根津と時々、晴天なり

大好きなものをひたすら言葉を尽くして語りたいブログです。

【読書】雨宮まみ『自信のない部屋へようこそ』を読んで

 雨宮まみさんの『自信のない部屋へようこそ』を読みました。

 

 

 雨宮さんの本を感想として取り上げるのは2冊目ですね。

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 私が「感想文」を書く基準は明確なものが特になく、タイミングと気分によって大いに左右されます。強いて言うなら、自分の中でもっと深堀したいな、ということぐらいか。掘り下げることも面倒ではあるし。読んだ本すべて感想を綴りたい気持ちはあるにはあるけれど、どうにもしっくりこない本もあるので難しそうです。

 

 

 さて、今作は雨宮さんの「自信のない部屋」にまつわる様々なものを取り上げたエッセイ、です。印象に残ったことをまとめます。

 

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【雑記】星野さんの服が好き

 好きを語りたい。

 これって、結構怖いことです。

 

 私の好きなことが、他の人にとって「好き」とは限らないから。

 私の「好き」が正しいことではないから。

 「好き」が多数派であるばかりではないから。

 

 「好き」と「我」が密接に結びついてしまうと、割と面倒くさいです。他人の言葉に耳を貸せなくなるし。なんか苦しいときもあるし。こんだけ「好きです」なんて、そんなことばかり言っていていいのかな、とも思うし。

 「○○が好き」って言葉で自分が測られるようにも感じてしまう。それを言うなら、私のあらゆるものを通して、他者は私を測っているのだけれど。まあ、それが私なのだから仕方ないような気もする。それならば、少しずつマシになっていけばいい、そういう感じ。

 

 何が言いたいって、「センス」ってのを測られるのは怖いな、ってことです。

 私が今最も恐れているのは「洋服のセンス」、だな。

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【gugudan】自分大好き人間の饗宴 ―gugudan『A Girl Like Me』MVを愛でたい―

 その日、私は砂漠の中を歩いていた。

 太陽の日差しは容赦なく降り注ぎ、蓄えていた水はとうに尽きた。できることはただただ目的地を目指して足を動かすことのみ。

 脱水症状によって意識は朦朧としてきた。私はこのまま生きて帰ることができるのか…。

 と、眼前遠くに泉のようなものが見えたような気がした。まさか…?気のせいだろうか。いや、違う。あれは泉だ。砂漠の中にこんこんと湧き出る透き通った水のありかだ。

 私は持てる限りの力を振り絞り、足に力をいれる。1歩1歩、泉との距離は短くなる。そして、ついに、水が湧き出るところの淵へたどり着いた。

 私は喉をごくりと鳴らし両手を手のひらにつける。そして掬った水を、口元へ…。

 

 

 みたいな感じでした、あの日の私は。

 2月27日の18:00に公開だったgugudanちゃんのミュージックビデオは、さながら砂漠の中のオアシスのよう。気力・体力共に消耗しきった私にとっては、命の水とも言える存在だった…!gugudanちゃん最高。

 

 

 ということで、gugudanの新曲ミュージックビデオ見ました。

 wifi環境じゃないのに、速度制限を恐れずYoutubeで3回くらい見ました。良かった。渇きは一瞬で満たされました。鮮やかな色彩の瑞々しさとか、中毒性ある音楽とか、ガンガン頭の中で鳴り響く低音ビートとか、メンバーの9通りの魅力を咀嚼するのとか、頭が追いつかなかったです。目の前で見ているものが奇跡だと思った。ありがとうございます、gugudanちゃんの今回の曲、好きです。

 

 今回はgugudanの『A Girl Like Me』のミュージックビデオを語りつくしたいと思います。ガーッと一気にいきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

 

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【邦楽】アニメ『3月のライオン』のEDが好き

 大体アニメは録画したものを後で見ます。そして大体CMとオープニング(OP)とエンディング(ED)は早送りで飛ばして、本編だけ観ることにしています。

 私がオープニングやエンディングをがっつり観るとき、それはよほど映像や曲が好きだった場合のみ、です。

 

 過去、私がガッツリ観たOP&EDで印象に残っているものと言えば

とか、か。それほど思いだせないってことは、毎回OP&EDを飛ばしているってことです。ユーリ~については、壮大感ある曲に合わせてキャラがスケーティングしていたところが美しくて、映像と音楽を楽しんでいた。僕だけ~はアジカン大好きで、曲も好きな『Re:Re:』リメイク版だからずっと聴いていた。氷菓は絵が綺麗だから見ていた。

 

 そんな私の「推しOP&EDのリスト」に入るであろうOPとEDが、この冬突如現れたのだ。

 

 

 わかってくれる人がいたら嬉しいけれどどうだろう?

 

 すごい細かいところですもんね、OP&EDって…。でも好きなんです。

 

 私、アニメ『3月のライオン』のEDが好きなんです。

 

 

アニメ『3月のライオン』のED

 私が好きだ好きだ言っているのは、アニメ『3月のライオン』12話から使われている、米津玄師さんの『orion』でございます。あー好き。

 どれくらい好きかというと、アニメ本編も相当好き(毎回欠かさず観ているアニメ。好きでも続かないアニメやドラマもあるのに、3月のライオンは絶対観る。日曜日はまず3月のライオンを観る。絶対。)なのに、エンディングになったとたん「ふわぁ!!!!!?!?!?」って声が出る。嬉しくて。エンディングキタ――(゚∀゚)――!!って感じです。異常。で最後までちゃんとエンディングを観る。観ながら曲と合わせて物語を反芻している。あのシーン素敵だったな、とか。そうして予告まできっちり観て、名残惜しく再生停止ボタンを押すのです。

 

3月のライオン』のEDが好きな理由

米津さんの曲が好き

 まず、米津さんの曲が好きです。

 『アイネクライネ』とか『vivi』とか『フローライト』が好きなので、ドンピシャなのだと思います。もっともっと米津さんの曲聴かねば!と思います。そして編曲の蔦谷さん!!!私、YUKIさんも好きなので、もう好きになる定めの曲なんだと思いました。唸りました。変な声が出ました。初めてこの曲を聴いたとき。

 曲のことを言うと、「しっかりしていて透明感がある」という絶妙なバランスのようなものが好きです。地に足ついた透明感って言えばいいのかな。言葉にするとなんとも神がかっているな、と思っているのですが。テンポがきちんと刻まれているから、しっかりしている感じを受ける。だけど時々キラキラした音を入れていたりして透明感が出ている?(音を言葉にするのは本当に難しい)

 

物語の延長線にある曲

 先ほど私は

エンディングになったとたん「ふわぁ!!!!!?!?!?」って声が出る。

と言いましたが、それがまさに「物語の延長線にある」ということだと思っています。

 「アニメ本編が終わる→EDになる」という一連のつながりがとても滑らかです。アニメ本編の作りもEDの存在を意識して作られているのかもしれません。そしてアニメと曲がとても綺麗に馴染んでいて、それがすごく素敵なのです。まさにEDもアニメ、なのです。あまりの美しさに、私は毎回「ふわぁ!?!?!?!?!?!」と声をあげているのでした。

 絵が、言葉が、音が、3月のライオンに馴染んでいる。それが、私がこのエンディングテーマを気に入っている理由です。

 

 ちなみに、多分11話までのBUMP OF CHICKENのOP&EDは米津さんとは違う方向で好きで、「バンプ」×「3月のライオン」というイメージです。「バンプ」と「3月のライオン」は個々に存在していて、コラボレーションしてみました、みたいな。ある意味「共闘」という感じかもしれません。共に闘う同士的な感じ。それはそれで、血がたぎるものがあります。素敵。

 

まとめ

 すんごい細かいところを突いている自覚はあるけれど、こういう風に強烈に「好き!」と思える何かがあると人生一気に楽しいのかもしれません。ある種の麻薬的な快楽です。私の場合は、時々そういう病的な「好き」の瞬間がやってくるのですが、そのうち落ち着くことも知っています。「時々」だから楽しい、です。

 またこんな風に「超好きだ~~~~」と思うOPやED、アニメに出会える日が来るのかな、と思えるとそれだけで大丈夫です。楽しみです。

 

 ということで、『3月のライオン』のEDがとっても好きです、という話でした。

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【読書】恩田陸『きのうの世界』を読みました

 恩田陸さんの『きのうの世界』を読みました。

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 読みながら、ハラハラドキドキ。じっとりと手に汗を握る描写の数々を存分に楽しみました。やっぱり私は、恩田さんが書く物語が好きだ。 

 

 小説の内容に踏み込まず、この物語の感想を語るとすれば。

 やはり様々な登場人物たちの価値観を知るのがとても楽しい、ということでしょうか。これはストーリーの内容とは全く関係がありません。強いて言えば、私が恩田陸さんの小説を好きな理由の1つです。

 『きのうの世界』ではとにかく色々な登場人物が出てきます。そして章ごとに視点であり語り手でもある人物も変わります。高校生の視点もあれば、おばあさんの視点もあります。駅員さんも視点もあります。会社員の人の視点もあったかな。ストーリーとして見事かそうでないかは全く別に、私はこれら「登場人物たちの内的世界」を知るのが好きなのです。その人の癖だとか、価値観だとか、記憶だとか、とにかくその人が思っていることをたくさん知りたい。恩田さんはその描き方がとても豊富であり詳しい。作家さんは皆そうだと思いますが、恩田さんは特に想像力豊かな方なのかなと勝手に思ってしまいます。

 さらに、この小説ではたくさんの登場人物たちが「交差する瞬間」があります。一人の人間の内面に迫ったうえで、次の章ではその人物を遠くから眺める人の視点になったり。

 私は自分が他人からどう見られているのか、過度に考えすぎないよう、かといって客観的視点は常に手放さないよう心がけていますが、自分が他人からどう見られるのか真剣に考えると、ちょっと狂ってしまいたくなるくらい恐ろしいことのように思えます。読者はある意味で「物語世界の神」のような視点を持てますから、色んな人の頭の中を見れることはある種の快感と共に背徳感も生みますね。

 

 ということで、本題に入ります。

 『きのうの世界』を読んで、こんなことを私は感じました。

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【BTS】BTS「Not Today」MVを愛でたい

 久々に「キタ――(゚∀゚)――!!」と思える防弾少年団(以下ばんたんと表記)の曲である。

 

 私はどこかひねくれているので、みんなが「良い良い良い良い最高最高最高最高!」と言っているものを敬遠する癖がある。自分にそういう傾向があることを踏まえて直した方がいいところだと思っているのだが。1周回って、ばんたんについてはどうでもよくなったようである。だって、良曲多いし、流石人気になるだけの音楽だな、って思ってしまったので。人気に対して実力が伴っている、と認めることができればいくら人気になろうが熱狂的な盛り上がりになろうが、私という人間はどうでもいいらしい。

 

 

 前置きはさておき、今回のカムバック断然『Not Today』です。『Spring Day』はまだ数回しか聴いていません…。歌詞とかもう少し見れば変わるのかもしれないけど、良いアルバム曲止まり、で活動曲としてテンション上げ上げで聴くことはできなさそう。多分『Not Today』だけではだめだったのだと思う。『Spring Day』みたいな曲もばんたんはできるし、必要なんだ、って思っています。『Not Today』はエネルギーが必要な曲だから。

 

 『Not Today』良いですね。すごく好きです。

 容赦なく強気な姿勢。パフォーマンスにもパート割にも表れていて、彼らはまだまだ頂点とその先を目指しているのだろうなぁ、その気概は失っちゃおれんぜ、みんなよろしく!的宣言の歌なのだと思います。

 

 今回はRapに重きを置いているのか。らぷもんのゴリゴリラップ、私嫌いじゃないんだな~いやどっちかというとらぷもんのRap好きなんだよねって思いました。

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 青みがかったカラコンが髪色や衣装ともよく合っている。青い目が印象的でした。今回のらぷもんはかっこいい(というと含みある表現だけど深堀しないで)。

 

 シュガさんの黒髪良いですね。他のメンバーの髪色がみんな明るいから重ったるい黒髪がすごい映える。

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 今回のスタイリングは私好きだなぁと思います。赤のジャケットに中はフード付きのパーカーでしょう?こういう風に言葉にするとなんか「若々しい」服だな、って思うのだけど、なんでだろうかっこいいんだよなぁ~。シュガさん落ち着いた人っぽいなって思っているから、落ち着いて見えるのかな。

 今回の曲はらぷもん&シュガさんがリードしている曲っぽい。ここの2人はギャーギャー言わないけど、内心すんごい色んなこと思っているし色んなことにムカついていてエネルギーがマグマみたいにたまっているのかな(超推測)普段怒らない人が怒ると怖いって言うしね…みたいな。ばんたんって年下メンバーがよく目立っているような気がしているのだけど、実際の舵取りは年上メンバーで、その動力となるエネルギーが年下メンバーってイメージ(超推測)。シュガさんの鬱屈さ、嫌いじゃない。

 

 ほぷさんは、相変わらず器用というかなんというか、こなすなぁって思います。J-HOPEは沼案件だと思っています。

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 ばんたんのダンスは、最初はグクやジミンを見ていたけど、今回はずっとほぷさんを見ている。ほぷさんについては考えても底がない。難しい。

 

 今回、グクやテテは目に留まったけど、ジミンはあんまり目立たなかった気がする。前作の方がジミンは目立っていたから、それとの釣り合いなのだろうか?

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 スクショが上手くいかないから、すごく好きなシーン。ラストの横一列に並んでダンスをするシーン。

 ジミンさんセンターなのだけど、とってもかっこよかった。ここは圧巻です。まさに「王者の気風」。この雰囲気は売れて売れて勢いがあって、って流れがあってはじめて様になるような。そんなシーンのセンターです。音楽番組でのパフォーマンスが見たいな早く。

 

 今まで全然考えたことがないのだけど、魅せ方が上手だなぁと思いました。テテさん。

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 ここが完璧だな、と。魅せ方うまいな、と。

 

 絶対的エースであるジョングクくん。もう言うことがない…。

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 すっかり大人になってしまって、という感じ。数年前のかわいい感じが好きだったんだなぁ~と思いつつ、それはそれとして、彼はすごい。こんだけ前に立ってそれをこなしていしまう、ってのは「黄金」の名は伊達ではない。ただひねくれているので、ジョングクくんはさらなる一面を見せてほしいという難題を挙げてみたい。なんか物足りないのです…ごめんね無茶苦茶な場面を言って。ただ、ちょっとパターン化しているかな、って思ったもので。

 

 そして!

 ばんたんの長兄、ジンさん!!!

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 容赦ないパート割、ですよ。もうジンさんどこ歌っているのかわからないじゃない(わかるけど)。とっておきの部分をよく歌っているジンさんなのだけど、この曲はその要素が弱めなのかしら…?曲そのものが圧倒的なパワーのかたまりであり、勢いを持っているからなのかな、わからない。

 ジンさんについてもほぷさんと同じで沼案件なのですよね…。本当ばんたんとジンとは?って考えただけでレポート書きたいくらい、ばんたんの中のジンさんの役割とか立ち位置とかを考えると話題に事欠かない(同じことがほぷさんでも言える)。

 早くパフォーマンス動画を見て、ジンさんを終始追ってみたい。

 

 この曲ダンスもま~ハードそうなのに、ちゃんと揃っていることがばんたんの実力の高さを証明している…。体格も上背も違うのに揃っているように見えるのは、ものすごく練習したからなのでしょうね(同じことがせぶちでも言える)。ものすごく練習できるってのが、そもそもアイドルとしての力量なのでしょうね。(多分練習すらろくにできないグループもいると思う。もしくは集中力の高さの問題か。あくまで推測だけど)。

 

 ということで、ミュージックビデオを見たときの衝撃はほぼほぼ詰め込むことができたと思います。今年彼らはどんな曲を出すのでしょうか?アルバムも聴き込みます。にしても精力的だし、続き物が多いな。

 

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【gugudan】カムバックするので懲りずにgugudanを改めて愛でよう

 ちょっとあまりにgugudan過小評価されすぎてないの?いや、それはきっと期待の裏返しなのだと思うけど…。gugudan良いと思うよ、実力あると思うよ、みんな知らないだけだと思うよ?ってことでこれを書こうと思います。「おめーらgugudan好きになれ!」って言っているわけじゃないので…すいません。

 

gugudanのアルバムを改めて聴く

 Apple Musicという魔法のツールを手に入れたことで事実上の無敵状態な私(意味:Apple Musicで色んなK-POPアルバムを聴きまくりたいぐへへ楽しい、って近況)。「これも欲しい、あれも手に入れたい」というアルバムがたくさんあって嬉しいのですが、現実それほどCDは買っていません。

 gugudanちゃんのデビューアルバム『Act.1 The Little Mermaid』は、デビュー当時一通り聴いていたのですが、それほど心のアンテナには引っかからず。もちろん活動曲『Wonderland』のメロディは好きなのだけど、それより『Diary』が神曲だのう、と良く聴いていました。

 が改めて、今聴いてみると、何とも良曲ばかりだなと感じるように。その心境の変化は私が「今年はアルバムを通しで聴いてちゃんと楽しむ」というスタンスでいこう、と決めていることもあります。gugudanちゃんのアルバムを聴いて思う、中毒性。何回でも繰り返し聴ける良いアルバムだな、っと。音楽を聴くシチュエーションは様々ですが、私はこのアルバムを「いつもより遠回りして歩きながら聴く際の」同行者に選んでいます。良い。

 

私的『Act.1 The Little Mermaid』の聴きどころ

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トラックリストは

1. Wonderland(活動曲)

2. 구름 위로 雲の上に

3. Good Boy 

4. Diary

5. Maybe Tomorrow

6. Wonderland (inst) 

で構成。

 

1. Wonderland

 イントロで幻想的な雰囲気を演出。まるで遊園地みたいな曲だと思います。可愛い声が似合う曲です。ミナやヘヨンの声がよく合っているしパートも多いです。逆にボーカル陣の「聞かせどころ」がなかなかわかりづらいのが難点か。さりげなく伸びのある歌声をラストは鳴らしているのですがあまり目立たないですね。

 

2. 雲の上に

 ワンダーランドに引き続きイントロが最高にかわいい曲。ミミの声だと思うのだけど歌い方がこちらも最高にかわいい。サビのリズムは結構歌い方が難しい気がする。

 

3. Good Boy

 最初は「なんだかなぁ~」と思ったのですが(苦笑い)聴けば聴くほど好きになる。

 おすすめはナヨンちゃんのパート「1.2.3.4 gugudan break it!」ところ。いい感じにダサくて(褒めてる)病みつきである。やっぱりミミちゃんの声が可愛い。

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 ちなみに秋夕で出した民族衣装の練習動画も可愛いのでぜひ。民族衣装もおしゃれにアレンジされているものなのでしょうか?私はいいと思うな。

 

4. Diary

 神曲。やはりヘヨンちゃんとソイちゃんのBメロのメロディがノスタルジーな感じで哀愁を誘います。アルバム曲としてしっかり支えているような安定感さえ覚える。

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 こういう感じの曲としては、VIXXの『Time Machine』も似ているものがあります。こちらも私とっても好き。

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 ライブ映像ですが、あちこち走り回りぴょこぴょこ踊るVIXXが愛おしい。ライブでこの曲聴いたら、多分泣けるな私。この動画のおすすめポイントは、ラストのサビに向けてメインステージに走りながら向かいつつ、さほどぶれずに自分のパートを歌い上げるケンちゃんのかっこよさです。肺活量すごそう。

 

5. Maybe Tomorrow

 「セジョンの歌唱力が活きてない」と言う人はとりあえずこれ聴いておけ、って思いました。バラード。みんな歌えるんだなぁ、ググダン、って思いました。

 

gugudanのメンバーをおさらい

ハナ

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ハナちゃん。1993年生まれ。gugudanのリーダー。お姉さん。ビジュアルセンター。

gugudanのリーダーとしてメンバーをまとめる。みんなでわいわいしつつ、しっかりまとめるところはまとめる!ってところがあるような気がする。お姉さん組ミミ&ナヨンと組み合わさると収拾がつかなくなる。わちゃわちゃうきうき。

 

ミミ

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ミミ嬢。1993年生まれ。キュート。超かわいい。笑顔が可愛い。声も可愛い。超かわいい。小悪魔的にグループを引っ掻き回す印象。料理がぎこちない。

いたずら好きなのかな、なんか( ̄ー ̄)ニヤリと笑ってとにかく明るいなぁというイメージ。

 

ナヨン

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ナヨン。1995年生まれ。スタイルの良さ。VIXXのMVにも登場していただきました。何でもできる万能さん。「ハハハハ」と口を押えて大笑いしているイメージ。個人的にミミ嬢とタッグを組ませたコンビを「混ぜるな危険コンビ」と私は呼んでいる。マジである意味怖いもの知らない感じがして危険。

 

ヘビン

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ヘビン姐さん。個人的にヘビンさんは、一番素の時のビジュアルが好みです。スタイリングがあんまり好きくない。さておき。歌うま。メインボーカル。のびやかな歌声は良い。セジョンとの区別もつくし。スタイル良い。足細い。料理上手そう。ミミ嬢との料理番組は、withナヨンとwith姐さんバージョンで全然安心感が違うので見てください。Vアプリにあります。既にミュージカルデビュー済み。流石すぎる。

 

セジョン

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セジョンちゃん。多分gugudanで一番有名でしょう。ソロ活素晴らしかったです。歌うまで面倒見良くて性格良くて、でも中身おじさん、ってギャップが愛されまくっている女の子。私はセジョンちゃんの闇が見たいからそれを待っています。笑顔の裏には色々苦労話があると思うんだ。ハードスケジュールで身体を壊さないか心配しています。ううう。

 

ソイ

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ソイちゃん。メンバーのなかで一番背が高いのがソイちゃんです。好き。かわいい。ミステリアス。ググダンの良心だと思っているけれど本当は何者なのかまだわからない。でもいっつも端っこであんまり出てこないから気になる女の子。歌うま。

 

セリ

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セリちゃん。お人形さんみたい。チャイナ。でも絶対気が強いと思うし、活発なタイプだ。パーティー好きそう。一瞬のピースサインだったり笑顔が可愛い。gugudanの可能性でしかない。楽しみ。

 

ミナ

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カンミナちゃん。もちもちしていてひたすらかわいい。まだまだ若いのにしっかりしていて安心して見ていられる。「オンニ~~~~~(姉さん~~~~~)><」ってただでさ細い目をさらに細めて、お姉さま方の後を追っている姿が私は最高に好き。

 

ヘヨン

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ヘヨンちゃん。gugudanの末っ子。歌える。踊れる。かわいい。最強マンネ。セジョンの空白を見事に埋めた『Diary』はすごすぎた。そして羊に追われて泣いていた。可愛くないわけがない。

 

gugudanちゃんの魅力

  1. 落ち着いている
  2. 歌上手い アカペラ楽しそう
  3. 9人の姉妹感があって微笑ましい
  4. それぞれ個性的
  5. これからますます垢抜けるだろうから楽しみ
  6. カバープロジェクトなど空白期間も意欲的
  7. 良曲
  8. 劇団コンセプトだから何やってもいいし迷走とか言われない

を私は挙げます。

 これから清純派に振り切れるのか、あるいはどこに向かうのか。今回のカムバックが楽しみですけれど、すごい中途半端な位置にいることができるのも、魅力の1つじゃないかなと今は思っています。九九段だけに9個目の魅力。

 劇団コンセプトということで「演目が変わる」ってことが最初から許容されている、それってものすごく自由じゃありませんか?それなりに売れているグループはそのグループの「色」ってものがはっきりしています。言語化できなくても、こういうのがVIXXの雰囲気で~こういうのが防弾少年団のカラ―で~こういうのがTWICEで~みたいな。で、一歩そのイメージから外れちゃうと「コンセプトの迷走」とか言ってしまうのです。言わせないようにするためには、ごり押しで力づくてねじ伏せるか(VIXXの『On and on』はその成功例では?防弾少年団の『I NEED U』なんかもガラッと変わったけどそれがその後の新たな色につながったような気もしている)コンセプトのまま続けるか、です。でもgugudanは変われるのかな、と。劇団コンセプトはもう捨てることができないけれど、限りなく変わることの自由度が大きい設定を設けたんだな、と思っています。それが功を奏すかはこれからですが。

 

 ま~すごい難しいと思います。gugudan。プロデュース組の活躍がすさまじかっただけに、そのメリットも大きい反面難しいところもある。しかし、結局gugudanが好き!という人も少なからず出てくるでしょうし、その人口が大きくなるためにはできるだけのことをしていく必要があり、それは他のグループと同じなのだと思いました。

 

 女性アイドルグループは何かに阿ることなく、堂々としていてほしいのでした。これからどうなるのでしょう?何度もこの言葉で結んでいるような気がしますが、これからが楽しみです。いつまでも楽しみでいられると嬉しいです。

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(Oh My GirlとVIXXとSEVENTEENと、まだまだ他にも色んなグループのカムバックも待っているし楽しまねば。ゴルデとかもカムバしてくれないかな)