観ながら曲と合わせて物語を反芻している。あのシーン素敵だったな、とか。そうして予告まできっちり観て、名残惜しく再生停止ボタンを押すのです。
『3月のライオン』のEDが好きな理由
米津さんの曲が好き
まず、米津さんの曲が好きです。
『アイネクライネ』とか『vivi』とか『フローライト』が好きなので、ドンピシャなのだと思います。もっともっと米津さんの曲聴かねば!と思います。そして編曲の蔦谷さん!!!私、YUKIさんも好きなので、もう好きになる定めの曲なんだと思いました。唸りました。変な声が出ました。初めてこの曲を聴いたとき。
曲のことを言うと、「しっかりしていて透明感がある」という絶妙なバランスのようなものが好きです。地に足ついた透明感って言えばいいのかな。言葉にするとなんとも神がかっているな、と思っているのですが。テンポがきちんと刻まれているから、しっかりしている感じを受ける。だけど時々キラキラした音を入れていたりして透明感が出ている?(音を言葉にするのは本当に難しい)
物語の延長線にある曲
先ほど私は
エンディングになったとたん「ふわぁ!!!!!?!?!?」って声が出る。
と言いましたが、それがまさに「物語の延長線にある」ということだと思っています。
「アニメ本編が終わる→EDになる」という一連のつながりがとても滑らかです。アニメ本編の作りもEDの存在を意識して作られているのかもしれません。そしてアニメと曲がとても綺麗に馴染んでいて、それがすごく素敵なのです。まさにEDもアニメ、なのです。あまりの美しさに、私は毎回「ふわぁ!?!?!?!?!?!」と声をあげているのでした。
絵が、言葉が、音が、3月のライオンに馴染んでいる。それが、私がこのエンディングテーマを気に入っている理由です。
ちなみに、多分11話までのBUMP OF CHICKENのOP&EDは米津さんとは違う方向で好きで、「バンプ」×「3月のライオン」というイメージです。「バンプ」と「3月のライオン」は個々に存在していて、コラボレーションしてみました、みたいな。ある意味「共闘」という感じかもしれません。共に闘う同士的な感じ。それはそれで、血がたぎるものがあります。素敵。
まとめ
すんごい細かいところを突いている自覚はあるけれど、こういう風に強烈に「好き!」と思える何かがあると人生一気に楽しいのかもしれません。ある種の麻薬的な快楽です。私の場合は、時々そういう病的な「好き」の瞬間がやってくるのですが、そのうち落ち着くことも知っています。「時々」だから楽しい、です。
またこんな風に「超好きだ~~~~」と思うOPやED、アニメに出会える日が来るのかな、と思えるとそれだけで大丈夫です。楽しみです。
ということで、『3月のライオン』のEDがとっても好きです、という話でした。